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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2010年]

経営力強化によるブランド戦略と受注拡大戦略の構築【サンダー商事】

[その他|東京都]専門家派遣なしなし

企業概要

サンダー商事ブランド「アラジン」の靴の見本

サンダー商事ブランド「アラジン」の靴の見本

昭和41年(1966年)、轟秀貴社長の父親で前社長の轟豊蔵会長が、靴の本場である浅草で創業しました。創業当時は4畳半一間のアパートで靴の甲を手作業でつくっていました。靴業界は産地産業で、当時から浅草には多くの職人が集まり、靴の部品を製造し、大手メーカーが完成品にして販売していました。当時、靴の需要は団塊の世代が社会人になる時期と重なり、順調に業容を拡大していきました。その後、同社は法人化するに当たって、社名を名字の「轟」から取って「サンダー商事株式会社」としました。事業内容も、靴部品製造から革製紳士・婦人靴の総合メーカーとなり、現在に至っています。

1990年代のバブル経済崩壊の後、靴業界は需要の低迷、海外製廉価品の流入、原材料の高騰、職人の減少、流通形態の変化などにより、恒常的不況業種となりました。現在、市場は高級ブランド品と廉価普及品に二極化し、流通経路も従来の靴専門店からSM、DSなどの量販店に移行し、現在は「ABCマート」や「卑弥呼」に代表される大型ブランド系小売店や、トータルファッション系のセレクトショップ、紳士服専門チェーン店などが主流となりつつあります。

以上の状況から、今後の方針としてブランド開発による新製品開発、受注開拓のためのチャネル戦略構築を図ることにしました。そのため、当面経営力向上による経営基盤強化を図る必要があり、「経営力向上TOKYOプロジェクト」の支援を受けることにしました。

企業名 サンダー商事株式会社
代表者名 轟 秀貴 従業員数 32名
資本金 2,000万円 売上高 5億5,000万円
住所 東京都台東区橋場1-9-3
電話番号 03-3874-4171(代表)
主要製品 紳士婦人靴

制度を利用するきっかけ

同社は東京商工会議所、(財)台東区産業振興事業団産業研修センターの会員であり、東京都を始めとする都内7支援機関が中小企業に対して行う「経営力向上TOKYOプロジェクト」の案内を見て、東京商工会議所へ支援を申し込みました。同社の知己であった中小企業診断士のもとに東京商工会議所より支援の依頼があったため、中小企業診断士が同社を訪問して、チェックシートに基づく経営力向上支援を行いました。

支援内容

「経営力向上TOKYOプロジェクト」は、経営力向上のための7つの分野(1.戦略分野 2.経営者・組織・人材分野 3.マーケティング分野 4.IT・業務管理分野 5.財務・会計管理分野 6.知財・知識マネジメント分野 7.環境・危機・社会分野)に関し、101問のチェックシートの各項目を経営者にチェックしてもらい、経営力の総合的診断を行うものです。この診断により、弱点の補強、優れた点を伸ばす方法について支援するものです。

同社は会長が67歳、社長が43歳と若く、今後の活躍が期待されます。経営管理、人材、財務会計は問題なく、今後の売上を伸ばすためのブランド戦略と受注拡大のためのチャネル戦略について支援を行いました。同社は現在、「TEXAS」をはじめとする2つのブランドを商標登録しており、ファッション系大型小売店やセレクトショップを中心に製品を販売しています。しかし、売上全体からみるとまだブランドの知名度は低く、売上比率も低い状況です。

今後の方向として次の点を提案し、支援の実施に入りました。
1.新規得意先開拓およびブランド力アップのための展示会、見本市などへの積極的参加。
2.効果的な広告宣伝の実施(ホームページの作成を含む)。
3.ITシステムの有効活用による多品種在庫の管理および在庫総額の削減。

支援の結果と今後の展開

チェックシートに基づく結果から、社長が従来意識していたものとは違う同社の客観的な強み、弱みが明確になり、自社が早急に行うべきこと、今後の方針、戦略策定などが明確になりました。

当面は、平成21年度中に行われる見本市(東京2カ所、イタリアミラノ1カ所)への出展を計画しています。また、インパクトのある新カタログの作成に着手しました。

お問い合わせ先
東京商工会議所内「経営力向上TOKYOプロジェクト事務局」
TEL:03-3283-7758

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