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公設研究機関編

NO.504
機関名 独立行政法人 産業技術総合研究所 環境化学技術研究部門
研究テーマ分類 2.テキスタイル 2.3 機能加工 2.3.2 その他の加工
研究者名 精密有機反応制御グループ 大内 秋比古
概要

1.繊維工業への光プロセスの利用とその展開

光プロセスは従来の熱プロセスとは異なる原理が働いているので、光と熱の作用の違いを十分理解した上で光の利用を図っていく必要がある。当研究室では現在、綿布の光漂白法の開発と実証試験、及びセルロース系繊維の光化学的修飾に関する研究を行っている。


木綿の光漂白

綿布が製品になる迄の多くのプロセスの一つに漂白が有るが、現行の漂白プロセスは多量の塩素系漂白剤を使用した典型的なエネルギー多消費型プロセスにより行われている場合が多い。そこで、漂白プロセスの環境負荷の低減と省エネルギー化を目的に、非塩素系薬剤と光照射を用いた室温での漂白法の開発を行った。本漂白法は従来法の改良ではなく光化学の原理を利用したもので、従来の亜塩素酸ナトリウムによる漂白と同等の効果を完全なハロゲンフリープロセスにより従来法の21%以下の消費エネルギーで得ることができた。


実機による綿布の光漂白実証試験

上記で開発した綿布の省エネルギー型ハロゲンフリー光漂白の内、酸化漂白についての実証試験を行った。その結果、過酸化水素とブラックライトを用いることにより従来の亜塩素酸ナトリウムによる漂白と同等の効果を従来法の50%以下の消費エネルギーで得ることができた。



2.ポリエステル綿混紡の簡易分離法

ポリエステル綿混紡製品の簡易分離法が無い為それら製品のリサイクルにおいて大きな制約があったが、酸触媒を用いた溶剤中で加熱処理することにより綿を粉末としてポリエステルより容易に除去することができた。



キーワード レーザー反応、有機光化学、光漂白、光反応性材料、光化学的材料創製環境調和型プロセス、リサイクル技術