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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2012年]

受注管理システムのIT化による合理化【アライ】

[金属|埼玉県]専門家派遣なしなし

企業概要

本社全景

本社全景

株式会社アライは昭和34(1959)年の創業以来、電線・ケーブルメーカーとして高品質な製品を提供し続けてきました。平成3(1991)年には新潟工場を、平成14年には埼玉第二工場を、さらには平成17年には埼玉第三工場をそれぞれ新設しました。また、平成20年にはアルミ線工場を新設するなど、順調に成長を続けています。

電線やケーブルは、細い銅線を編んで作っていきます。同じ品質のものを何千メートルという単位で作るには、さまざまなノウハウが必要になります。そのノウハウの蓄積が、高品質の製品を生み出す源泉になっています。また、特にロープ撚り線と呼ばれる分野では、他社では加工できない高いレベルの製品を製造する能力を持っており、顧客から厚い信頼を寄せられています。

現在の社長は3代目になりますが、先々代、先代の築いてきた事業基盤を守るだけではなく、小ロット品への対応を進め、さらには従来の銅線だけではない新たな素材の製品にも取り組むなど積極的に事業拡大を図っています。

撚り線を作る機械撚り線を作る機械 電注くん メニュー画面電注くん メニュー画面
企業名 株式会社アライ
代表者名 新井 佐千夫 従業員数 67名
資本金 1,000万円 売上高
住所 埼玉県新座市野火止2-2-18
電話番号 048-478-4819
主要製品 製材業(各種電線・ケーブル)

制度を利用するきっかけ

小ロット品の対応や新規顧客を獲得していく中で、従来手作業に頼ってきた受注管理業務がどんどん煩雑化していきました。また、顧客ごとに異なる取引条件もあり、かなり複雑な事務作業になっていました。

新井佐千夫社長はIT化による合理化を考えていましたが、どのように進めていけばよいのか見当がつきませんでした。

そこで、旧・地域力連携拠点に指定されていた取引先の金融機関を窓口に、専門家からのアドバイスを受けることにしました。そのうえで、受注管理業務のIT化に乗り出しました。

支援内容

まずは導入コストを抑える目的で、市販の受注管理システムをカスタマイズして導入する方法を検討しました。しかし、取扱い品種が膨大にのぼること、物の流れが市販のソフトの想定している流れと大きく違うこと、取引先により取引ルールが細かく違うこと、顧客ごとに異なる専用伝票を印刷しなければならないこと等々の理由で、市販のソフトを導入する選択肢は不可能であるという結論に達しました。

そこで、受注管理システムを自社で開発することにしました。限られた予算の中で実用的なシステムを構築するために、専門家からは「まず80%の受注をこなせるものを考え、例外的なものは予算との兼ね合いでどこまで盛り込むかを見当すること」「社内のルールをそのままシステム化するのではなく、これを機会に見直せるルールは見直していくこと」「システム開発者は業務については無知だから、人任せにしないで積極的に開発に関与すること」というアドバイスを受けました。専門家と一緒に一から要件定義をはじめ、画面設計、詳細設計へと進めていきました。

専門家派遣については回数に制限があったため、フィジビリティスタディと大枠の設計を行った段階で定められた回数を終了しました。足りない部分については民間契約で継続し、専門家から紹介されたシステム開発業者と三位一体となって開発を進めました。サーバーの管理者が社内にいないので、クラウド型のシステムを導入するなど、ランニングも考慮した設計を意識して進めました。

多くの試行錯誤はありましたが無事に開発を完了し、受注管理システム「電注くん」の実用化にこぎつけることができました。

支援の結果と今後の展開

これまでの事務コストを大幅に削減することが期待されます。手書きで記入していた伝票類は、自動印刷もしくは画面での確認に置き換わり、問い合わせに対しても検索機能を活用し、迅速に対応できるようになることが見込まれます。今後、ますます小ロット化が進んでいった場合にも、十分に対応できる能力を持ったと思います。

今後は経営判断に役立てるためのシステムへと進化させる方向を考えていく予定です。

お問い合わせ先
(社)中小企業診断協会
TEL:03-3563-0851

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