本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > 支援情報・機関を知る > 施策活用企業事例

施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2015年]

御用聞きサービスと顧客ニーズ収集による店舗改善【ほりべストアー】

[小売・卸|埼玉県]専門家派遣なしなし

企業概要

長年地域に親しんできた店構え

長年地域に親しんできた店構え

ほりべストアーは、昭和48(1973)年に現代表の堀部雅司氏が個人事業として創業した地域密着型の小売店です。平成9(1997)年には、息子の裕之氏が後継者として入社し、現在、店長として店舗を切り盛りしています。40年以上にわたる業歴の中、代表者・店長ともに地域住民からの信頼が厚く、二人とも地元商工会の役員を務めています。
 家族従業者3名、パート1名という人員構成で、営業時間は朝8時から夜8時30分、主要顧客は店舗近隣に居住するご高齢の方々であり、店舗側としてはそのような顧客に対して積極的にコミュニケーションを図っています。また、店頭販売だけでなく無料配達も行っており、創業以来赤字決算は過去1度だけという業容で現在に至っています。
 取扱品目は、酒・食料品・たばこ・雑貨などですが、この他に店内調理による惣菜・弁当が人気商品となっています。具体的な品目としては、フライ・ナポリタン・焼きそばの他、ご高齢のお客様に人気のきんぴら・天ぷら・煮物などを提供しています。味付けや盛り付け量など、顧客の要望に応じた調理が可能であることも人気の一因と考えられます。
 また、近隣には寺院があり、法事・お盆・お彼岸の際に仏花、線香、お供え物などが参拝客に購入され、ほりべストアーの利便性が強く発揮されています。
 その反面、食料品卸業者などの肉や魚の仕入先が廃業などを理由に減少しつつあり、ほりべストアーの商品ラインに影響を及ぼしているだけでなく、新商品や世間一般の売れ筋商品の情報収集に、支障を及ぼしつつあります。

豊富な品ぞろえを誇る酒類豊富な品ぞろえを誇る酒類 顧客の要望にも対応できる店内調理の惣菜顧客の要望にも対応できる店内調理の惣菜
企業名 ほりべストアー
代表者名 堀部 雅司 従業員数 4名
資本金 売上高 5,089万円(平成25年12月期)
住所 埼玉県久喜市菖蒲町新堀430-2
電話番号 0480-85-0152
主要製品 酒、食料品、弁当、たばこ、雑貨などの販売

制度を利用するきっかけ

近年、スーパー、ショッピングセンター、ドラッグストア、コンビニエンスストアなどが、ほりべストアーの近隣に進出し、来店者数が減少するようになり、創業以来初の赤字決算に陥りました。
 そこで、店長の堀部氏がこの状況を打開するために、久喜市商工会菖蒲支所に経営相談に出向いたところ、中小企業新事業活動促進法に基づく経営革新計画の作成・承認制度を紹介され、専門家派遣制度を活用して計画作成の支援も受けられることなどから、同制度を活用することとしました。

支援内容

今回の支援で活用した経営革新支援法は、中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律に基づき、経営課題にチャレンジする中小企業の経営革新計画について、都道府県の承認を受けることで資金調達や販路開拓等についての支援が受けられるものです。
 堀部店長、商工会の経営指導員、専門家として派遣された中小企業診断士の3名で経営革新計画の作成を行う中、これまでのような顧客の来店を待つ商売ではなく、ほりべストアー側から積極的に顧客へ出向いて商売をする方針を打ち立てました。
 かねてから、トイレットペーパーなどのかさばる商品、酒類などの重量物を店頭でお買い上げくださった顧客や、これらの商品を電話で注文してくださった顧客には無料配達を行っていました。なお、配達時には顧客宅の冷蔵庫に商品を入れることも依頼されるほど、深い関係性が構築されています。そこで、この取り組みをさらに推し進めるべく、顧客の購買履歴に基づき、定期的にほりべストアー側から電話で御用聞きを行い、商品を無料配達するという形で新規事業を立ち上げることとしました。
 さらには、配達時にほりべストアーの品揃えやサービスに関するご要望を伺い、それを反映させた店づくりを行うことにより、来店客への利便性を向上させる取組みも行うこととしました。
 このような取組みも、一部の顧客だけでなく、商圏内の顧客に広く周知していく必要があります。そこで、定期的に新聞の折込チラシやポスティングのチラシで周知したり、ホームページを立ち上げて若年層にもアピールしたりするなどの取組みを検討しました。 これに伴う雇用計画の他、売上・利益計画、行動計画なども盛り込み、経営革新計画を完成させ、県知事からの承認を得ることができました。

支援の結果と今後の展開

経営革新計画の作成・承認取得を通じて、ほりべストアーの活かすべき強みを用いた新規事業を打ち立てることができました。また、数値で物事を捉える必要性も強く感じることができ、勘や経験だけに頼らない事業展開が可能となりました。
 さらに、5年後のビジョンも明確となったことから、今後は、御用聞きサービスだけでなく、設備投資による店内の充実や、市内の小売業者と連携したイベントなども企画し、地域における存在感をさらに高めるべく取組んでいる最中です。

お問い合わせ先
久喜市商工会 菖蒲支所
0480-85-0311

このページの先頭へ