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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2010年]

エゴマなどを使った新商品開発に挑む老舗醤油店【浅沼醤油店】

[食料・食品|岩手県]資金援助・債務保証なしなし

企業概要

新商品開発を担う浅沼宏一専務

新商品開発を担う浅沼宏一専務

浅沼醤油店は、大正3年(1914年)に初代・浅沼謙吉氏が現在地において味噌醤油醸造業を創業し、昭和28年(1953年)に2代目浅沼清助氏が株式会社に改組し、現在に至っています。現社長の浅沼和男氏は、平成4年(1992年)に社長を引き継いだ3代目です。

昭和49年に、本社工場が手狭になったことから工場(盛岡市黒川11-59-4)を新築移転しました。

平成17年には現専務(社長の子息)である浅沼宏一氏が入社し、みそ・醤油以外の調味料の開発にも積極的に乗り出し、平成19年には「新商品開発による営業売上拡大」をテーマにした経営革新計画が、岩手県知事の承認を受けました。さらに同年、エゴマ(荏胡麻=シソ科の一年草)を発酵させた調味料で特許を出願し、平成20年2月から「エゴマ醤油」、「エゴマドレッシング」などの新商品の販売を開始しました。

そして、平成21年6月には、本社建物を改装して直営店「食楽日和」(くらびより)を開店し、新商品を中心とした品揃えで、賑わいを見せています。

直営店「食楽日和」の外観直営店「食楽日和」の外観 若い女性客たちで賑わう店内若い女性客たちで賑わう店内
企業名 株式会社浅沼醤油店
代表者名 代表取締役 浅沼 和男 従業員数 20名
資本金 1,000万円 売上高 2億8,000万円
住所 岩手県盛岡市中ノ橋通1-8-2
電話番号 019-622-2580
主要製品 みそ、醤油、清涼飲料水、酢もろみ、各種調味料

制度を利用するきっかけ

学校給食向けの水産物缶詰メーカーから「アレルギーの子どもたちが食べられる大豆や小麦を使わない本醸造の醤油をつくってくれないか」との相談を受けて、岩手県工業技術センターの協力を得て、一関地方のエゴマを素材にして開発したのが「エゴマ醤油」です。これがきっかけで、工業技術センターから「いわて農商工連携ファンド」を紹介され、利用を勧められたものです。

支援内容

いわて農商工連携ファンドについては、岩手県の資料にはつぎのように紹介されています。

「本県の地域経済の重要な担い手である農林水産業と中小企業者との連携(農商工連携)を強化し、相乗効果を発揮していくことで地域経済の活性化を図るため、平成21年3月に『いわて農商工ファンド』を創設し、その運用益により、中小企業者と農林漁業者の連携体が行う創業や新たな事業展開等への支援を行う」

基金の総額は29億1,000万円で、その運用益をもとに、選定された事業者に補助(助成限度額1企業・500万円)するものです。浅沼醤油店は、第2回助成金(平成21年6月~7月、一関市の花菜油の会との共同申請)、第3回(平成21年10月~11月、盛岡市の有限会社田鎖農園との共同申請)の2度にわたり助成対象となり、新商品開発に関する支援を受けました。

支援の結果と今後の展開

エゴマ商品は「醤油」「ドレッシング」「つゆ」「ラー油」など、40種類ほどに広がりました。これらの商品は「食楽日和」で店頭販売されています。さらに田鎖農園との連携による県産大豆「秘伝」を原料にした醤油の開発が進んでいます。

新商品の売上への貢献度はまだこれからですが、岩手県が推奨する「地産地消」への取組みがこれから大きく花を開くことが期待されます。

お問い合わせ先
(財)いわて産業振興センター
TEL:019-631-3820(代表)

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