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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2011年]

飲食店に特化したリスク管理手法の提供【トータルインシュアランスサービス】

[サービス|兵庫県]事業可能性評価相談・アドバイス情報提供

企業概要

【経験豊富な事務スタッフ】
相談ごとも含めて多くの電話があるため、豊富な知識が必要になっている

【経験豊富な事務スタッフ】
相談ごとも含めて多くの電話があるため、豊富な知識が必要になっている

トータルインシュアランスサービス株式会社は、昭和38年(1963年)に創業し、大手保険会社の代理店として損害保険・生命保険を販売しています。垣谷泰三社長は、以前に飲食店勤務の経験があり、地域保健所が飲食店開業予定者を対象に開催する「食品衛生講習会」の認定講師を勤めていることから、保険所が行う食品賠償共済を中心に顧客開拓を進めています。

同社の保険販売は、多くの事故事例に取り組んだ豊富な経験から危機対策に特化した保険営業を強みにし、他の代理店にはない独自の信頼を築いているといえます。

金融自由化以降、保険業界には海外企業の参入もあり、事業環境は厳しいといえます。保険会社の再編とともに、代理店の整理・統合も進められています。このような環境変化の中で、保険代理店は自ら生き残る領域を設定し、独自の付加価値を高めていかなければなりません。そこで同社は、飲食店のリスク管理に特化したビジネスに取り組むことにしました。

飲食店の多くは、開店時に不動産会社が勧める火災保険に自動的に加入します。しかし、これらの保険は家主の財産保全やトラブルの回避を目的とした内容に留まっており、飲食店オーナーが投資した資産が対象になっていない場合が多くなっています。ほとんどの飲食店オーナーはこのような保険の実態を認識しないまま、高額な保険掛金を支払っています。

そこで同社では、飲食店オーナーに飲食業が抱えるリスクとその回避方法を伝えるとともに、飲食店として保険でカバーすべき内容とした保険を、掛け金をほとんど増額することなく提供するビジネスを進めています。

事務所には多くの保険会社のパンフレットが並ぶ事務所には多くの保険会社のパンフレットが並ぶ トータルインシュアランスサービスが提供する飲食店向け保険のイメージトータルインシュアランスサービスが提供する飲食店向け保険のイメージ
企業名 トータルインシュアランスサービス株式会社
代表者名 垣谷 泰三 従業員数 7名
資本金 1,000万円 売上高 3,900万円
住所 兵庫県神戸市灘区摩耶埠頭業務センター505
電話番号 078-806-0105
主要製品 損害保険・生命保険代理店

制度を利用するきっかけ

同社の垣谷社長は兵庫県中小企業家同友会の会員で、同会東神戸支部の副支部長を務めるなど、経営力向上に熱心に取り組んでいます。同会で同席した中小企業診断士に、経営革新計画の認定取得を相談したことが制度利用のきっかけで、その中小企業診断士が応援コーディネーターを務める旧・地域力連携拠点の支援を利用するに至りました(拠点名:兵庫県中小企業団体中央会)。

経営革新計画の認定取得以降も、近畿経済産業局の「関西の中小サービス業の現場改善事例集」に推薦されるなど、同支援機関との関係を継続しています。

支援内容

1.経営革新計画の認定

相談開始当初は、垣谷社長の意識は顧客開拓のための手法に偏っており、顧客データベースを作成し、テレアポ(電話による面談申込み)システムの構築が自社の経営革新であるとの認識で、これらのシステム構築のための資金調達が課題との認識でした。 しかし相談開始後は、事業認識を高めた上で将来像を構築することとし、保険業界の外部環境の認識、同社が活かすべき強みの再確認、実現手段としてのシステム構築、事業付加価値を上げるための将来像、という形で課題などを整理しました。 この結果、保険のメリットやリスク管理情報の提供などを、顧客視点で固めることができ、平成21年12月に兵庫県より経営革新計画の認定を得て、現在も計画実行に当たって必要な相談を中小企業応援センター・兵庫県中小企業団体中央会にて継続しています。

2.金融機関の紹介

当初より垣谷社長が認識していた資金調達については、兵庫県中小企業団体中央会が旧・地域力連携拠点事業、中小企業応援センター事業を通してパートナー機関としている兵庫県信用組合を紹介して、事業計画の理解を得るとともに必要資金の融資を得るに至りました。

3.関西の中小サービス業の現場改善事例集への推薦

同社の事業が飲食店に特化し、飲食店本位の保険を提供していることを、第三者である行政機関にも認められていることは、信頼性を向上させる要因となります。そこで同社の事業実現の助けにもなる機会として、近畿経済産業局の関西の中小サービス業の現場改善事例として推薦し、同局が発行する事例集に掲載されました。

支援の結果と今後の展開

一般に保険代理店は、大企業である損害保険会社の保険商品を地域限定で営業する事業であり、事業に独自性を出す余地が少ないのが現状です。今回の同社の計画は、自社に専門性が培われている飲食業分野に特化し、飲食店主が本来必要とする保険内容に変えるという、業界の古い体質への改革をスタートとし、保険以外のサービス分野にも広げようというもので、企業者の創意工夫が顕れている取組みといえます。

お問い合わせ先
兵庫県中小企業団体中央会
078-331-2045

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