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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2011年]

ユニバーサルデザインの理念を基調とした創知思考型の社会づくり【ナレッジクリエーション】

[情報・通信|神奈川県]イベントインキュベーションその他

企業概要

新城直代表取締役

新城直代表取締役

障がい者などの就労を促進し、誰もが豊かに暮らせる社会を実現したい、自身も視覚障害を持つ代表取締役の新城直社長は、障がい者の視点から会社を設立して新たな事業・サービスを展開する必要性を強く感じ、平成17(2005)年に株式会社ナレッジクリエーションを設立しました。主に情報通信技術を活用したユニバーサルデザインによる製品・サービスの開発や、他企業のユニバーサルデザイン商品の開発支援コンサルティングに取り組んでいます。

新城社長は、障がい者を始め誰もが使えるユニバーサルデザイン・バリアフリー製品をつくるためには「正しい思想と高い技術の融合が必要」と考えていました。それこそまさに人にやさしい技術であり、より付加価値の高い製品をつくり出すことが可能であるという信念で、製品開発に没頭しています。

しゃべるんです

しゃべるんです

そして平成19年に、同社は「人にやさしい技術」を1つの形にしました。それがWeb合成音声配信システム(Voice Delivery System、製品名「vds」)です。ホームページやWebアプリケーションに読み上げ機能を付加できるサービスで、Webページのユニバーサルデザイン化を可能にしました。

平成22年には、vdsの提供で蓄積した経験・ノウハウを活かして取扱説明書のユニバーサルデザイン化サービスの提供を開始しました。専門家とチームを組んで進めるこのサービスは、視覚情報に頼らず聞くだけで製品の操作方法を理解できるよう工夫を凝らしており、障がい者および高齢者が社会に参加する門戸を大きく広げています。

企業名 株式会社ナレッジクリエーション
代表者名 新城 直(すなお) 従業員数 3名
資本金 3名 売上高 非公開
住所 神奈川県横浜市西区高島2-6-38 岩井本社ビル3階
電話番号 045-307-9300
主要製品 Web合成音声配信システム(Voice Delivery System)
取扱説明書のユニバーサルデザイン化サービス
しゃべるんです

制度を利用するきっかけ

障がい者を含めて「すべての人たちが思いやりや優しさをもってみんなで支えあっていく社会」を実現するためには、同社の経営理念、事業内容とその意義を多くの人々に知ってもらう必要がありました。

また同時に、事業自体の支援も求めていました。そのタイミングで、「かわさき起業家オーディション」の存在を紹介されたのがきっかけです。(財)川崎市産業振興財団が主催する同イベントは、年に5回程度実施されているため、自分の都合がよい時にエントリーできる点も応募の決め手となりました。

支援内容

同社は、第59回かわさき起業家オーディションビジネス・アイデアシーズ市場に「Web合成音声配信システム(vds)拡販事業化」のビジネスプランでエントリーし、「かわさき起業家大賞(川崎市長賞)と会場応援賞」を受賞しました。

かわさき起業家大賞を受賞すると、ベンチャーキャピタリストや専門家との出会いの場が提供され、金融支援や事業支援を受けることができます。新城社長は、かわさき起業家オーディションを通じて、金融面・事業面で多くの人的ネットワークを構築することができました。一方で、オーディション会場での地元新聞記者との出会いが、同社の活動とその理念を広めることになったのです。

新城社長が理事長を務めるNPO法人「神奈川県視覚障害者情報雇用福祉ネットワーク」と携帯電話会社との視覚障害者にも使いやすい携帯電話についての意見交換会に、先述の地元新聞記者が取材に来て、その活動が地元新聞の一面記事として取り上げられました。

ボタンの位置を示す凸点の数や、音声読み上げ機能の拡充などが携帯電話会社の商品開発にフィードバックされ、ユニバーサルデザインの携帯電話開発を支援しました。そして、

使いやすさを追求した改善後のシニア向け携帯電話は、誰もが知る大ヒット商品となりました。同社は、ユニバーサルデザインの有効性をビジネスの成功という形で実証したのです。

そして平成22年に、同社はイノベーションや生産性向上に役立つ先進的な取組みを行っている企業として、ハイ・サービス日本300選(第8回)に選出され、ますますその動向に注目が集まっています。

支援の結果と今後の展開

かわさき起業家オーディションを始め、他のビジネスプランコンテストでも入賞を果たし、vdsは各方面から一定の評価を受けました。

そして平成22年10月に第6期事業年度を迎えた同社は、第5期までを基礎固めと位置づけ、vdsのさらなる機能拡張とvdsのコア技術を活用した取扱説明書のユニバーサルデザイン化サービス拡大など、vds発展のために資金調達を視野に入れ、新たな事業計画を描いているところです。

お問い合わせ先
(財)川崎市産業振興財団
TEL:044-548-4143

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