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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2012年]

農商工連携で富山県産野菜の振興と、安全・安心なカット野菜の開発【ユーキフーズ】

[機械|富山県]専門家派遣相談・アドバイスコーディネート(TLO等)

企業概要

消費者の意見を最大限活用し完成した新製品

消費者の意見を最大限活用し完成した新製品

株式会社ユーキフーズは、平成12(2000)年から業務用カット野菜やカップサラダの製造販売事業を開始しており、約10年の間に、カット野菜製造技術を確立して、平成20年には、最新の製造設備を導入しました。

安全・安心な健康志向の高まりとともに、地場産野菜を使用したカップサラダのニーズが高まり、これに対応するため、他社との差別化商品の開発に取り組んできました。しかし、中小企業者であるユーキフーズには、これまで地場産の各種野菜を年間を通して安定的に入手することができていませんでした。そのため富山県農業改良普及センターの支援により、稲作請負が主であるが野菜生産にも力を入れようとしている「農事組合法人サカタニ農産」と「いみず野農業協同組合」と提携することができました。そして、平成21年11月に農政局、経済産業局の農商工連携の認定を受け、豊富に地場産野菜が入手できる体制作りを行いました。

開発体制が整い、次に連携参加者となった株式会社チューリップテレビの「子育て応援ハッピーくらぶ」会員1万人を対象に、詳細な市場調査を実施しました。この会員は、食の安心に対する関心の高い30-40代の子育て世代で構成されていたため、安心度が高く、かつ割安感のあるニーズの高いカット野菜商品を開発することができました。新しく開発した新商品ハッピーサラダは、消費者の県産野菜への関心度を十分に高めることができました。人気は徐々に出始め、同社のヒット商品として成長し、商標登録を済ませるまでに至りました。

富山産グリーンリーフ・サンチュ使用「くるりん葉(ぱ)」富山産グリーンリーフ・サンチュ使用「くるりん葉(ぱ)」 カット野菜と県産野菜のPRを積極的に展開カット野菜と県産野菜のPRを積極的に展開
企業名 株式会社ユーキフーズ
代表者名 小竹 晋吾 従業員数 120名
資本金 3,000万円 売上高 12億円
住所 富山県砺波市太田1889-8
電話番号 0763-33-4433
主要製品 カップサラダ・調理用カット野菜・業務用カット野菜

制度を利用するきっかけ

稲作中心で野菜生産が全国最下位である富山県の野菜生産の拡大と、北陸野菜のブランド化を考えていた富山県農業改良普及センター、消費者の地場産野菜志向の高まりに対応したいと考えていたカット野菜メーカーの株式会社ユーキフーズ、稲作中心を打破し野菜生産への注力を考えていた大規模稲作生産者の農事組合法人サカタニ農産、いみず野農業協同組合の4者の考えが一致し、新たな地場産野菜の生産とそれを利用した消費者ニーズの高いカット野菜の商品化を図ることとなったのがきっかけです。

支援内容

平成21年3月、(財)富山県新世紀産業機構の専門家派遣を依頼し、富山県産野菜を使った、新商品カットサラダの開発について、農商工連携として事業を進めることができるかどうかの診断を受けました。ユーキフーズの経営者やサカタニ農産、いみず野農業協同組合の担当者、富山県農業改良普及センターの協同体制が固まっていたため、農商工連携の認定を受けることを決定し、そのための申請書類を作成しました。

申請書作成に当たっては、連携体、連携参加者との合議を得るため、数十回の会議を開催し、それぞれの経営資源の調達状況を確認しながら事業計画を作成しました。また、実態に即した規約の作成、合意書の締結など、認定に至るすべてのアドバイスを得ました。

さらに、事業評価委員会への提出書類に加え、事業内容を委員に理解していただけるよう、プレゼンテーションを実施することが必要でした。そのためのパワーポイントの作成作業並びに効果的な発表ができるように、プレゼン力の能力UPの指導も受けました。その間、食農連携促進施設整備事業の認定申請にもアドバイスを得て、新施設の導入にこぎつけました。認定後は、認定商品の販路開拓を図るため、毎月営業担当者、幹部を対象に、マーケテング講習会が実施され、マーケテングの基礎から指導を受け、営業力の向上につなげました。

さらには、取引先への認知度を高めるため、展示会への積極的参加や、マスコミ媒体の上手な活用方法などの指導も受けました。

支援の結果と今後の展開

平成22年度の実績は、計画通りの売上げとなり、県産野菜の生産拡大につながりました。また、消費者ニーズを把握した商品開発であったため、消費者の反応も良く、次々と新たな商品開発につながりました。

今後は、同社の「【信条】である食・感動・笑顔(食を通してひろがる感動 あふれる笑顔)を推進し、【ビジョン】である各家庭へカット野菜の普及を目的としたオピニオンリーダーの役割を担います」のとおり、カット野菜を普及させることで、手間や下ごしらえ・生ゴミなどの軽減を実現し、家庭で料理を作る機会の増大を図りたいと考えています。

お問い合わせ先
中小機構北陸連携支援課
TEL:076-233-6100

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