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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2011年]

他社の特許を活用して新商品を開発!【ヒガノ】

[金属|埼玉県]専門家派遣相談・アドバイスコーディネート(TLO等)

企業概要

レインカットエコC2W-HL
【コンパクトタイプ】
レインカットエコD2W-HL
【デラックスタイプ】

レインカットエコC2W-HL
【コンパクトタイプ】
レインカットエコD2W-HL
【デラックスタイプ】

株式会社ヒガノは、大型門扉や庇(ひさし)の製造・販売・施工を主力事業とする企業で、昭和16年(1941年)の創業です。先代社長の日向野吉一郎氏が、溶接板金事業として会社をスタートさせましたが、昭和27年に日向野工業(株)として改組、昭和62年には社名を変更して、現在に至っています。

同社の事業は、学校・工場・ビル等の大型門扉や庇の設計・製作・設置・メンテナンス業務を中心に、都市建築景観製品、エクステリア製品、インテリア製品などの特注製作、各種産業機械の設計・製作・設置・メンテナンス業務のほか、倉庫事業も手掛けています。

平成5年(1993年)から建築関連製品の独自ブランド「PROFIT」を立ち上げ、グッドデザイン賞を何度も受賞し、事業も順調に伸びています。「PROFIT」の販促活動は、全国の設計事務所を中心にカタログを定期的に発送し、デザイン性の高い同社の商品の認知度を高めるという方法で行っており、この点が特徴といえます。

建築業界は公共事業の縮小や工場設備の海外移転で低迷しています。そこで、PROFITブランドの拡大と質的な充実を図ることが、同社の課題となっています。

レインカットエコの使い方
レインカットエコの使い方
企業名 株式会社ヒガノ
代表者名 日向野 吉一 従業員数 45名
資本金 2,000万円 売上高 11億4,000万円(平成19年)
住所 埼玉県草加市青柳3-24-7
電話番号 048-931-3321
主要製品 都市建築景観製品、エクステリア、インテリア製品などの製造・販売

制度を利用するきっかけ

未活用特許の流通促進を図る県内の大手・中堅企業を対象とした特許流通アドバイザーの企業訪問を受け、特許流通促進事業について知りました。

アドバイザーからの説明に対し、「自社の特許の開放はできないが、有用なものであれば他社特許の導入の意志はある」との意向を伝え、特許流通促進事業を活用していくことにしました。

支援内容

特許流通促進事業は、平成9年にスタートした特許庁所管の事業で、特許流通アドバイザー派遣事業、特許情報活用アドバイザー派遣事業、そして特許流通データベース整備事業の3つから成り立っています。

特許流通データベースに登録されている開放特許の中から、「傘」に関する特許をアドバイザーが収集し、紹介を受けました。その中から「傘のしずく取り装置」に関するものがあったので、同社がすでに製造販売しているビル用の傘のしずく取り装置(商標名:レインカットエコ)に適用してはどうかと思いました。

すでに同社では1Way方式のものを製造・販売していましたが、提案を受けたものが大変興味深いものだったので、当該特許の導入について検討することにしました。検討の結果、既存製品の付加価値を高める可能性を感じたため、アドバイザーの設定してくれた相手企業とのマッチングに参加し、当該特許の導入を決めました。

実施許諾ではなく、当該特許を使った部品の供給という形での技術導入になりましたが、2つの特許を使ったユニークでデザイン性に優れた傘のしずく取り装置を商品化することができました。アドバイザーには、特許紹介からマッチング、契約条件面等でのアドバイスを得ました。また、販売面においても利用してもらえそうな施設等の紹介も受けました。
 今後も有効な未活用特許があれば、紹介してもらいたいと考えています。

  • 「特許流通促進事業(特許流通アドバイザー派遣事業)」(工業所有権情報・研修館)

支援の結果と今後の展開

今回、導入した傘のしずく取り装置に関する特許は、特許権者からの部品購入という形で商品化され、平成21年の春に販売を開始しました。同社の「レインカットエコ」に今回の特許部品〔すいとるクリーン株式会社(福岡県)特許第3845105号「傘のしずく取り装置及びこの装置の設置促進システム」〕を組み込み、付加価値の高い新たな商品となりました。発売当初は、販売に苦労しましたが、最近ではあちこちの学校や、自治体から引き合いがあります。

お問い合わせ先
(独)工業所有権情報・研修館

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