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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2014年]

竹材の3次元自由方向成形・加工装置の試作開発【テオリ】

[その他|岡山県]専門家派遣相談・アドバイスなし

企業概要

竹家具製品(同社の既存製品)

竹家具製品(同社の既存製品)

株式会社テオリは、竹を素材とする高品質の家具・装備品の製造業者です。同社が生産する製品は、平成20(2008)年の北海道洞爺湖サミット(環境サミット)の会場内におけるコンセプトハウス「ゼロエミッションハウス」の各国のファーストレディ用の椅子に採用されました。また、ニューヨーク近代美術館〔MoMA(モマ):The Museum of Modern Art, New York〕のミュージアムショップで取り扱われるなど、同社の竹材の加工技術やデザイン性は高く評価されています。
 製品の分野はダイニング、リビング、インテリアと幅広く、同社はこうした竹を素材とする家具のほか竹表皮塗料、化粧品、浴用化粧品など、これまで竹を素材とするさまざまな新製品開発に取り組み、積極的な経営革新に取り組んできました。
 竹表皮塗料は、竹のもつ優れた殺菌性、抗菌性や、撥水性、防水性に着目して同社が独自に研究開発したもので、孟宗竹の表皮抽出物から製造した自然塗料です。竹に殺菌性や防腐効果があることは日本では古くから知られ、タケノコの皮が包装に利用されてきました。
 同社では竹のさまざまな利用を進めてきましたが、さらにハイエンドの竹素材家具製品の生産を目指して、新たに竹材の3次元・自由方向成形を可能とする技術開発を進めています。

孟宗竹の表皮抽出物より製造した抗菌性の竹表皮自然塗料孟宗竹の表皮抽出物より製造した抗菌性の竹表皮自然塗料 椅子(竹材の3次元・自由方向成形技術による試作品)椅子(竹材の3次元・自由方向成形技術による試作品)
企業名 株式会社テオリ
代表者名 代表取締役 中山 正明 従業員数 21名
資本金 1,000万円 売上高 3億9,000万円
住所 岡山県倉敷市真備町服部1807番地
電話番号 086-698-4526
主要製品 竹を素材とする家具、竹表皮自然塗料、竹を素材とする家具、竹素材浴用化粧品など竹を素材とする各種製品

制度を利用するきっかけ

テオリが立地する倉敷市真備町の商工会を通じて専門家派遣要請を行い、専門家が支援を実施しました。
 なお、同社はこれまでにも竹をテーマとして、さまざまな新製品開発を行うなど、経営革新に積極的に取り組んでおり、また当該専門家は以前から同社に対して各種テーマで支援を行い、豊富に情報を有していたことから今回も求められた支援について、比較的円滑に支援を進めることができました。

支援内容

「竹材の3次元自由方向成形・集成(接着・再構成)一体処理・加工装置の試作開発」のテーマでテオリが「ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金」(ものづくり補助金)の申請を進めており、当事業に関する計画書の作成等の支援を行いました。
 (1)ものづくり補助金の交付申請
 採択されたものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助事業の交付申請について支援を行いました。テーマの「竹材の3次元自由方向成形・集成(接着・再構成)一体処理・加工装置の試作開発」について、いくつかの方法が試作検討されていました。そこで、より確実な方法として同社の従来技術を改善する方向での取組みを行うとともに、地域資源活用事業ではより革新的な技術開発を目指すことなどについて、経営者、支援機関担当者などと検討を行いました。
 (2)地域資源活用事業
 中小企業基盤整備機構の担当者の訪問を要請し、経営者、支援機関などと検討を行いました。地域資源活用事業に関しては、上記のものづくり補助金と異なり、地域資源登録(倉敷市)を受けている国産の竹材の利用が前提となります。
 ものづくり補助金では、より確実に同社の従来技術を改良する方法で対応する一方、地域資源活用事業ではより革新的な技術開発を行い、国産竹材を活用した取組みとすることなどの検討を行いました。
(3)六次産業化の取組み
 同社では、将来は竹材の加工だけでなく、竹材の育成という1次産品の生産段階から取組むことも検討しており、農林水産省の主管となる六次産業化に関する各種支援制度についても情報提供を行いました。
 なお、地域資源活用事業と六次産業化事業は助成内容が異なるので、それぞれの特徴や相違点などについて情報提供を行いました。

支援の結果と今後の展開

「ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助事業」が採択されたことにより、量産試作開発のステージを進めることができました。量産試作が順調に進めば、量産に伴う販路開拓の取組みという新たなステージに進むものと考えられます。
 さらに、豊富に存在する国産竹を使用する別方式の革新的な量産方式の開発も検討しており、倉敷市の地域資源である竹をテーマとする地域資源活用事業の取組みや、竹の育成段階から取り組む六次産業化も視野に入れた展開が検討されています。

お問い合わせ先
岡山県商工会連合会 広域サポートセンター
086-224-4341

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