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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2009年]

スタッフ1人ひとりが知識を高め、「あなたの町の健康相談所」に徹する【ドンキー薬局】

[小売・卸|佐賀県]その他なしなし

企業概要

ドンキー薬局店舗外観

ドンキー薬局店舗外観

株式会社ドンキー薬局は、佐賀県佐賀市東部環状線沿いに店舗を構える、平成元年(1989年)創業の調剤併設型ドラッグストアです。平成19年12月に店舗を改装して、店舗面積を120坪(約396平方メートル)に増床しました。営業は年中無休で、営業時間は午前9時から午後10時までと長時間営業です。

近年の全国チェーンの大手ドラッグストアの県内進出にともない、競争に勝ち抜くためには、独自色のある経営に取り組む必要があり、以下の経営革新事業に取り組みました。

1.顧客情報を組み入れた商品の共同開発と販売、そして販路開拓
 月2回同社店内で開催している育児相談会(発育測定・離乳指導など)、月1回開催している血流測定会でのアンケート、および店頭で直接受けるお客さまからの声(=顧客からの情報)を収集・分析し、そのデータを地元・佐賀の連携企業と共有して同社オリジナル商品を共同開発しました。
 顧客情報の中で抽出できたことは、第一に「自然へのこだわり」「アレルギーへの関心」でした。このデータをもとに、連携企業と安心安全な地産地消商品の共同開発を行い、商品化しました。

2.高齢者の「生きがい」ある生活へのサポートを核とする販売方式の導入
 すべての女性はいつまでも「きれいでいたい」と願っています。元気な高齢者が「生きがい」「交流」「文化」を求めて集う公共施設などにおいて、出張美容講座による新しい化粧方式を示して、またその場で化粧のお手伝いをすることで、活動的で豊かな生活を提案できます。その結果、メーキャップ・スキンケア商品の新たな販路を築くことができ、店頭販売のみでなく、宅配による販売も実施しました。

商品説明を行う、宮地キクヨ専務商品説明を行う、宮地キクヨ専務 地産地消の商品地産地消の商品
企業名 株式会社ドンキー薬局
代表者名 代表取締役 宮地賢二 従業員数 10名
資本金 2,000万円 売上高 3億3,000万円
住所 佐賀県佐賀市巨勢町牛島598-1
電話番号 0952-23-6818
主要製品 保険調剤、各種医療品、医薬部外品、健康食品、各種化粧品他

制度を利用するきっかけ

経営革新支援法の承認を受けられると社会的な信用が得られる、と思ったことから制度を利用しました。平成15年には、目の前にアメリカの巨大ウォルマート資本のモラージュ佐賀がオープンし、狭い県内に県外資本の大型チェーンドラッグストアがどんどん押し寄せてきました。そのために価格は荒れ、品揃えでは負けるため、生き残りをかけて地域の顧客に見放されないために、何か特徴のあることをしなければならないと考えました。

そこで経営革新支援法の承認を受けるには、独自性があること、価値観が社会に受け入れられることが必要であると認識しました。

支援内容

中小企業診断士の支援は、ドンキー薬局の経営革新支援法の承認申請に関する書類作成のサポートから始まりました。今回の申請内容は2つの点に絞りました。1つは顧客アンケートに基づき、健康をキーワードにした地産地消の商品の取扱い拡大および商品開発です。もう1つは、高齢化社会の中でいつまでもきれいで活動したいと願う女性を対象とした出張美容講座の開催です。

地産地消の取組みでは、日ごろお付き合いがあり、地元で特徴ある商品を製造している企業へ同行訪問し、代表者と直接会って経営理念や商品についてのこだわりを教えてもらったり、工場の見学も行いました。そのような中で取り扱うことになった地元の商品として、ヨコオ牧場の乳製品やアイスクリーム、佐賀ビネガーのたまねぎ酢、白石のテンペ、イイダ靴下の高機能着圧ソックス、授産施設のレインボークッキーなどなかなか県内やスーパーなどでお目にかかれない貴重な商品を集めることができました。

また、出張美容講座についても、地域のお世話上手な顧客に相談して、近くの巨勢公民館や老人センターに高齢者の女性を集めて、化粧品のつけ方、日焼け止めの必要性、ファンデーションの塗り方などをお伝えしました。また、高齢者向けということで、尿もれ失禁パットの実験も行いました。その翌日から、いままで買いにくかった失禁パットと、敷居が高く感じられた化粧品売り場が大変にぎわいました。

また、支援した中小企業診断士が佐賀大学の客員教授であることから、化粧品メーカーの研修室を借りて、佐賀大学の女子学生向けに美容講座を開催することができました。

  • 「中小企業経営革新支援事業」(佐賀県)
     経営革新計画のテーマ:顧客情報を組み入れた商品の共同開発販売および高齢者の「生きがい」ある生活へのサポートを核とした販売方式導入。「来店されるお客さまの声が反映された「健康」をキーワードとした商品を提供していきたい、そして活動的で豊かな生活を享受できるよう高齢者の方をサポートしたい」
     年々厳しくなるドラッグストア業界の中で、同社の存在をより確かなものとしていくために、上述の経営革新計画のテーマにおける方針に沿って経営革新を進めていきました。

支援の結果と今後の展開

平成19年12月に改正薬事法を見据えて、店舗改装を行い、12月は店全体で売上高が119.2%、客単価が104%、平成20年1月が店全体で売上高が113.1%、客単価が123.5%と好調な業績となっています。

また、ダイエット塾を開講し、受講生が100名を超えるなど、このような取組みが評価されて、平成21年2月には佐賀市から「GO!GO!食育賞」を受賞しました。これは、市内197の事業所の中から覆面調査で選ばれたもので、市民向けに食生活の改善講座や、乳児栄養相談などを積極的に実施したことが評価された結果です。

お問い合わせ先
佐賀県庁農林水産商工本部新産業課
TEL:0952-25-7129

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