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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2012年]

一級建築士が「健康空間の創造」を目指して開発した内装用天然土塗り壁材【えたーなるしっぷ】

[建設・土木・不動産|大分県]専門家派遣なしなし

企業概要

ECO壁とクレイアートを背景に

ECO壁とクレイアートを背景に

建築家である工藤武範氏(一級建築士、住和設計市代表)は、これまで「快適でストレスのない家づくり」をテーマに、20年間で400棟を超える建築設計を手掛けてきています。株式会社えたーなるしっぷ(Eternalship)は、その工藤氏が平成20年に設立した建材・住宅資材販売会社です。設立以来2年間、自然な建築素材の探索・検討・販売を行ってきた同社が、株式会社丸京石灰(大分県津久見市)の協力を得て、ついに探し当てた理想の壁材といえるのが「ECO壁」です。

ECO壁は、100%自然の粘土と鉱石をベースとしており、現に市場流通している壁材と比較して、機能性(調湿性)、施工の容易性(DIY志向)、色やデザインの多様性(クレイアートを施すことができる)などで優っています。新規住宅着工が減少する一方で、住宅の長期使用気運が高まる中、同社は既存住宅のリフォームを主たる需要機会と捉えて、ECO壁の普及・拡販を進めつつあります。

緑に囲まれたアトリエは閑静な住宅街に建つ緑に囲まれたアトリエは閑静な住宅街に建つ ECO壁とアメリカンクレイの販売及び施工・クレイアートの製作と販売。ECO壁とアメリカンクレイの販売及び施工・クレイアートの製作と販売。
企業名 株式会社えたーなるしっぷ
代表者名 代表取締役 工藤 武範 従業員数 1名
資本金 50万円 売上高 450万円
住所 大分県大分市大字市616-38
電話番号 097-560-1672
主要製品 建築用自然建材、住宅資材

制度を利用するきっかけ

平成22年に、「塗れる炭」を開発した際、田口正高税理士事務所の勧めで、「大分県ビジネスプラングランプリ」に応募しました。残念ながら受賞には至りませんでしたが、この取組みを通じて事業計画のさらなる精緻化と専門的支援の必要性を痛感した同社は、支援機関(けんしん中小企業支援センター)に支援を要請しました。

支援内容

支援としてはまず、コンセプトの確立と、それを体現した製品仕様の決定を先行して進め、これに基づいてマーケティング・ミックスを策定することになりました。なお、マーケティング目標として設定したのは、当該製品の拡販普及と同時に、建築家である代表者の「パーソナル・ブランディング(=健康住宅づくりに情熱を傾ける建築家としての認知)」を通じ、コア事業たる建築設計業の収益力を高めることでした。

当初は、「壁に塗れる炭」事業として検討を始めましたが、大分県産業科学技術センターでの助言を受けて方針を転換し、「アメリカンクレイに石灰・竹炭を添加した内装用土塗り壁材」の市場導入を柱として、再度計画を練り直しました。具体的な作業手順は、次のとおりです。

1.「拡販のための施策=計画達成という最終目的実現の手段」と捉え、計画ロジックを連関図形式で整理して、取組みの意義や全体構造を再確認しました。

2.市場規模の推定、顧客へのアピール文案の検討、プロモーション内容の検討等を実施しました。

3.タイムスケジュールとすり合わせつつプロモーション計画を具体化し、受注目標と平仄があった数値計画をつくりこんでいきました。数値の検討に際しては、顧問税理士事務所担当者の意見を徴しました。

支援の結果と今後の展開

平成22年に、「真っ白なECO壁」と「真っ黒なECO壁」の開発が大分県に認められ、経営革新計画の承認を得ました。平成23年9月に不動産業者(株式会社マイスペース)、アーティスト(Myu↑さん)らとのコラボレーションによりECO壁のショールームを開設し、その寄与もあって半年を待たずに今期の売上計画を達成しています。本業である建築設計業も受注成果が対前年で倍増し、「コア事業の収益力を高める」というもう1つのマーケティング目標も達せられつつあります。

お問い合わせ先
けんしん中小企業支援センター
TEL:097-573-7312

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