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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2011年]

次なる成長ステージに向けて今後の経営戦略を策定【kukkia】

[その他|大阪府]相談・アドバイスなしなし

企業概要

展示会の反応に手ごたえを感じた塩見社長

展示会の反応に手ごたえを感じた塩見社長

カラフルな色使いとデザイン性の高い玩具をシリーズ化した自社ブランド「gg*」を企画製造する株式会社kukkia。

gg*は、「世界の子どもたちにおもちゃで笑顔を届けたい」というコンセプトのもと、木製玩具を中心に展開し、主に子供服のセレクトショップやインテリアショップ等で販売を行っています。

塩見和代社長は、前職の木製玩具メーカーでの勤務経験を生かし、2007年2月にデザイナーと共に個人事業として木製玩具の製造・販売事業で開業した後、2008年7月に法人成りをしました。

Kukkiaとはフィンランド語で、実を実らせるという意味と植物の茎を意味します。茎が花と大地をつなぐパイプの役割を果たすように、おもちゃと子どもとその家族、そして世界中の人々をつなぎ、笑顔という花を咲かせたいという願いをこめて命名したそうです。

注目の新ブランドkiko+の「ashiato」

注目の新ブランドkiko+の「ashiato」

製造はベトナム・中国の提携工場と協力体制をとり、子どもたちが安心して遊べるようになめても人体に害のない蜜蝋を使い、厳しいヨーロッパの安全基準をクリアするなどものづくりにこだわっています。

これまで商品の認知度を高めるために国内外の展示会へ出展したり、子ども向けのワークショップも開催するなど、自社商品の魅力を伝える活動を積極的に行ってきました。

また、一方で企画力・デザイン力、海外との生産ネットワークを活かし、オリジナル商品や海外での大量生産を希望する企業へのデザイン提案やOEM(相手先ブランド生産)も行っています。

開業時から自社商品のgg*とOEMの2本立てで経営を続けてきましたが、gg*は雑誌などで紹介されることが増えていくものの、売上は当初予測に達せず、収益はOEM頼みといった状況になっていました。

企業名 株式会社kukkia
代表者名 塩見 和代 従業員数 5名(アルバイト含む)
資本金 1,000万円 売上高 4,200万円
住所 大阪府大阪市西区京町堀1-14-24 タツト・靭公園ビル901
電話番号 06-6447-0202
主要製品 木製玩具、木製ステーショナリー、陶器製品など

制度を利用するきっかけ

同社は大阪市の制度融資による資金調達相談を契機に、大阪産業創造館の経営相談室を利用するようになりました。会社設立も、同相談室の登録専門家である司法書士との面談を活用し、自分で手続きを進めて法人としてスタートを切りました。

しかし自社商品の売上が振るわず、経営の方向性について悩んでいることを相談しました。これまでは塩見社長が走りながら経営基盤を築いてきたものの、今後ステージアップするには進むべき方向性を再確認し、事業展開のストーリーを明確にする必要があったため、経営戦略策定支援を受けることになりました。

支援内容

経営戦略策定にあたって現状をヒアリングされた結果、最重要課題として挙げられたのは「今後会社が向かうべき方向性が不明瞭」という点でした。

自社商品とOEMの販売比率が、創業当初の予測と実績には大きなギャップがあり、塩見社長に迷いと焦りが生じつつありました。そこで、会社のミッションを再整理した上で、今後同社が向かうべき方向性を明確にする必要がありました。

そのためには自社の強みを洗い出すとともに、自社が顧客に対して提供できる「価値」は何かを明らかにした上で、中期的な視野に立って経営ビジョンを明確にし、どのように事業を展開していくかを段階的に具体化していきました。

これまでの取組みを振り返っていくと、「自分のデザインを商品化したいと望むデザイナーの存在」や、「海外では素材を活かしたシンプルなものが求められている」ことにあらためて気づきました。

商品化を求めるデザイナーと素材重視のシンプルな商品を欲している顧客との間に自社が介在し、自社の強みであるデザインに対する目利き力や海外生産ネットワークを活用することで新たな価値を提供できないかとの思いが芽生え、次の事業の柱となる新ブランドのコンセプトを固めていきました。

さらに経営ビジョンを具体化していくために、既存と新たな自社商品の販売とOEMの受託、海外営業と国内営業においてそれぞれどのような販売政策をとっていくかを検討していきました。

一方、新規事業立ち上げに伴う商品開発では先行資金が生じるため、既存の事業と新規事業をどのように成り立たせていくのか、数値計画を立案して損益予測や資金繰り予測も行いながら事業計画への落とし込みをしていきました。

支援の結果と今後の展開

2011年1月、パリで開催された玩具の展示会「メゾン・エ・オブジェ」に出展して他社のデザイナーたちとのコラボレーションを掲げ、既存商品より安価な価格帯の新ブランド「kiko+」を発表しました。展示会には各国からバイヤーが訪れ、同社のブースには連日多くの人が押し寄せるなど好評を博し、10カ国からの受注に成功しました。

同年5月、kiko+の販売を開始し、オランダに物流拠点を開設して同年9月にも「メゾン・エ・オブジェ」に出展しました。

その後、アメリカにも物流拠点を構え、冬の新商品拡販に向け着々と準備を進めています。

お問い合わせ先
(財)大阪市都市型産業振興センター
大阪産業創造館 経営相談室〔あきない・えーど〕
TEL:06-6264-9838

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