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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2012年]

地元農家と連携した「春日部甘熟梨を活用した梨和菓子の商品開発・販売」【ちぐさ】

[食料・食品|埼玉県]専門家派遣相談・アドバイスなし

企業概要

春日部駅東口の店舗は10台分の駐車スペースを備える

春日部駅東口の店舗は10台分の駐車スペースを備える

有限会社ちぐさは、50年以上の歴史を持つ和菓子製造小売店です。埼玉県春日部市内に3店舗を有し、年間約20万人が来店する市内の有名店です。同社の主な特徴は次の2点です。
 1.春日部市にちなんだお菓子が多い
 一番人気である「羽子板最中」は、春日部市で製造が盛んな羽子板の形をしています。年間約14万個の販売実績を誇り、春日部市名物の1つに数えられています。さらに、埼玉県が発祥であり、春日部市も舞台として登場する、アニメ「らき☆すた」をモチーフにしたどら焼き「らき☆どら」もスマッシュヒットとなっています。
 2.地元の学校と連携している
 若者のニーズを取り入れるため、地元の高校や大学と共同して、商品開発や、イベント出店などの販売促進を積極的に行っています。このことをテーマに、平成20年には経営革新計画の承認企業となりました。
 また、埼玉県が行う「3daysチャレンジ」にも参画し、中学生が社会のマナーやルールなどを学ぶための職場体験の場を提供し続けています。

これら事業については、一企業市民としての社会貢献を目的に実施しています。 このような特徴が評価され、平成20年には埼玉県より「優良小売店」としての表彰を受けるに至りました。

アニメをモチーフにした「らき☆どら梨味」アニメをモチーフにした「らき☆どら梨味」 農商工連携で誕生した商品の一つ「梨餅」農商工連携で誕生した商品の一つ「梨餅」
企業名 有限会社ちぐさ
代表者名 荒 浩一郎 従業員数 40名(パート含む)
資本金 300万円 売上高 約3億円
住所 埼玉県春日部市一ノ割1-5-26
電話番号 048-755-7760
主要製品 和菓子

制度を利用するきっかけ

きっかけは、平成21年夏に荒浩一郎社長が参加した会合で、同社の経営革新承認で支援を得た専門家、さいたま商工会議所(以降、さいたま商議所)職員から専門家派遣制度の提案を受けたことです。

近年、消費者志向の変化の激しさから商品のライフサイクルが早くなっていることは、和菓子も例外ではありません。また、地域の食材や名物を活用した商品など、「地域特産品」へのニーズが高まってきているものの、同社では地元産食材の活用は不十分でした。

以前から荒社長は、春日部市生産の果物、なかでも梨を商品として活用することに着目していたものの、それらを具体化する道筋をつくることが課題と感じており、専門家派遣制度を活用することとしました。

支援内容

平成21年夏から同社による梨和菓子実現に向け、具体的な道筋をつくるための戦略策定が専門家、さいたま商議所職員の共同支援で行われました。ときには支援メンバーに埼玉県の農林振興センターや地元の洋菓子店、春日部商工会議所の職員が加わり、梨に関するデータや春日部地域でのプロモーション方針など、多面的な支援を得ることができました。

そのほか、支援内容は、荒社長と梨農家との協議立ち会いや契約書作成、商品開発や必要な設備に関するアドバイスなど、多岐に及ぶものとなりました。

また、支援を進める中で農商工連携促進法の認定を受けられる可能性が見いだせました。そこで、中小企業基盤整備機構のアドバイザーによるアドバイスを得ながら認定も視野に入れ、梨和菓子の事業化に向け、戦略のブラッシュアップが行われました。

こうして平成21年冬には戦略が固まり、農商工連携促進法の認定の審査を受けるまでに至りました。また、春日部梨を活用した和菓子をテストマーケティング可能な状況にすることができました。

支援の結果と今後の展開

平成22年2月に「農商工連携」の認定を受けることができました。

認定後は、補助金申請について専門家とさいたま商議所で連携支援を行い、その結果、補助金を獲得できたことは資金面で同社の大きな力になりました。

また、梨和菓子の試作品は平成22年夏に第1号の商品が誕生しました。農商工連携の認定が契機となり、「マスコミの報道がこれまでの倍程度増え、"春日部甘熟梨"のネーミングでブランド化を開始した春日部梨と梨和菓子の注目度が上がった」(荒社長)とのことです。

今後の展開としては、この連携を通じて得た農家とのつながりを活かし、梨以外の春日部市農産物の菓子作りにも挑戦していく予定です。

お問い合わせ先
さいたま商工会議所
TEL:048-641-0084

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