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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2014年]

花豆や栗など地元産の素材にこだわった商品開発へのチャレンジ【いちご】

[食料・食品|秋田県]専門家派遣相談・アドバイスその他

企業概要

花豆ぬれ甘なっとう

花豆ぬれ甘なっとう

有限会社いちごのある仙北市角館は県内有数の観光地で、みちのくの小京都と呼ばれる武家屋敷や桜などを目当てに、年間約300万人近い観光客が訪れます。
 同社の佐々木正昭社長は、角館菓子工業組合の会長を務めることもあり、その観光客に喜んでもらえる角館ならではのお土産用のお菓子を提供したいという想いを常々抱いていました。そこで、その第一段として平成24年に地元産の花豆を素材とした商品作りに取り組むことにしました。
 また、平成25年には、佐竹公が丹波(京都)、美濃養老(岐阜)地方から種子を導入し、300年ほど前から仙北市の西木町を中心として栽培されている西明寺栗を使用して、栗の実をカステラで包んだ新たな焼き菓子にも挑戦しています。
 今まで同社の甘露煮、渋皮煮、マロングラッセはLサイズの西明寺栗を使用していましたが、この取り組みには3Lサイズを使用することが特長で、秋田県内で西明寺栗の最大栽培規模を有する農家の協力を得ることで、良質で大粒の栗を安定的に確保することができるようになりました。

花豆かの子と花豆スイートポテト花豆かの子と花豆スイートポテト 花豆マドレーヌ花豆マドレーヌ
企業名 有限会社いちご
代表者名 佐々木正昭 従業員数 4名
資本金 500万円 売上高 4,500万円
住所 秋田県仙北市角館町大風呂2番地
電話番号 0187-54-1997
主要製品 地元産の花豆を素材とした花豆ぬれ甘納豆、花豆抹茶及び各種洋菓子類

制度を利用するきっかけ

花豆をお菓子の素材として加工することは、既存の技術で十分に対応できましたが、観光客に求めてもらう商品としては一定の日持ちが必要であり、その打開策を色々と模索していたところ、公設研究所から、あきた企業活性化センターを紹介されたのがきっかけです。

支援内容

今回活用した平成24年度専門家派遣事業は、創業や経営の向上を図る個人や中小企業者が抱える様々な課題に対し、あきた企業活性化センター登録の民間専門家を派遣して、課題解決のための診断・助言を行うものです。また、平成25年度あきた農商工応援ファンド事業は、県内の農林漁業者と中小企業者等が連携し、お互いのノウハウや技術等を活用して取り組む新商品開発や販路開拓等に対して助成金を交付するものです。
 秋田県は、人口減少や少子高齢化の進行が全国一で、特に小売業では売上減少の大きな要因となっています。同社においても売上が伸び悩みの状態にあり、観光客や消費人口が集中している首都圏をターゲットにした商品開発及び販路開拓が求められていました。
 そこで、地元の特産品を素材とした商品開発をコンセプトに、まず取り組んだのは地元産の花豆を素材とした商品開発です。しかし、花豆をお菓子にする技術は持ち合わせているものの、日持ちをいかに延ばすかの課題が立ちふさがりました。観光客にお土産として買い求めてもらうためには、一定の日持ちが必要になります。そこで、食材の加工技術に詳しい専門家から賞味期限を45日までに延ばす製法の指導を受け、これによって商品化への目処がつけられました。
 また、地元の西明寺栗の栽培農家と連携して取り組んだ商品開発については、製造工程で発生する栗の収縮対策等の技術課題を、県の総合食品研究センターから指導を受けて改善を図るとともに、製品試作やニーズを把握するための首都圏向けマーケティングの実施、パッケージデザインやパンフレット・リーフレットの作成、各商談会への出展など販路拡大にかかる諸経費については、県の農商工応援ファンド事業を活用するため、平成25年度第3回目の応募に申請し、採択されました。その際、応募に係る事業計画策定やデザインの有効活用、販売戦略、競合品との差別化、地域特性を出すことの優位性など、商品化への取り組みについては、あきた企業活性化センターの専門員に、全面的にアドバイスをいただきました。

支援の結果と今後の展開

専門家から指導を受けた製法で商品化した「花豆ぬれ甘なっとう」は、一定の日持ちを保ちながらふっくらと柔らかく仕上げることに成功し、第32回秋田県特産品開発コンクールで奨励賞を受賞しています。これがきっかけで問い合わせも増加しており、同社の代表的な商品になっています。
 また、西明寺栗を素材としたマロングラッセ等の試作も順調に進んでいます。

お問い合わせ先
(公財)あきた企業活性化センター
018-860-5610

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