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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2015年]

健康志向でオシャレな地域の人々に愛される手作りベーグル店の展開【BAGEL ラクダピクニック】

[食料・食品|愛媛県]相談・アドバイスなしなし

企業概要

店構え(少し狭い店内の様子も…)

店構え(少し狭い店内の様子も…)

ラクダピクニックは、地域の健康志向でオシャレな幅広い年齢層の人々に対し、本格的な手作りベーグルを販売するベーグル専門店で、平成26年2月にオープンしました。
 同店のベーグルは、手作りパン店で販売しているベーグルよりも柔らかめで、モチモチとした食感があります。何度も試作して厳選した国産の小麦粉と天然酵母を用いて、添加物や卵・乳製品を使用しない生地を一つひとつ伸ばして巻いたものをオーブンで焼いて作ります。地域性や季節感のある食材を加えたものやクリームチーズを挟んだもの、野菜とエビ・生ハム・チーズ等のサンドイッチもあるので、毎日20種類以上の商品が、店頭に並びます。
 顧客は主に女性で、幅広い年齢層の方が来店されます。なかには、職場からまとめ買いに来られる方や、お土産として利用してくれる方などもいます。さまざまな種類のベーグルをゆっくり迷いながら選ぶことが癒しにつながり、それを食べて幸せな気持ちになって、健康的で楽しい時間を過ごしてもらえたら、と思いながらベーグルを焼いています。
 なお、現在の課題は二つあります。一つは店内が狭いので、お客様3~4人で満員になってしまうことです。時間帯によっては外で待ってもらうなど、大変迷惑をかけている状況です。そしてもう一つは、もっと多くの人に同店のベーグルを食べてもらうことです。日によっては、昼過ぎに売り切れてしまうことなども含め、これからの店の在り方を検討したいと考えています。

種類の豊富なベーグル陳列状況種類の豊富なベーグル陳列状況 代表者と温かい手作りベーグル代表者と温かい手作りベーグル
企業名 BAGEL ラクダピクニック
代表者名 山内 隆子 従業員数 2名
資本金 売上高 878万円(初年度計画)
住所 愛媛県松山市本町6-11-1 プレジデント松山1F
電話番号 050-3693-1215
主要製品 手作り本格ベーグル(プレーン、季節の果物、サンドイッチ等)

制度を利用するきっかけ

山内氏はベーグルの魅力を広めたいと、平成24年4月にベーグルカフェを開店しましたが、顧客の拡がりがなく、業績も伸びないためカフェを閉店し、新たにベーグル専門店開業を考えていました。そして松山商工会議所の経営相談窓口を訪ねたのがきっかけとなり、平成24年度創業補助金「地域需要創造型企業・創業」に応募することにしました。

支援内容

今回活用した「創業補助金」は、新たに創業(第二創業を含む)を行う者に対して、その創業等に要する経費の一部を助成する事業で、新たな需要や雇用の創出等を促し、我が国経済を活性化させることを目的としています。
 また、経営相談窓口(松山商工会議所)は、「悩む中小企業」の経営課題を解決に向け、様々な支援策等を最大限に活用して、成長に至るまでの一貫した支援を行います。
 ラクダピクニック代表の山内氏は、子供の頃からお菓子やパンを作ることが大好きで、大学卒業時には大手製パンメーカーへの就職内定を得たほどです。しかし、家族の反対で県内企業に就職して自宅で腕を磨き、友人や親戚に喜ばれていました。結婚生活で関西に住んでいた頃においしいベーグルと出会い、毎日買いに行くほど惚れ込んでいましたが、松山に戻りそれが出来なくなりました。そこで、その味を再現できないかと自分でベーグルを作るようになり、試行錯誤を繰り返して、天然酵母を使ったパン教室で習ったり、評判の良い店のベーグルを取り寄せたり、天然酵母や小麦粉の種類を変えたりしながら2年がかりで、おいしいベーグルを焼けるようになりました。そこで山内氏は、この健康に良くておいしいベーグルを多くの人に食べてもらいたいと考え、平成24年4月にベーグルカフェを開店しました。しかし、顧客には喜ばれるものの、顧客層に拡がりがなく、業績も伸びなかったためカフェの閉店を決意し、新たにベーグル専門店の開業を目指すことにしました。
 この段階で、松山商工会議所の無料窓口相談に行きました。カフェ開店時は、創業の専門家に相談することがなかったため、創業の基本から学び直してもらい、頭の中の事業計画を文章に落とすことを繰り返し行いました。ここで、動機の部分を徹底的に深掘りし、経歴を補いました。そして、モデリングの手法を用いてイメージを確立し、支援する側と受ける側のギャップを極力小さくして、事業計画のブラッシュアップを実施しました。20種類以上のベーグルそれぞれに対する原価を具体的に計算し、販売価格、販売数量予測をこれまでのカフェでの経験も活用して平日と休日に分けて行い、その精度を高めました。それと同時に、新たな季節の食材を使用したベーグル商品の開発も行いました。
 相談時期が平成24年度創業補助金「地域需要創造型起業・創業」の募集期間中であったので、事業計画書の製品の独創性をさらに強めて、手作りパン店との違いを明確にしました。また、オーブンなどの設備や店舗改装の見直しやベーグルの魅力の発信方法の改善、そして2年目、3年目の新たな取り組みについても、手持ちの資料とヒアリングにより実現可能性を検証し、その可能性を高めました。

支援の結果と今後の展開

支援の結果、平成24年度創業補助金に採択され、交付決定を受けました。代表の山内氏は計画通り、手作りベーグル専門店をオープンしました。業績は概ね順調で、日によっては昼過ぎに売り切れる状況です。顧客はベーグルの良さを知っている人が多く、リピート率が高いので安定しています。しかし、それに安住することなく新商品開発やイベントへの出店など、計画2年目に向けて新規顧客開拓と商品力向上に努めています。

お問い合わせ先
(一社)愛媛県中小企業診断士協会
089-961-1640

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