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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2009年]

わが子に安心して食べさせられる「食」の原点を守り、地元産で旬の食材を使った「食」を提供【キャリオン】

[サービス|三重県]専門家派遣相談・アドバイス情報提供

企業概要

安心・安全な食の提供を追求する高橋社長

安心・安全な食の提供を追求する高橋社長

有限会社キャリオンを取り巻く食の世界では、産地偽装、事故米の不正転売などが起き、消費者は口にする食品が「安心・安全」なのか疑心暗鬼になっています。また、食の西洋化が進み、オーストラリアからの輸入牛肉や、南洋のマグロを食べるのが当たり前となり、遠方から運ぶ食品を長持ちさせるため、事業者は保存料や添加物を使わざるを得ません。

キャリオンは、幼稚園児のお母さん4人が集まり、1個のお弁当をつくるなら4個つくるのも同じと交代でつくり始めたのが原点です。三重県伊勢市、津市の5カ所で食堂を運営していますが、わが子に安心して食べさせられる「食」の原点を守り、地元産で旬の食材を使った「食」を提供しています。キャリオンの地産地消への取組みは、農林水産省・東海郵政局「地場農産物にこだわった弁当の取組事例」として紹介されています。

同社は個人事業として創業しました。特許を取得したアイデア商品、多機能釜「欲張り君」、「和服収納額縁」の製造・販売を行っていましたが、原点である「食」に戻り、主婦パワーを結集して、平成12年(2000年)12月にキャリオンを設立しました。伊勢郵便局の職員食堂受託をかわきりに実績を積んで事業を拡げ、現在は伊勢4カ所と津サイエンスプラザにあるレストラン「いー菜」で食堂を運営しています。伊勢のイベント会場であるサンアリーナの各種スポーツ大会では、ホームページ経由でスポーツ弁当を受託しています。遠方から来るチームのために、伊勢の野菜をふんだんに使った地産地消弁当を提供しています。他の事業者が提供する弁当は油物が中心であるなか、キャリオンの弁当を見たチームから「ここのお弁当美味しそうでいいな」と声をかけられ、新規顧客、リピータを増やしています。

油物を避け、栄養を考えたスポーツ弁当油物を避け、栄養を考えたスポーツ弁当 地元産旬の食を提供するレストラン「いー菜」地元産旬の食を提供するレストラン「いー菜」
企業名 有限会社キャリオン
代表者名 高橋洋子 従業員数 15名
資本金 300万円 売上高 4,000万円
住所 三重県伊勢市藤里町1-65
電話番号 0596-25-3114
主要製品 食堂・レストラン・幼稚園給食・弁当・仕出し・地場産品販売

制度を利用するきっかけ

高橋洋子社長が地域介護とアイデア商品の販売について相談するため、三重県産業支援センターのプロジェクトマネージャ来訪したのが制度利用のきっかけです。主婦パワーが集まる活気のある企業ですが、事業の方向性としてはやや問題があったため、伊勢商工会議所主催の創業塾に参加して、まずは経営について学んでもらいました。

また同時期に、伊勢郵便局で職員食堂運営事業の募集があり、これに応募して同事業を受託できたことから、原点である「食」を中心とした事業展開へ方向転換しました。

支援内容

三重県産業支援センターでは、プロジェクトマネージャ、サブマネージャを中心に経営の進め方、ホームページ活用などをアドバイスしました。地元・伊勢商工会議所の経営指導員とも連携して同社を支援しています。高橋社長は、アドバイスの内容がわからなければ、何度でも問い直し、必ず自分のものにしてから実行しています。

また、新しい取組みにも果敢にチャレンジし、プロジェクトマネージャの支援もあって、平成17年(2005年)に伊勢市の「新産業創出支援事業」に採択され「茶むす」を開発しました。この製品はイベントなどで売り出され、好評を博しています。また、平成18年には経営革新計画の承認を受け、新商品の開発やマーケティング支援のために専門家派遣を活用しています。

現在、同社のホームページは高橋社長の娘さんが担当しています。地元から仕出し弁当の新規顧客獲得のため、平成17年に当支援センターで開催したネットショップ講座「めざせ月商100万円  みえEC実践塾」に参加しました。講座終了後、IT担当のサブマネージャの支援で、ホームページのブラッシュアップを行いました。ホームページは、新規注文獲得に寄与しており、県外から伊勢へ来るスポーツチームからの注文も多く、スポーツ選手のエネルギー源となり、消化しやすいスポーツ弁当を開発してリピータを増やしています。

さらには、伊勢へ取材に来るテレビ局のクルーからの注文があるなど、意外なニーズも発見できています。

支援の結果と今後の展開

同社は伊勢市での食堂運営からスタートし、新たに津市での食堂運営も始め、雇用、売上とも増やしています。いままでは食堂の委託運営でしたが、はじめて自前の店を伊勢神宮外宮のお膝元に出店することになり、新たな展開を目指しています。

同社は、地域の発展があってこそ企業も発展するとの心意気で取り組み、子育て支援「みえ次世代育成支援ネットワーク」が設立されると同時に参加をしています。

また、伊勢の地域資源を活かした商品開発や、外宮にちなんだ丼(どんぶり)メニューの開発による地域活性化にも熱心に取り組んでいます。

お問い合わせ先
(財)三重県産業支援センター
TEL:059-228-3326

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