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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2013年]

活イカをその場でさばく居酒屋【魚一(とといち)】

[サービス|埼玉県]インキュベーションなしなし

企業概要

店舗入口

店舗入口

魚一(とといち)は平成23年11月、現在店主を務める赤岩啓介氏が埼玉県越谷市に個人事業として立ち上げた居酒屋です。赤岩氏は、料理長として勤務していた飲食店運営会社を平成23年5月末に退職し、約半年間の準備を経て開業に至りました。

木のぬくもりを活かした純和風の店内にはカウンターのほか、2つのテーブル席、掘りごたつ式の小上がりが設置され、約30名を一度に収容することが可能です。

また、店内には2つの水槽が設置され、そのうちの1つには魚や貝、もう1つにはイカを泳がせています。顧客の目の前で水槽から魚介類をすくい上げて調理をする、イカの活き造りが人気メニューとなっています。

イカは日によって漁獲量にバラつきが大きく、仕入れが安定しにくい食材です。また、顧客の目の前でイカをさばこうとすると、墨を吹き出して顧客の衣類を汚してしまう危険性もあります。赤岩氏は27年間、飲食業界に身を置き培った人脈を活かして、イカの安定的な仕入れの実現を図るとともに、10年間に及ぶイカの取扱い経験や調理技術を活かして墨を噴き出させないようにしながらイカをさばき、顧客に提供しています。

なお、店舗の立地を選定するにあたっては、赤岩氏の人脈を活かし、知人が経営するカラオケ設備を備えた飲食店の近くを選びました。これにより、魚一で飲食した顧客が2次会の場所を探している場合に紹介したり、当該飲食店から1次会の会場として顧客を紹介されたりと相互融通も図っています。

水槽が設置されたカウンター水槽が設置されたカウンター 木のぬくもりを活かした小上がり木のぬくもりを活かした小上がり
企業名 魚一(とといち)
代表者名 赤岩 啓介 従業員数 4名
資本金 売上高 3,000万円
住所 埼玉県越谷市南越谷1-12-1
電話番号 048-987-5490
主要製品 魚介類を中心とした居酒屋

制度を利用するきっかけ

赤岩氏は、飲食店運営会社を退職して自身で居酒屋の開店準備を進める中、越谷市産業雇用支援センター二番館(二番館)の存在を知りました。二番館に直接訪問したところ、税理士、中小企業診断士など経営支援の専門家が常時駐在して創業相談に乗っていること、二番館での相談以外にも出張相談やセミナー受講が可能であることなどを案内され、二番館で定期的に相談をすることとしました。

支援内容

赤岩氏の当初の相談内容は、開業資金をいかに調達すべきかといったものでした。そのためには金融機関に提出する事業計画書が必要であることから、月1回、1-2時間の相談を計6回行い、事業計画書を完成させました。また、二番館で開催された事業計画セミナーにも出席しました。

事業計画書には、(1)事業の概要、(2)経営方針、(3)事業の特徴、(4)事業を取り巻く環境、(5)マーケティング、(6)必要資金のシミュレーション、(7)利益計画のシミュレーション、(8)資金繰りのシミュレーション、(9)損益分岐点のシミュレーション、を盛り込みました。

特に「(3)事業の特徴」をどのように打ち出して競合店と差別化を図っていくかに労力を割きました。まずは、出店候補地を決定したうえで、目標売上高とそれに伴う経費を設定したところ、大型店舗の運営は難しいこと、そのうえで一定の客単価を確保すべきということから、40代以上の男性に好まれる純和風の落ち着いた店舗を構築することとしました。

また、設定した主要顧客層に赤岩氏の持つ人脈や調理技術といった強みをどのように活かせるかを考慮した結果、魚介類を使った料理、特に新鮮なイカを中心としたメニュー構成とすることにしました。

さらに、来店客に食材の新鮮さをアピールするために、生きた魚介類をその場で調理することとしました。従業員は前職の人脈を活かして、経験豊富な女性スタッフを採用し、繁忙期でも少数の人員で店舗運営を行うことができるようにしました。

支援の結果と今後の展開

作成した事業計画を金融機関に説明した後、約1カ月で資金調達を行い、平成23年11月末に開業となりました。当初は、中高年のサラリーマンをターゲットとしていましたが、新鮮な魚介類、落ち着いた店内空間はターゲット顧客以外に女性や高齢者からの支持も集めています。その結果、顧客構成は男性7割、女性3割となっているほか、定年退職をした層も相当数訪れています。

今後は第2号店の展開も視野に入れ、マネジメント業務に注力すべく、後進の育成に努めています。

お問い合わせ先
越谷市産業雇用支援センター二番館
TEL:048-967-2424

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