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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2015年]

農家4軒が集まり、それぞれの強みを生かして深蒸し茶を生産・販売【深緑茶房】

[農林水産|三重県]相談・アドバイスその他なし

企業概要

農家4軒が集まり、それぞれの強みを生かす

農家4軒が集まり、それぞれの強みを生かす

有限会社深緑茶房は、三重県松阪市飯南町でお茶を生産している農家3軒が、1999(平成11)年に集まって作った会社です。現在はさらに1軒が加わり、生産、販売と役割分担をしながら、自ら栽培した『深蒸し茶』を販売しています。お茶といえば静岡県が有名ですが、三重県は全国第3位のお茶の生産量を誇ります。北伊勢は『かぶせ茶』、南伊勢は『深蒸し茶』が有名で、飯南町は町の中心を櫛田川が流れ、山に囲まれた土地で、昼夜の寒暖差が甘味のあるお茶を育む『深蒸し茶』の産地です。

『深蒸し茶』の作り方は煎茶と同じで茶葉を水蒸気で蒸し、よく揉んで細長い形にします。煎茶に比べ3倍ほど長い時間蒸したものを『深蒸し茶』といいます。ほどよい甘みとほろりとした渋みで、苦味が少ないのが特徴です。深緑茶房では、2000(平成12)年に土づくりと減農薬・減化学肥料を実践してエコファーマーの認証を受け、2009(平成21)年には「JGAP」(※ 食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる認証)の日本緑茶の認証を取得しました。日本緑茶での取得は、全国で6番目、東海三県では初の取得でした。

なお、2004(平成16)年3月には、緑茶喫茶『日本茶カフェ』をオープンしました。『深蒸し茶』は湯冷ましして入れると甘味とうま味の両方が味わえますので、日本茶インストラクターが丁寧にお茶の入れ方を教えながら最高の日本茶を提供しています。菓子工房のパティシエは、高校生レストランで有名な相可高校・食物調理科出身者で、スィーツ目当ての来店客が増加しています。松阪本店以外にも2010(平成22)年11月に津駅前店をオープンし、さらに2013(平成25)年7月には名古屋駅前店をオープンして、『深蒸し茶』やスイーツを楽しんでもらっています。

伊勢茶販売&緑茶喫茶の松阪本店伊勢茶販売&緑茶喫茶の松阪本店 伊勢茶の収穫風景伊勢茶の収穫風景
企業名 有限会社深緑茶房
代表者名 松本 浩 従業員数 18名
資本金 1,770万円 売上高 1億7,000万円
住所 三重県松阪市飯南町粥見4209-2
電話番号 0598-32-5588
主要製品 伊勢茶販売(松阪本店、津、名古屋)、緑茶喫茶(松阪本店、名古屋)

制度を利用するきっかけ

三重県産業支援センターが、県内中小企業の電子商取引促進のために構築したインターネット・ショッピングモール「バーチャルショップみえ」へ申し込んだことがきっかけとなりました。

支援内容

今回活用した施策である「バーチャルショップみえ」は、2003年4月~2006年3月までの3年間の事業として運営されました。実際に決済などを体験することができるショッピングモールで、モールマスターによるメーリングリストによる支援や、バーチャルショップ道場で学ぶことができました。また、「総合相談」では、中小企業・小規模事業者の皆様の総合相談の窓口として売上拡大、経営改善など経営上のあらゆるお悩みの相談に対応しています。

■「バーチャルショップみえ」で電子商取引体験
 店売り以外に年3回発行するDMによる通販を行っており、通販のお客様からネットでも購入したいというニーズがあり、相談したのがきっかけです。当時、独自のホームページを準備中でしたが、まずは「バーチャルショップみえ」を通じて、電子商取引を体験しました。
 「バーチャルショップみえ」では、モールマスターが運営するバーチャルショップ道場を3年間で計26回開催しました。「Photoshop Elementsを使ったバナー画像の作成」など、さまざまな講座を受講し、電子商取引について学びました。
 また並行して、自社のホームページでもネットショップの立ち上げを行い、基本部分はITベンダーへ作成依頼しましたが、修正などは自社でやりたいとの希望から、DreamWeaverというソフトを購入しました。ホームページビルダーなどと違い、プロ向けのソフトなので扱い方や疑問点へのアドバイスを、「総合窓口」で受けました。そのほかにも、ホームページへの集客方法やブログによる情報発信などをアドバイスされ、現在はスタッフや社長自らがブログを通じて日本茶の魅力を発信しています。

■天皇杯のPR
 第45回農林水産祭で「天皇杯」を受賞しましたが、単に賞状と杯をもらうものだと思って、話を聞いてみたら違っていました。まずは明治神宮でいただいた天皇杯のトロフィーを預かって店に展示し、時間をおいてから皇居に参内し、天皇杯を天皇陛下にお返ししながら天皇、皇后両陛下にお言葉を返すという、大変に名誉な賞でした。
 その後、天皇杯受賞記念茶の販売を計画していた際には、ブログやDMにおいて、天皇杯とはどのように権威のある賞であるかをアピールするように、アドバイスされました。
 なお、2014(平成26)年に天皇皇后両陛下が伊勢におみえになられ、斎宮にお立ち寄りになられた時にも、深緑茶房でお茶をお出ししました。

支援の結果と今後の展開

情報発信を続けることでテレビや雑誌などで取り上げられる機会が増え、遠方からの来店客が増加しています。

現在の課題は、ペットボトルでお茶を飲むのが当たり前で、急須を使ったことがなくお茶の入れ方も知らない若い世代への訴求です。深緑茶房では本店、津駅前店、名古屋駅前でおしゃれな茶器やお茶にあうスイーツを用意し、日本茶インストラクターがお茶の入れ方を丁寧に説明することで、若い人に少しでも日本茶ファンになってもらうよう頑張っています。

お問い合わせ先
(公財)三重県産業支援センター
059-228-3321

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