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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2011年]

天然ゼオライトと繊維の融合による新商品の開発と新規販路の開拓【正絹羽毛ふとん】

[化学・繊維|山形県]専門家派遣相談・アドバイスなし

企業概要

シルクストーン

シルクストーン

正絹羽毛ふとんは、昭和58年(1983年)に設立した寝具メーカーです。設立当初は、米織の紬生地などを活用した羽毛寝具の製造・卸業でした。

平成10年(1998年)以降は、機能素材を利用した"健康寝具"の開発と販売に注力してきました。しかし、主として中国からの製品輸入の影響で、市場価格の大幅な低下により、国内製造業の生産量および販売額は激減し、同社の羽毛寝具の生産数も減少している状況でした。そこで、高機能充填素材(遠赤外線放射・マイナスイオン放射・吸汗・抗菌等の特性あり)を活用した寝具の開発にシフトして生産販売を行いましたが、他社からも類似商品が販売されるなどのため、独自の素材開発が急務になりました。

平成19年、米沢市板谷産天然ゼオライトが高純度(白度)であり、繊維との融合(練り込み・後加工等)も可能で、染色性や繊維の物性にも支障なく、寝具材料に限らず広く繊維材料として利用できる可能性のあることが開発試作で確認できました。

この商品は、「板谷ゼオライトを限定した繊維材料で、天然ゼオライトの融合は正絹羽毛ふとんのみで可」「化学薬品に依存しない消臭効果」「遠赤外線による温熱効果と吸放湿の有意性はユーザーが体感でき、製品モニターにより有意性が確認されている」「遠赤外線作用による保温効果と、高い吸着力を利用した消臭効果・独自性を確保できる」などの独占的差別化の特徴を持っています。

以上のような素材の機能・特性を活かした新商品群の総称「シルクストーン」を寝具に限定することなく、インナー、ソックス、肌襦袢、クッション、消臭グッズなど広範囲な商品開発を進めています。

企業名 正絹羽毛ふとん株式会社
代表者名 村石 力弥 従業員数 60名
資本金 4,000万円 売上高 8億1,200万円(平成21年10月期)
住所 山形県米沢市直江町6-10
電話番号 0238-23-2929
主要製品 寝装品・カーテン・経営革新承認新商品の総称「シルクストーン®」製造、寝具クリーニング

制度を利用するきっかけ

シルクストーンの開発にめどがついてきた段階で、市場調査や販路開拓、さらには運転資金の調達などを商工会議所に相談したところ、経営革新制度を知りました。山形県知事の承認を受けることにより、今後の展開を有利にしようと考えて制度を利用することにしました。

経営革新計画をより確実なものにするために、専門家の派遣を要請し、経営革新計画の内容の充実が図られました。

支援内容

経営革新計画として、山形県知事の承認を受けるための支援を行いました。具体的には以下のような内容です。

経営革新の承認を受けるには、「革新性・新規性」「差別化」「事業可能性」の要件を満たす必要があり、推進されていた計画内容について、この3つの要件を満たしているか、または満たせるかの角度からアドバイスを行いました。

「革新性・新規性」の要件は、天然ゼオライトという鉱物の特性を繊維に練り込むという発想の面白さによって満たされていました。その証明は、ゼオライトの成分(化学薬品に依存しない消臭効果や遠赤外線による温熱効果と吸放湿、保温効果、高い吸着力を利用した消臭効果など)に関して、実験結果などによるデータを準備する必要があることでした。

「差別化」の要件については、板谷ゼオライトという産地の特産品であることが大きな差別化要因になりますが、板谷ゼオライトは他のゼオライトとどこが違うかを明確にする材料を見出しておく必要があることでした。

「事業可能性」の要件は、企業にとって経営革新計画が実現可能であり、その成果は確実に経営体質を変えてくれるものであることが必要になります。そのためには無理な計画は立てず、確実に実現可能な売上・利益計画にすることが肝要であることでした。

支援の結果と今後の展開

山形県知事から経営革新計画の承認を受けるための計画内容の具体化、書類づくりについて支援し、承認を受けることができました。

今後、さらに素材の改良を図り、製造・小売業として自社の小売店舗で全国展開していくためのシステムの構築を図ることとしています。また、今後の具体的な販路開拓先としては、既存取引先のほかに衣料・化粧品・消臭・家庭用品等のマーケットも考えています。

さらに、インターネットにおけるショッピング市場や、TVショッピング等も視野に入れながら、販路開拓を進めて行きます。

お問い合わせ先
米沢商工会議所
0238-21-5111

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