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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2009年]

スターリングエンジンを活用したリサイクル燃料発電・熱供給システム―環境性と経済性を両立―【プロマテリアル】

[機械|東京都]その他なしなし

企業概要

さまざまな熱から発電が可能です

さまざまな熱から発電が可能です

株式会社プロマテリアルは、あらゆる熱から電気を生み出す「スターリングエンジン発電システム」の用途開発および販売を行う企業です。

スターリングエンジンとは、密閉したシリンダの外側から熱を加え、空気の膨張・収縮を利用してピストンを動かすエンジンです。さまざまなものを燃やして、また従来捨てられていた熱を拾って、運動エネルギーをつくり出すことが可能です。作動するための燃料を選ばず、さまざまな熱源を使用するシステムを構築することが可能です。

たとえば、工場の場合です。多くの工場では、製品の加工の際に利用した多大な"熱"を大気中に放出しています。これは、燃料のロスとCO2排出を生んでいることになります。スターリングエンジンの廃熱利用モデルは、この放出されている熱を使ってスターリングエンジンを回し、エネルギーを電力(+温水)として回収します。

つまり、捨てられていた熱を使って新しいエネルギーを生み出すことで、世界的な問題であるCO2削減・省エネルギーに貢献していくことができるのです。

また、各地で発生するバイオマス資源(木材、おが屑、草、畜糞、きのこ廃菌床など)から発電・温水・温風を供給するシステムを構築します。バイオマスが発生する事業所での使用や、地域内でバイオマスを集めての使用が考えられます。

生活に密着する熱を利用して発電することで、電気に乏しい国に電気を灯し、生活・産業の発展に役に立ちたいと考えています。

企業名 株式会社プロマテリアル
代表者名 齋藤正倫 従業員数 5名
資本金 2,000万円 売上高
住所 東京都港区東新橋1-2-16
電話番号 03-5537-0763
主要製品 あらゆる熱源を使って電気と温水を生み出すスターリングエンジン発電システム

制度を利用するきっかけ

「さまざまな可能性を秘めるスターリングエンジンを世界に普及する」という志のもとにプロマテリアルは立ち上げられ、マーケットニーズの調査や、システムの設計に時間を費やしました。そんな中で感じられたことが、この事業は単独でやるよりもネットワークを構築する必要があるということでした。当時、ベンチャー企業のインキュベーション施設・神奈川サイエンスパークに入居していた関係もあり、「新連携対策補助金(連携体構築支援事業)」の存在を知ることになりました。

「事業分野の異なるもの同士が有機的に連携し、その経営資源を有効に組み合わせて、新事業活動を行うことにより、新市場創出を目指す取組みを支援する」という支援事業のコンセプトが、プロマテリアルの考えと合致していたことが制度を利用するきっかけとなりました。

支援内容

当時、プロマテリアルは、スターリングエンジンの特性は理解していたものの、発想そのものがシーズ段階にあり、マーケットのニーズ自体は把握しきれていませんでした。

マーケットインの発想に切り替えるためには、さまざまな専門家の意見を聞き、ネットワークを構築して連携することが必要でした。そこで、それぞれの専門家とのディスカッションを繰り返すことで、マーケットへの普及に向けての課題を具体化することができました。同時に、スターリングエンジンが世の中に普及する可能性をはっきりと認識することができました。

また、広島大学の石塚教授や明星大学の濱口先生とはこの事業を行うことで知り合えました。ご意見を聞くために発生する費用を本制度の補助対象にすることで、双方の負担を軽減でき、有益な場を設けることができました。

また、アプリケーション開発からプロトタイプ製造までのシステム構築を行う(株)KSKの所在地は愛知でしたが、度重なる打合わせの費用も同様に補助対象にできたおかげで、コミュニケーション上の問題を起こすことなく、スムーズな開発を行うことができました。

NPO日本スターリングエンジン普及協会は、スターリングエンジンの普及を目指した業界団体です。同協会は、日本機械学会や各大学との連携によって、本システムの普及に関するマーケティング、広報活動など、販路開拓支援を行うための重要な機関であり、協会とのディスカッションを積極的に行うことで市場への認知度を高めることに成功しました。

支援の結果と今後の展開

連携体構築支援事業を通じて構築できたネットワークをベースに、開発フェーズから商品化フェーズまでたどり着くことができました。

現在は、販売フェーズに移行している段階です。スターリングエンジンを活用したシステムのモデルを立ち上げ、量産化に向けて前進しています。国内のみならず、国外のプロジェクトも同時進行しており、スターリングエンジンの普及に向けて日々邁進しています。

お問い合わせ先
関東経済産業局 新規事業課
TEL:048-600-0394

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