メニューページへ
はじめに
調査の目的
事業概要
研究開発調査事業委員会委員名簿
調査実施スケジュール
データベース
研究テーマの分類
大学編
引用文献
大学編・研究テーマ別索引
大学編・研究者名50音順索引
大学別50音順索引
大学編・検索(PDFファイル)
公設研究機関・試験場編
公設研究機関一覧
公設研究機関別索引
公設研究機関・研究テーマ別索引
公設研究機関編・検索(PDFファイル)
公設試験場一覧
公設試験場別索引
公設試験場・研究テーマ別索引
公設試験場編・検索(PDFファイル)
検索の手順

公設研究機関編

NO.501
機関名 独立行政法人 理化学研究所 中央研究所
研究テーマ分類 1.1 繊維用高分子及び機能性高分子 1.1.2 合成系
研究者名 伊藤細胞制御化学研究室 主任研究員 伊藤 幸成
袖岡有機合成化学研究室 主任研究員 袖岡 幹子
高分子化学研究室 先任研究員 阿部 英喜
概要

1. 遺伝子工学によるバイオポリエステルの効率的生産



再生可能な生物資源から生産され、微生物によって分解されるバイオポリエステルを、効率よく生産するシステムの開発を行っている。自然界からポリエステルを合成する微生物をスクリーニングし、そのポリエステルの生合成機構について調べています。これらの微生物から単離されたポリエステル合成遺伝子に人工的な変異を導入すると、天然の微生物よりもポリエステル合成能が高い組換え微生物を作ることができる。さらに、ポリエステル合成遺伝子を植物に導入し、光合成によりポリエステルを合成する遺伝子組み換え植物を作ることを試みている。



2. 環境調和型触媒反応の開発



将来的な地球環境の維持の為には、多くの資源とエネルギーを消費し、多くの廃棄物を副生する従来型の化学反応プロセスを、省資源、環境調和型のプロセスに置き換えていくことが求められています。環境調和型反応のポイントは、1)化学量論反応から触媒反応へ(試薬のゴミをださない)、2)高い選択性(副生成物のゴミをださない)、3)緩和な反応条件(加熱や冷却に必要なエネルギーが少ない)、4)環境毒性の低い溶媒(水やアルコールなど)である。本研究では、このような新しい環境調和型の触媒反応を開発することが目標です。特に、遷移金属触媒を用いる不斉反応の開発に焦点をあてて研究を行っている。



3. 生物資源を原料とした新規高性能高分子材料の化学合成法の開発


再生可能な生物有機資源を原料として、化学合成法により、高性能・高機能な新規高分子材料を創製することが目標である。生体高分子の構造と性能・機能との相関をモデルとして、例えば3個のエステルユニットごとに1個のアミドユニットが連結した、規則性周期連鎖構造を有する共重合体の合成に成功した。得られた共重合体は、耐熱性に優れた高性能な新規高分子素材となることがわかった。また、分子鎖末端を様々な官能基で置換した高分子素材の合成にも着手している。分子鎖末端の材料表面への偏析特性を利用し、新しい機能性材料の創出がねらいである。



キーワード 遺伝子工学、バイオポリエステル、環境調和型触媒