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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2011年]

創業以来、お客様の課題解決のため技術力向上に真摯に取り組む【クリエート技研】

[金属|鹿児島県]専門家派遣相談・アドバイス受発注・マッチング

企業概要

今後の会社のあり方を熱く語る大滝社長

今後の会社のあり方を熱く語る大滝社長

株式会社クリエート技研の前身は共栄製作所で、放電加工、ワイヤー放電加工から始まりました。平成10年(1998年)に業界全体の需要が下降線をたどり、行き詰まりを見せ始めた時に大滝社長が事業を引き継ぎ、立て直しを図りました。その後、マシニングセンタ、平面研削盤、3次元加工用CAD/CAMを導入することで、主に電子部品、半導体、自動車関係の精密治工具、金型部品、精密部品など生産拡大を図りました。

当時、ほとんどの仕事は同業者から加工のみを請け負う下請取引でしたが、エンドユーザーから少しでも直接受注する体制を整備するために、社内で粗材から完成品まで製作できる設備を順次導入して営業力強化を図りました。その手法は、エンドユーザーの課題解決のためのパートナーとして、試作開発を中心に行うというものでした。また、ときには採算度外視で取り組むこともあり、それが客先からの信用を得る結果となり、受注拡大につながりました。

これらの活動による受注量増加に伴い、それまで間借りしていた工場が手狭になったので、平成18年5月に現在地(鹿児島県薩摩川内市水引町)に移転しました。その後も加工精度の向上を図るために、精密ワイヤー加工機や微細穴放電加工機、複合加工機などを積極的に導入し、業容の拡大につなげていきました。

しかし、平成20年秋のリーマンショックに端を発した世界同時不況が広がり、受注量がピーク時の3割程度まで激減しました。平成22年5月以降、同社の受注量はリーマンショック以前の水準に戻っていますが、本格的な回復までには至っていません。

同社が手掛けている主要な精密部品類同社が手掛けている主要な精密部品類 のどかな田園風景に建つ本社工場のどかな田園風景に建つ本社工場
企業名 株式会社クリエート技研
代表者名 大滝 太志夫 従業員数 23名
資本金 500万円 売上高 2億4,000万円
住所 鹿児島県薩摩川内市水引町5430
電話番号 0996-26-3210
主要製品 金型部品、精密治工具、精密部品など生産用機械器具の製造・加工

制度を利用するきっかけ

平成18年5月の工場移転に伴い、新規取引先の開拓が必要であると感じていました。そこで、かごしま産業支援センターの専門調査員からの下請企業登録制度の案内をきっかけに、平成18年8月に受注企業の登録を行いました。

その後、鹿児島県取引情報交換面談会や大阪、東京等で実施される広域現地商談会があることを知り、積極的に参加しました。

また、工場の生産性の向上の必要を感じて、かごしま産業支援センターの専門家派遣事業を利用しました。

支援内容

平成18年8月の受注企業登録後、かごしま産業支援センターが開催する鹿児島県取引情報交換面談会や大阪、東京で開催している広域商談会などに積極的に参加しました。商談会場に設けられた製品展示ブースに同社の製品を並べたり、実際の商談会ではサンプル品を持参して、出会いの場をフルに活用しました。

一度面談した企業とは、その後継続的にコミュニケーションをとりつつ、試作依頼があれば同社の試作開発力を活かして、客先との共同開発に熱心に取り組みました。ときには徹夜で納期対応するなど、次第にエンドユーザーである大手メーカーからも信用を得るようになり、新規取引先が増えていきました。

ちなみに商談会等取引あっせんによって取引した初回取引実績額は、平成19年度405万円、平成20年度89万7000円、平成21年度8万3000円と試作が中心のため初回取引額は小さいものの、その額は次第に膨らみ、現在、同社売上高の約3分の1は商談会をきっかけに取引が始まった企業です。

また、取引先拡大に伴う受注量増加によって、同社の生産体制や組織体制に不安を抱えるようになり、第三者による生産管理の診断が必要と考えるようになりしまた。そこで、かごしま産業支援センターの専門家派遣事業を活用して、生産性向上に取り組みました。 その結果、1人時間当たり加工高の増加や不良率の低減など、当初の目標を大きくクリアできました。

支援の結果と今後の展開

「業界の将来を見た時に、会社の得意分野や独自性を色濃く出していかないと、生き残れない」と大滝社長は言います。今後さらにチャレンジ精神を発揮し、技術力を磨き、複雑形状や精度の高い製品、客先にとって付加価値の高い製品を提供していくつもりです。

そのためには若い人材を登用し、技術の継承を図るとともに、人づくりと基礎能力の底上げを図っていきます。

また、取引先との信頼関係を築いていけるように、攻めの営業を展開する予定です。

お問い合わせ先
(財)かごしま産業支援センター
TEL:099-219-1270

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