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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2012年]

新規性の桑「創輝」の育成及び商品開発と販売【創輝】

[食料・食品|東京都]その他なしなし

企業概要

開発した新商品

開発した新商品

創輝株式会社は、創価大学工学部の押金健吾・名誉教授が、55年にわたり研究を進めてきた、桑の新品種「創輝」が農林水産省に登録されたことに伴い、この新品種の桑の葉や、桑パウダーを利用した商品を開発・販売するために、創価大学発ベンチャーとして設立されました。

元来、桑の葉にはDNJ(1-デオキシノジリマイシン)などの特殊成分が含まれているため、血糖値の上昇を抑える作用があり、健康食品として注目されていました。しかし、桑の葉自体に独特の臭みがあるため、大変飲みづらいという問題がありました。創輝は臭みを除く品種改良がされており、通常の桑よりも濃緑色で旨みと甘みが強く、緑茶と遜色のない栄養価の高い桑の葉になっています。そこで同社では、谷津農園をはじめ、八王子市内の契約農家が栽培した創輝の乾燥葉をパウダー化して、お茶や飴、青汁等に混ぜ、商品として販売及び開発を進めています。なお商品は、八王子市内の道の駅や都内の指定店を中心に販売していますが、お茶などの一部の商品は、同社のホームページからも直接購入していただけるようにしています。

また、八王子市は養蚕業や絹織物産業が隆盛の時代は桑都と呼ばれ、絹糸取引の中心地であった歴史があることから、八王子商工会に加盟する会員や八王子市役所ほか、大学コンソーシアム八王子、NPO法人、八王子ワークセンター(障がい者福祉施設)等と連携し、「桑都の復活」を目指して、地域に根ざした事業に取り組んでいます。

「創輝」と既存品種の比較「創輝」と既存品種の比較 収穫の様子収穫の様子
企業名 創輝株式会社
代表者名 代表取締役 後藤 秀夫 従業員数 8名
資本金 3,000万円 売上高 非公開
住所 東京都八王子市新町1-5 八王子ユメックスGLビル5階
電話番号 042-631-9111
主要製品 創輝桑を使用した商品(お茶、飴、健康食品など)

制度を利用するきっかけ

農商工等連携対策支援事業を活用したきっかけは、創価大学が大学コンソーシアム八王子と八王子産学公連携事業を行っていたことです。連携を支援していた八王子市の担当者から、これまでの取組みをより多くの方々に広め、桑都八王子の地域産業の1つとして農業の活性化、地域産業の活性化につなげてほしいと農商工等連携事業へのチャレンジを勧められました。地域との連携は、同社設立時からの目的の1つでもあったため、(独)中小企業基盤整備機構を訪ねました。

支援内容

農商工等連携事業へチャレンジするにあたり、国が定める(1)有機的連携、(2)経営資源、(3)新商品・新サービスの開発等、(4)経営の改善という4つの認定基準に照らし合わせて、これまで谷津農園と取り組んできた内容を具体的な事業計画に整理する必要がありました。

ある程度の整理は社内でできましたが、より専門的な観点からの指摘は、中小企業基盤整備機構の担当マネージャーや、多摩信用金庫の担当者より協力を得ました。具体的には、より一層地域社会に根ざした事業にするための各種方策や、谷津農園と同社の役割分担の明確化、商品開発後の販路計画です。

事業を進めていく上では、生産体制や製品の改良、性能評価、製品の販路開拓等々についてのアドバイスを、中小企業基盤整備機構の担当マネージャーから得たため、社内では見えていなかった部分も明確にすることができました。

また、農商工等連携の認定を受けたことで、さまざまな機関からの支援を得ることができました。より一層地域に根ざした事業にするための方策として、「桑」自体を八王子市の地域資源として国に認定してもらう活動にも取り組み始めました。現在では、八王子市からの協力も得ながら、桑都の復活を目指し、地域活性化の活動を続けています。

支援の結果と今後の展開

農商工等連携へのチャレンジは、「創輝」を活用して地域との連携強化、地域産業の活性化に寄与することから始まりました。

今後も、八王子市の各農家の休耕田や休耕畑、丘陵地を活用して農業の活性化と桑都の復活を目指していきます。加えて、高齢化等による農家の人員不足を補うため、農業をサポートするNPO法人や八王子ワークセンター(障がい者福祉施設)と連携して、組織的な取り組みを実施していきます。

お問い合わせ先
(独)中小機構関東 地域連携支援課(地域資源活用・農商工連携担当)
TEL:03-5470-1640

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