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公設試験場編

機関名 (19-1) 京都市産業技術研究所 繊維技術センター
分類 (1 繊維 1.1 繊維用高分子 1.1.1 天然系)
研究テーマ カイコのつくる蛍光繭の分析と利用
研究者名 諏訪 裕美
概要

熱帯性多化性品種のカイコがつくる黄色蛍光繭について研究を行っている。これまでの研究で蛍光物質の構造解析や性質について分析・構造解析を行った。その結果、ベンゼン誘導体であるゲンチジン酸やフラボノイド類のケルセチンなどの配糖体であることが明らかになった。このゲンチジン酸やケルセチンはその強い抗酸化力が報告され、抗アレルギー作用、抗ウイルス作用、抗がん作用、動脈硬化抑制作用などの研究が進んでいる物質である。今後の研究ではカイコ体内での蛍光物質生産のメカニズムを探り付加価値の高いバイオマテリアルとしての有効利用を目指す。

キーワード 蛍光繭、機能性物質、ゲンチジン酸やケルセチン、抗酸化力、バイオマテリアル

研究テーマ 繭由来の蛍光物質を利用した新商品の開発
研究者名 小田 明佳
概要

蚕には蛍光を発する繭をつくる品種があり、その蛍光物質は、繭のセリシン層に含まれていることが明らかになっている。このような天然物由来の物質を利用することで、環境負荷の小さなものづくりが可能になると考えられる。そこで新商品開発のために、蛍光強度の強い品種による繭から生糸を製糸し、製織に適した条件を検討し試織を行った。この繭の蛍光については、その強さや色の異なるものがあるため、今後、衣料品やインテリア関係など多方面への展開が考えられる。

キーワード 蛍光繭、機能性物質、ゲンチジン酸やケルセチン

研究テーマ 新規繭に由来する機能性物質の抽出及び繊維への付与
研究者名 倉橋 昌大
概要

有用性が非常に高いため、古来から重宝され続けている絹は、これまで主に素材として若しくはタンパク質・アミノ酸としての利用法が検討されてきた。絹や羊毛のようなタンパク質繊維は、紫外線の照射下で若干の蛍光を発することが知られているものの、これを積極的に利用することは少なかった。そこで、熱帯種の多化性品種の繭から蛍光物質の抽出方法を種々検討するとともに、抽出した蛍光物質を各種繊維へ吸着させ、吸着後の薬品耐性、耐光性等を検討したところ、温度やpHで耐性が異なることや耐光性が低いことが分かった。また、蛍光物質の蛍光色を変化させる方法も見出した。

キーワード 蛍光繭、機能性物質、ゲンチジン酸やケルセチン