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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2010年]

不況期に反撃の箱物印刷業!【アール工芸印刷社】

[サービス|京都府]専門家派遣なしなし

企業概要

納期は印刷業の命、納期管理BOX

納期は印刷業の命、納期管理BOX

株式会社アール工芸印刷社は総合印刷業ですが、種類としては箱物、業種としては医療品業界を取引先としています。

総合印刷業として、箱物印刷以外の封筒印刷、名刺印刷は外注し、その外注先は各種印刷業からデザイナーまで多岐にわたっています。しかし近年、取引先の業界より、箱物単価のダウンを要求されていることもあり、売上げは従業員4名で1億円と高いものの、売上総利益率(粗利率)が19%へとダウンの傾向にありました。取引先の医薬品業界とは先代から密接な関係にあり、CSには十分取り組んでいますが、市場環境は厳しい状況です。

同社は、ISO9000の取得など、品質管理には優れており、また売り先の管理情報は十分に把握しています。

なお同社は、経営革新法を目指すなど前向きな経営に取り組んでいます。そして、同社の曽和久之代表取締役は京都中小企業同友会に参加するなど勉強熱心な経営者です。

CAD連動の型取機CAD連動の型取機 業種水平展開が期待できる!アール工芸印刷社の製品業種水平展開が期待できる!アール工芸印刷社の製品
企業名 株式会社 アール工芸印刷社
代表者名 曽和久之 従業員数 4名
資本金 1,000万円 売上高 1億1,900万円(平成20年10月期)
住所 京都府京都市南区上鳥羽高畠町54
電話番号 075-681-1712
主要製品 総合印刷業(主力は箱物印刷)

制度を利用するきっかけ

曽和代表取締役が中小企業施策に精通しており、地域力連携事業のパンフレットを見て京都商工会議所に自社の支援を申し込みました。

支援内容

同社への支援内容は、次の通りです。

1.経営戦略の明確化
 総合印刷業というように、印刷物の対象種類が広がりすぎていたものを、独自技術重視の「京都で40年の歴史を持つ箱物印刷業」というキャッチへと改めました。

2.年間売上目標の設定
 年間の売上目標と、月ごとの売上目標、目標の粗利率を設定しました。

3.売掛け先単位での売上げとおおまかな利益率の把握
 それまでは売値と原価の紙代だけで利益率を算出していたものを、負荷工数も原価計算に算入することにしました。その結果を経営(見積もり)にフィードバックするようにしました。

4.値下げ圧力の回避
 値下げ要求が予想されたので、前述「3.売掛け先単位での売上げとおおまかな利益率の把握」の工法情報(工程)を明確にして、これだけの作業をするのでこれだけの原価が掛かりますという明示をするようにしました。

5.事業承継の円滑化
 円滑な事業承継に向けて、まずは事業を利益体質にすることを目標にしました(子息は学生です)。

6.資金繰りなどの金融指導
 年間の収支表をつけることを指導して、資金ショートには早めに対応し、短期資金を借りることにしました。これにより曽和代表取締役が営業に専念できるようになりました。

支援の結果と今後の展開

平成21年7月現在、印刷業を取り巻く厳しい経営環境の折、売上げが対前年同時期比で115%、粗利率が19.1%から23.0%に向上し、今期は経常黒字になる見込みです。

しかし、借入金の元金償還までを考えると、まだキャッシュフローが足りない状況です。同社の技術は、業種水平展開ができると思われることから、和菓子業界や、店棚の展示ケースとしての拡販の戦略を練っていきます。

お問い合わせ先
京都・地域力連携拠点 事業承継支援センター(京都商工会議所)
TEL:075-212-6400

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