本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > 支援情報・機関を知る > 施策活用企業事例

施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2015年]

市場ツアーと新規メニューを通じてコミュニティ促進に挑む寿司店【食彩創鮓 石橋坂】

[食料・食品|埼玉県]専門家派遣なしなし

企業概要

人気の「女子会コース」

人気の「女子会コース」

石橋坂は、創作料理を取り入れた懐石料理を提供する寿司店です。店主の島野道春氏は、学生時代から寿司店でアルバイトを始め、その後本格的に寿司職人として修業を重ね、持ち帰り寿司店の運営を経て、平成14(2002)年5月に開業しました。
 現在は、毎朝島野氏自らが市場に通い、長年の経験に培われた目で見定めた天然物の魚を仕入れて、その日のメニューをその日仕入れた食材から決めています。白米は自家製のものを使用しており、日本酒は純米酒、焼酎ならば乙類にこだわり、個性豊かな味のあるものを取りそろえています。
 また、しゃりに使う酢は3種類のもの(米酢1種、赤酢2種)をブレンドし、さらに醤油は2種類のものをブレンドして提供しており、まろやかな旨味とほのかな香ばしさが魚本来の味を引き立てています。
 店舗は中心市街地から距離を置いた立地であり、斬新かつモダンな和風の雰囲気を醸し出していることから、隠れ家的な印象を受けます。来店客の8割は予約客であり、食材のロスを見越した価格設定をする必要性は低いことから、一般的な寿司店に比べるとリーズナブルな価格設定となっています。
 来店客は圧倒的に女性が多く、平日昼に来店される顧客の男女比は男性1に対して女性9、平日の夜でも男性4に対して女性6となっています。週末においては、昼夜問わず男性客と女性客の割合は半々となっています。

顧客と店主による「市場買い物ツアー」顧客と店主による「市場買い物ツアー」 10年熟成みりんソースがけバニラアイス10年熟成みりんソースがけバニラアイス
企業名 食彩創鮓 石橋坂
代表者名 島野 道春 従業員数 4名
資本金 売上高 2,145万円(平成25年12月期)
住所 埼玉県東松山市大字石橋77-1
電話番号 0493-22-3500
主要製品 寿司、海鮮料理

制度を利用するきっかけ

リーマンショックや東日本大震災の影響を打開するべく、さまざまな試みを積み重ねてきた島野氏ですが、その試みのひとつである「女子会コース」に多くの需要を見つけることができました。
 さらに店舗運営に勢いをつけるべく着目したのが、小規模事業者持続化補助金です。当該補助金を活用するべく東松山市商工会へ出向き、経営指導員や専門家に相談をする中で、経営革新計画の承認制度を知り、これに取り組むこととしました。

支援内容

今回の支援で活用した経営革新支援法は、中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律に基づき、経営課題にチャレンジする中小企業の経営革新計画について、都道府県の承認を受けることで資金調達や販路開拓等についての支援が受けられるものです。
 石橋坂店主の島野氏と東松山市商工会の経営指導員、そして専門家派遣制度により派遣された中小企業診断士の3名で、経営革新計画の作成を進めました。その中で、今回の経営革新事業では、地域コミュニティの促進というコンセプトを定めました。
 テスト的に導入していた「女子会コース」は、コース料理の美味しさに加えて、顧客である女性同士が気兼ねなく交流できることがヒットの主たる要因でした。さらに地域におけるコミュニティを促進させるための方策を検討したところ、同店主が毎朝市場へ仕入れに行く際に、希望する地域住民も同行できることとし、市場で買い物ができるという「市場買い物ツアー」の本格的な立上げという案が出ました。
 「女子会コース」では女性同士のコミュニティを、「市場買い物ツアー」では地域住民と同店主である島野氏とのコミュニティを構築します。このような形で、同店が地域コミュニティ創造の核となるべく取り組むことを、経営革新計画のテーマとしました。
 これらの事業を告知するために、ホームページの改修を行うこととし、また、ホームページのアクセスを増やすために、動画サイトとの連携を図ることとしました。さらに、ツイッター、Facebook、店内POPなども充実させることとしました。
 これらの取組みを踏まえた上で売上・利益計画、行動計画なども詳細に策定し、経営革新計画に盛り込み、県からの承認取得となりました。

支援の結果と今後の展開

経営革新計画を作成したことで、5年後のビジョンやそれを達成するための課題も明確になりました。また、数値計画も立案したことから、勘と経験に加え、数値で経営を考えることも可能になりました。さらに、石橋坂店主の島野氏が持っているさまざまな事業アイデアを表出させることができ、その中には今後の事業展開に活かせるものも見つかりました。
 今後は、地域における石橋坂の存在感をさらに大きくしていくべく、経営革新事業を進めていくとともに、第2第3の新規事業を検討しています。

お問い合わせ先
東松山市商工会
0493-22-0761

このページの先頭へ