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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2009年]

手書き業務をより簡便に!手書き文章をデジタル処理で支援するソフトサービス【ルービック】

[情報・通信|埼玉県]コーディネート(TLO等)なしなし

企業概要

ランニングコストが安い「テクノート」

ランニングコストが安い「テクノート」

株式会社ルービックは、平成16年(2004年)11月、長年のコンピュータ関連部品、機器開発、販売業務で台湾を中心とした多くのメーカーと信頼関係を築いてきた洪崇富社長が、関連会社・海連の開発受託会社として設立しました。現在は、開発から販売までを手掛けています。事業内容は、ハードウェアのデジタルノートパッド「テクノート」と手書き分析解析ソフトを支援するサービスです。手書き文書は、リアルタイムにノートパッドのメモリーに記録され、デジタル処理されます。手書き記録文書メモリー枚数は、A5サイズで約500頁、A4サイズで約250頁です。

「テクノート」の記録方式は、低コスト運用が可能な「電磁誘導方式」を採用しています。競合するアノト方式は、ペン先にカメラを搭載し、高価な専用紙を使用します。また超音波方式はコストが安価な反面、受信機使用で精度に課題があります。「電磁誘導方式」はランニングコストの低減、性能の向上とユーザーの利便性を高めました。そのため、「テクノート」の用途は主にアンケート集計業務、営業日報、作業報告書、訪問介護、訪問修理などの手書き記録業務用として提供しています。外出時の営業情報、アセスメントシートなど手書き報告書の事業所での再作成は、一人が複数の顧客や患者と対応しなければならないので、多くの時間と経費がかかります。「テクノート」は、このような方々に役立っています。

お客様の声を活かした新型デジタルペン

お客様の声を活かした新型デジタルペン

なお、同社は平成19年11月に手書き情報文字認識ソフト「HCC」を発売し、平成20年 3月には手書き情報処理Sassシステム「テガキタス」の開発を始めるなど、手書き業務支援の分野に注力しています。

企業名 株式会社ルービック
代表者名 洪 崇富 従業員数 3名
資本金 200万円 売上高 9,500万円(平成20年度9月期)
住所 埼玉県所沢市御幸町11-1 豊栄ビル2F
電話番号 04-2921-3160
主要製品 電子機器の設計開発・販売「手書きノートパッド」、分析解析ソフトサービス

制度を利用するきっかけ

中小機構関東の販路開拓コーディネート事業では、チーフアドバイザーが曜日ごとに販路開拓支援の窓口相談を担当しています。ルービックとの出会いも、同社のソリューション企画部長との窓口相談が契機でした。商品が開発されて間もない段階でもあり、販路開拓に取り組む営業の仕組みが整理できていませんでした。

その後、洪社長も交えて、マーケティングの磨き上げに取り組んでもらい、当事業で採択した次第です。

支援内容

本件は、創業間もない企業の営業の仕組みづくりを支援した事例です。

「テクノート」は、デジタルノート板、専用デジタルペン、編集・文字認識・情報集計ソフトで構成されています。マーケティング企画の磨き上げでは、当方式が普通紙で対応できる利便性、簡便性に着目して、(1)空間デザイン、(2)医療情報システムサービス、(3)病院・クリニックの分野をターゲットとする仮説を立案しました。1枚のカタログで「どこでも使えます、誰でも使えます」という売込み方式から脱皮し、各分野におけるお客様の声をヒアリングし、各分野の優位性をランク付けして優位のある分野に集中的に営業を展開できるようにするためです。

次の段階は、当該分野に知見のある販路コーディネーターが支援企業に同行して、仮説を検証します。お客様の生の声を聞くことから各分野での現状をヒアリングし、お客様の関心のあるところを重点的に訴求するためです。仮説の検証での具体的な成果は、大手空間デザインサービス業との連携により、国立大学法人T大学総合研究博物館と契約締結しました。また現場作業用、巡回記録などの用途に可能性を見い出せました。

一方、(1)コストやセキュリティ面の懸念、(2)スキャナーとの競合、(3)文字認識ソフトの機能向上の要請、(4)デジタルペンの改良、(5)固定電源の希望、などの指摘がありました。

そのため、仮説の検証を評価し今後の方向性を提言する報告会では、抽出した課題を解決するアクションプランと、分野別の絞込みや営業計画を月次で管理する資料を例示して、提言しました。

支援の結果と今後の展開

国立大学法人T大学総合研究博物館との契約では、展示室での実証データの検証に取り組む成果がありました。また、これからは販路開拓コーディネート事業の営業プロセスの体験を活かして、博物館や美術館への市場開拓を考えています。

さらに、同社はヒアリングで市場の声を聞くノウハウを身につけましたので、手書き情報文字認識ソフト「HCC」、手書き情報処理Sassシステム「テガキタス」など手書き業務支援の分野に注力し、商品開発および市場開拓に邁進しています。

お問い合わせ先
(独)中小機構関東経営支援部販路支援課
TEL:03-5470-1638

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