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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2011年]

「作業標準書」の導入・応用で調理麺の製造作業の精度向上【クリタエイムデリカ】

[食料・食品|埼玉県]専門家派遣なしなし

企業概要

株式会社クリタエイムデリカは、昭和23年(1948年)に埼玉県草加市で創業し、昭和35年に有限会社栗田製麺所として設立されました。同年に現在の本社がある埼玉県越谷市に移転し、当初は製麺業でしたが、時代の流れに沿って調理麺を中心とした加工食品を製造するようになりました。平成6年(1994年)には社名を株式会社クリタエイムデリカに変更し、着々と業績を伸ばしています。

平成22年9月に完成した新工場平成22年9月に完成した新工場 高い衛生管理レベルの工場内部高い衛生管理レベルの工場内部

同社の主力製品は割子そばや冷やし中華セット、お湯かけうどんやレンジスパゲティーといった現代の食シーンには欠かせないものであり、主にコンビニエンスストアやスーパーマーケットで販売されています。また、学校給食にも同社の麺が供給されています。

「麺とデリカの新しい食文化を創造する」という経営理念のもと、おいしい麺づくりや新たなデリカ商品づくりを通して「安全で安心な商品の創造」をめざして日々改善努力を重ねています。

定例化された改善活動会議

定例化された改善活動会議

同社の製品の特徴は、何といっても麺のおいしさにあります。栗田製麺所時代から培われた本物の麺づくりのノウハウを活かした製品は、どれをとっても熟成されたコシのあるおいしい麺に仕上がっています。

平成21年には埼玉県で経営革新計画の承認を受け、その計画に沿って平成22年9月に新工場が建設されました。今後、トレーサビリティの導入、新しい惣菜の開発、環境にやさしい設備導入など、多くの経営革新を進めることにしています。

企業名 株式会社クリタエイムデリカ
代表者名 栗田 晴巳 従業員数 265名(パート、派遣社員含む)
資本金 9,000万円 売上高 33億円
住所 埼玉県越谷市大沢3271
電話番号 048-756-0822
主要製品 調理麺(中華・そば・パスタ等)、調理済みレンジ商品

制度を利用するきっかけ

(財)埼玉県中小企業振興公社(以下、公社)から経営革新計画作成の支援を受けていましたが、その時に専門家派遣事業という支援策があることを知ったのがきっかけです。多品種少ロット生産、短期間販売、夏冬の製造数格差といった特徴ある事業を、いかに精度をあげ、またおいしくて安全な製品として供給したいという思いから、外部専門家の支援を受けて、レベルの高い生産管理体制を構築していくことにしました。

支援内容

コンビニエンスストアやスーパーマーケット向けの調理麺は多品種少ロットであり、また新製品発売のサイクルが非常に短いこと、夏場と冬場の需要に非常に格差があることなどにより、人員の確保や製造ノウハウの習得が難しいことが事業の特徴です。

現場での作業内容も短期間で変更され、アイテムが目まぐるしく変わります。また、夏の需要が冬の需要の倍近くあるということで、パート・派遣社員での対応が必要になっています。このような状況下で、なかなか作業の標準化が進んでいない状態が続いていました。

そのよう中、作業標準という考え方があることを公社の担当者から聞き、早速専門家に支援を依頼することになりました。

平成21年4月からスタートした支援ですが、まずはアソート部門(製造された麺を容器に入れてその上に具材をトッピングする作業部門)の作業標準書の作成から着手しました。アソート部門から選出したリーダークラスの社員が中心となって、作業標準書に基づいた現場での作業の浸透を実践し、毎月1回の専門家のアドバイスを経て、レベルアップを図っています。

短時間でアイテムが変わっていく工程の中で、いかにトッピングする作業者が効率よく正確に作業を行えるか、データ分析、改善対策立案、改善策実施、改善策評価というサイクルをまわしています。

支援の結果と今後の展開

色々と試行錯誤した1年間でしたが、徐々に製造コストがダウンしている傾向が見られます。この要因が、作業標準書によるものかどうかはまだ検証されていませんが、作業員の意識が向上してきている結果ではないかと考えています。今後はアソート部門のみならず、調理部門にも作業標準書を導入してみようと計画しています。

今後は外部環境のみならず、内部環境にもやさしい工場を目指していきたいと考えています。

お問い合わせ先
(財)埼玉県中小企業振興公社
TEL:048-647-4101

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