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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2011年]

産業観光ツアーによる絞りたて生醤油の「デモンストレーション販売」の展開【弓削田醤油】

[食料・食品|埼玉県]専門家派遣その他なし

企業概要

弓削多社長

弓削多社長

弓削田醤油株式会社は、大正12年(1923年)に現在の地(埼玉県坂戸市)で創業しました。それ以前は農業を行っていた初代当主の弓削多佐重氏が醸造学に興味を持ち、醤油・味噌蔵を興そうとしたところ、縁あって現在の埼玉県入間市にあった醤油蔵から、蔵の設備や杜氏を丸ごと迎え入れることになり創業しました。そのころも含めると200年以上の歴史となります。

主力商品は有機醤油です。この商品は有機認証を取得し、国内産有機原料を使用した数少ない商品の中の1つです。有機醤油以外にも、吟醸純生しょうゆ、ジャジャジャ醤など看板商品があり、順調に売上が伸びています。

しかし、人件費等の固定費が高く利益を増やしづらい体質となっています。そのため生産性を高め、より高収益企業となるために、日高工場の醸造施設を拡張し、その施設に見学コースを設け、観光バスを誘致する産業観光を新たに開始することにしました。

目的は、(1)弓削多醤油のファンをつくる(新規顧客の獲得)、(2)売店売上の増加などです。これにより商品の良さを直接体感してもらい、従来の大手業者との取引だけではなく、個人客向け販売を新たに開始しています。

本社の坂戸工場本社の坂戸工場 醤遊王国・日高工場醤遊王国・日高工場
企業名 弓削田醤油株式会社
代表者名 代表取締役 弓削多洋一 従業員数 25名
資本金 4,600万円 売上高 4億円
住所 埼玉県坂戸市多和目475
電話番号 049-286-0811
主要製品 醤油、おなめ、めんつゆ、焼肉のたれ、一夜漬けの素、みそ

制度を利用するきっかけ

筆者(中小企業診断協会東京支部所属)は、同社の方とは、川越の民間異業種交流会「川越倶楽部」の例会で時々お会いしていましたが、親しく話したことはありませんでした。

ある時、同倶楽部代表である日疋好春氏(株式会社ひびき代表取締役)から「弓削多さんが経営革新計画を取りたいと言っている」と紹介いただいたのがきっかけとなり、経営革新計画、地域資源(商品開発、観光)等の支援を行いました。

支援内容

事業支援として次のことを行いました。

1.同社の日高工場に見学・観光施設を拡張し、平成18年2月には完成して、本格的開始を平成18年4月としました。また、これに先立ち平成18年2月には、プレーオープン等で従業員の訓練を行いました。

2.デモンストレータの育成のために、説明用マニュアルを作成し、教育・研修の標準・合理化を図りました。1年ごとに顧客や社内評価に基づき、デモンストレータの交代を図ることにしました。

3.見学コース中の実地体験は、現在の職人によりサポートを行うことにしました。

4.バスツアーについては有名旅行代理店を中心に、複数のバス会社との交渉を推進し、連携を図りました。
 (※リピート客は従来から自家用車で直接来る顧客が多く、今後も特に送迎バスは必要としません。)

5.バスツアーの企画については、大手旅行代理店を手始めに、埼玉県への観光バスツアーを企画している関東圏の旅行代理店とタイアップを図り、ツアー先に同社の日高工場を加えてもらうとともに、チラシ等の広告やツアー募集も連携して実施しています。各ツアーの内容は、同社ホームページにおいても随時掲載しています。

【計画内容】
 ・実施機関:大手旅行代理店
 ・日高・巾着田ツアー:年間100回程度行われているツアーで50回程度提携
 ・年間実施回数:50回、1回の参加者は40名
 ・実施時期:実施中
 ・目標参加者合計:2,000名(50組×40名)

支援の結果と今後の展開

支援を受ける前の年間売上高に比べ、平成20年3月期の売上高は20%以上に伸びました。これは見学施設の売上げの上乗せ分が要因です。

今後はさらに、独自の醤油加工製品の開発に力を入れる予定です。また、中国、ロシア、アメリカ等への販路拡大を計画しています。

お問い合わせ先
(社)中小企業診断協会東京支部
TEL:03-5550-0033

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