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公設試験場編

機関名 (19-9) 京都市産業技術研究所 繊維技術センター
分類 (2 テキスタイル 2.3 機能加工 2.3.2 その他の加工)
研究テーマ 高濃度オゾン気相接触法による繊維加工
研究者名 山城 卓巳
概要

オゾンはフッ素に次ぐ強力な酸化剤である。また、速やかに酸素に分解してしまうため二次公害の心配がなく、水や空気(酸素)と電気だけで作ることができ、原料の輸送・貯蔵・供給の手間が一切いらない。そのため、装置としてオゾンガスを密封できれば、薬品を取扱わなくて良いため、作業者にとっては安全である。そこで、高濃度オゾン気相接触法をもちいて、綿布の漂白加工や羊毛の防縮加工を行った。綿布の漂白加工では、漂白後の黄変を起こしにくい加工条件を見つけ出すことができ、また、羊毛の防縮加工では、洗濯回数20回でもほとんど縮まない防縮加工ができた。

キーワード 高濃度オゾン、気相接触、綿布の漂白加工

研究テーマ 電解水を用いた綿布の精練技術
研究者名 吉村 央
概要

2隔膜3層型電解水生成装置から得られた強アルカリ性電解水を用いて綿布の精練を検討した。さらに、強アルカリ性電解水及び強酸性電解水を用いた綿布の連続精練・漂白についても検討を行った。その結果、強アルカリ性電解水に少量の界面活性剤を添加し、120℃で精練を行えば通常のアルカリ精練に近い効果が得られることがわかった。また、連続精練・漂白では、強アルカリ性電解水を用いて精練を行い、続けて強酸性電解水を用いて漂白を行った場合には通常法で行った場合と比べて白度がわずかに低いものの、電解水を使用した綿の連続精練漂白が可能であると思われる。

キーワード 電解水、綿布の精練漂白加工

研究テーマ ダイヤモンド電極を用いた電気分解法による窒素成分の除去
研究者名 山城 卓巳
概要

新しい水質汚濁防止法が、平成16年4月1日から実施された。そこに、「アンモニア性窒素、亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素含有量」、「窒素含有量」等が含まれている。染色業界では、窒素成分を含む排水として、反応染料捺染に含まれる尿素がある。ダイヤモンド電極は、電位窓(電気分解において水の電気分解が起こり始めるまでの電圧範囲のこと)が大変広く、水の電気分解に代わって電気分解しにくい物質の酸化・還元反応を優先的に進行させることができる。そのダイヤモンド電極を用いて、反応染料捺染の排水に含まれる窒素成分除去を試み、90%を超える窒素成分除去に成功した。

キーワード ダイヤモンド電極

研究テーマ 紫外線照射による繊維などの高分子材料の改質
研究者名 小川 賢
概要

紫外線が物質に当たり、吸収されたとき、その紫外線の持つエネルギーが物質を構成する結合のエネルギーを上回るものであった場合、高い確率で結合が解離し、周囲が酸素雰囲気であれば酸化が起こる。また、同時に低分子化、材料と照射条件によっては微細構造変化が起きて力学的物性が変化する。この改質効果を利用すると、短時間の熱水処理でポリ乳酸布帛を部分的に分解したり、塩化カルシウム水溶液を付与して蒸熱処理を行うだけで羊毛布帛に立体柄を付与することなどができる。

キーワード 紫外線照射、高分子材料の改質

研究テーマ レンチキュラーの原理を利用したモアレ柄の表現
研究者名 小川 賢
概要

蒲鉾状のレンズが等間隔に並んだレンチキュラー板を、レンズの間隔に合わせて細線で像を描写した印刷物の上に、細線とレンズが平行になるようにのせると、光の屈折と視差の関係により、左右の目が各々異なる細線で描写された像を捕らえる。そして、細線とレンズの間隔及び細線とレンズのなす角を変化させると、立体的に観察されるモアレ縞が形成される。これを利用すれば、写真に示すようなモアレ柄を表現することができる。

キーワード レンチキュラー、モアレ縞