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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2012年]

群馬県産の全粒粉小麦を使用した新しい味覚のうどんの開発・製造と販売【大澤屋】

[食料・食品|群馬県]相談・アドバイスなしなし

企業概要

現在のうどんメニュー

現在のうどんメニュー

大澤屋は、伊香保温泉から車で約15分のところにある水沢観音・水沢うどんで有名な観光地に所在しており、うどんの製造販売と、観光客への食事の提供を行っています。また近隣には、伊香保・榛名などがあり、体や心を休めるには最適な地域です。なお、水沢の景観を眺めながらの食事は格別で、多くの方に利用されています。さらには、山間部の細い道路の両側に14軒のうどん店が軒を連ねる、全国でも珍しい光景もあります。

なお、水沢うどんは400余年の歴史があり、その店独自の製法をもって今日に至っており、「日本三大うどん」の1つとも言われています。うどんはシンプルなものですが、そのぶん奥が深く、先代から受け継いだ技法・製法を守り、伝えているのが現在のお店です。その伝統をいかしたうどんを守りながらも、新たに全く別のうどんを作ろうと考えたのが、今回の事業です。

現在主流の白くてつやがあり、なめらかでのどごしの良いうどんと異なり、全粒粉を使い多少黒くてつやもない、小麦を皮ごと石臼で挽いた昔の製法で作った香りのある美味しいうどんを開発しています。一般的な小麦粉は、小麦の表皮を削り、胚乳のみを原料にしますが、今回目指したのは、表皮ごと挽いた全粒粉のうどんです。栄養価が高く、のどごし、弾力、風味が良く、色も白でなく茶褐色です。今までと違うつゆや薬味での、新しい食べ方の提案です。

大澤屋店舗大澤屋店舗 全粒粉の新たなうどん全粒粉の新たなうどん
企業名 株式会社大澤屋
代表者名 大河原 秀之 従業員数 63名
資本金 1,000万円(出資金) 売上高 5億5,000万円
住所 群馬県渋川市伊香保町水沢198
電話番号 0279-72-3295
主要製品 水沢うどんの製造、販売、レストラン

制度を利用するきっかけ

群馬県は全国第4位の小麦の生産県です。うどんの原料である小麦は、外国産小麦が一般化しています。同社では、安全・安心な地元の小麦の利用と「水車の回るうどん店」をイメージし、新たな取組みを考えていました。そのようなとき、群馬県商工会連合会、渋川市伊香保商工会の経営指導員から地域資源活用支援事業を紹介され、取り組んだ結果同事業の認定を得られました。

支援内容

平成22年6月に中小企業地域資源活用促進法に基づく事業計画の認定を取得し、これにより認定を受けた事業に関する5カ年計画のフォローアップを開始しました。 本事業では、全粒粉のうどんを収益の柱の1つとすることを目指しており、海外市場の販路を確立することを目標としています。したがって、以下のような工程で事業を進めることとして詳細計画を立案しました。

1.製品の開発・改良・評価計画の立案
製粉機械の開発をメーカーと共同で行い、全粒粉のうどんがどのような内容だと市場に受け入れられるのかを研究しました。本格的に黒うどんと山菜料理セットのメニューなどの具体的な仮想メニューをもとに、評価を進めました。その後、商品開発の期間を明確にし、小麦粉の開発、自社での麺の開発、事業の協力製造者による商品の開発研究を並行して進めることとし、それぞれのスケジュールを決定しました。

2.販路開拓計画の策定
まず、現在の店舗を中心に試験販売を実施し、アンケートに基づき改良を重ねました。その上で既存の通販顧客に向けて試食モニターを募集して試食してもらい、改良を加えて行きました。

新たな全粒粉のうどんに興味を示す国内の観光客、地元昼食客はもとより、中国、欧州の外販先の物販と実店舗での販売により、日本の伝統的うどんの普及を目指す計画を作成し、事業に着手しました。

支援の結果と今後の展開

支援の結果、具体的な基本計画が作成できました。今後は、小麦生産者に対して契約栽培による小麦の栽培を依頼し、小麦を安定的に確保して、その小麦の製粉方法を協力事業者と確立することにより、量産体制の構築を図ります。

また、全粒粉の種類、打ち方などを変えてさまざまなうどんを試作・試食し、評価を進めていきます。そして、小麦粉の開発、麺やだしの開発、事業の協力製造者による商品の開発研究を並行して進めていきます。

さらには自社のうどん開発とともに、地元の小麦加工品の製造業者にも全粒粉の提供を考えていきます。

お問い合わせ先
中小機構関東 地域連携支援課
TEL:03-5470-1640

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