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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2011年]

割烹旅館からの脱皮を目指し新分野(惣菜加工業)へ進出【割烹旅館 立よし】

[食料・食品|山梨県]相談・アドバイス資金援助・債務保証なし

企業概要

「割烹旅館 立よし」は、昭和40年代に現代表が開業し、地元の無尽会や法事などの会席に利用されてきました。バブル崩壊以前は宴席も多く業績は好調でしたが、バブル崩壊後は宴席が減少し始め、飲酒運転の取り締まり・罰則強化がこの傾向に拍車をかけました。

こうした状況に危機感を持ったのが、代表の長男である弘征氏です。弘征氏はもともと山梨県の郷土料理を全国に広めたいという希望を持っていました。そこで、まず地元の郷土料理である馬肉料理を真空パックにして販売することに着手します。日持ちがして保存が容易なレトルトではなく、真空パックとしたのは野菜のシャキシャキ感や馬肉の風味を大切にする割烹料亭ならではのこだわりでした。

続いて、B-1グランプリで全国的な知名度を得た「甲州鳥もつ煮」の商品化にも取り組み、人気商品として好評を博しています。

割烹旅館立よしは、料亭ならではの味へのこだわりを堅持しながら、郷土料理を真空パック化することを得意としています。伝統的な郷土料理の技法を活かしつつ、地元食材を使用した新商品開発にも積極的に取り組んでいます。大手メーカのような大量生産はできませんが、弘征氏を中心とした若手チームの情熱と柔軟な対応力が、割烹旅館立よしの持ち味です。

野菜のシャキシャキ感を残した馬丼の具野菜のシャキシャキ感を残した馬丼の具 大人気、甲州鳥もつ煮大人気、甲州鳥もつ煮
企業名 割烹旅館 立よし
代表者名 柳澤 光輝 従業員数 5名
資本金 売上高 2,300万円
住所 山梨県南巨摩郡富士川町鰍沢1232
電話番号 0556-22-4950
主要製品 割烹旅館及び郷土料理の真空パック商品の製造販売

制度を利用するきっかけ

割烹旅館立よしでは、新商品の営業を弘征氏が1人で担当していました。営業経験の少ない弘征氏は、試行錯誤による飛び込み営業を継続していました。ところが思うような成果はなかなか上がらず、効率的な営業方法はないか模索する日々が続きます。そんな折、営業先のワインメーカーの社長から山梨県の実施する「中小企業経営革新サポート事業」の存在を紹介され活用することになりました。

支援内容

山梨県が実施する中小企業経営革新サポート事業では、連携拠点会議が支援方針を決定し、ハンズオン支援チームが支援を実施します。ハンズオン支援チームは、さまざまな分野で活躍する6名のプロジェクトマネージャーと1名のアシスタントマネージャーで構成されています。割烹旅館立よしについては、まず、マネージャーとアシスタントマネージャーが派遣され、新規事業のあるべき姿が検討されました。その上で販路開拓および生産体制の確立について具体的な支援が始まりました。

販路開拓については、展示会への出展や営業方法の改善に関する助言が行われました。特に営業方法の改善については、営業ツールの充実や話術の向上に注力されました。

また、生産体制の確立については、弘征氏の片腕となる人材の確保が最優先とされ、山梨県の新分野進出企業若年者雇用支援事業に応募することが助言されました。申請書の作成は単なる書類作成ではなく、新規事業のテーマの確認や今後の目標を明確にする良い機会となりました。

このような過程を経て、平成22年11月に新分野進出企業若年者雇用支援事業が山梨県から無事承認されました。

支援の結果と今後の展開

展示会への出展や営業方法の改善により、有望な新規顧客を数件獲得することができました。また、新分野進出企業若年者雇用支援事業では将来を担う若手従業員の育成に取り組んでいます。

今後は今回の施策活用で得た成果をさらに発展させることで、地元固定客を中心とした割烹旅館から惣菜加工業へ転換していくことが期待されます。

お問い合わせ先
山梨県産業労働部産業支援課
TEL:055-223-1541

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