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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2009年]

「牛乳屋さんの作ったソフトクリーム」の移動販売で、売上高と収益が向上【白水舎乳業】

[食料・食品|宮崎県]専門家派遣相談・アドバイスなし

企業概要

白水舎乳業本社・工場

白水舎乳業本社・工場

白水舎乳業は、大正9年(1934年)に創設されました。当時は、酪農を中心に牧場経営を行っており、昭和15年(1940年)頃からは牛乳の加工販売を始めるようになりました。現在は、地元の契約酪農家から仕入れた牛乳を加工して、宅配、学校・病院給食に直販しています。宮崎平野のこの恵まれた自然環境の中、経験豊かな酪農家たちが愛情いっぱいに育てた乳牛から搾った高品質の生乳に一切何も手を加えず工場で殺菌処理だけを施し、新鮮な風味を保ったままご家庭の皆さまにお届けしています。

平成12年(2000年)頃より、自社工場隣接の店舗でソフトクリームを製造販売しています。これは、「牛乳屋のソフトクリーム」として、イベントなどへの出張販売依頼があるなど人気が高く、乳脂肪をたっぷり含んだソフトクリームとして多くの方々に愛されています。

今回、経営革新事業の認定を取得し、平成19年(2007年)の8月頃からオリジナルの移動販売車(黄色いソフトクリームカー)は、各種イベントで活躍しています。これまでお客さまから要望の多かったテイクアウトに応えて、カップアイスも製品ラインナップに加えて売上は順調に伸びています。

なお、同社の経営理念を述べると以下のようになります。
  ・『厳選された地元原料を利用した地産地消型の企業を目指します』
  原料の牛乳は、すべて宮崎市近郊の契約酪農家から毎日集荷しています。
  ・『訪問販売による対面販売を徹底します』。
  新鮮な牛乳をお客さまに直接お届けします。

牛乳屋さんが作ったアイスクリーム
牛乳屋さんが作ったアイスクリーム
"夢みるく"移動販売車
"夢みるく"移動販売車
企業名 有限会社白水舎乳業
代表者名 代表取締役 都成謙三 従業員数 30名
資本金 500万円 売上高 1億9,000万円
住所 宮崎県宮崎市宮崎駅東3-2-5
電話番号 0985-29-2988
主要製品 牛乳製造・販売、ソフトクリーム、アイスクリーム等の牛乳・乳製品の製造・販売・各種健康飲料の販売

制度を利用するきっかけ

平成18年6月、同社の都成社長から、ソフトクリームの移動販売によって売上高および収益を向上させる目的として「中小企業経営革新計画」作成の支援をしてほしいとの話があり、(財)宮崎県産業支援財団の総合相談事業を紹介しました。
  都成社長がコーディネータ(専門家)派遣事業へ申し込みを行い、経営革新計画に詳しい専門家が派遣され、計画作成が開始されました。

支援内容

新事業着手の経緯には、近年、牛乳消費量の落ち込みが激しいこともあり、減少を抑え消費量を増やす目的で取り組んだ事業でした。加えて、牛乳の消費量の拡大を図るため、加工品によって攻めに転じました。当初は、経営革新支援事業の認定要件にある「新規性」をどのように表現するかが問題であったため、新事業として経営革新支援計画の認定を受けられるように、製造工程の段階から新たに詳細な事業計画を作成するところから着手しました。

なお、この事業には、特にマーケティング活動の活性化が求められるため、販売・営業人員の確保からはじめ、移動販売の設計・製作にかかわる低利融資による資金調達、得意先の確保、販売計画、利益計画などについての詳細な検討を行いました。 以下は、主な策定計画です。

(1)革新計画期間を平成18年から平成23年の5年間とする。
  (2)革新事業の推進は、新たな社内プロジェクトを組み、社長ほか3名体制とする。
  (3)着手時から検討していた移動販売車の設計および製作を行う。
  (4)デモンストレーション販売、アンケート調査の準備および顧客リストの整備を行う。
  (5)新たに顧客管理システムの構築と、新商品「夢みるく」アイスクリームの受発注用のホームページの設計を行う。
  (6)資金調達は、主に公的金融機関(当時の国民生活金融公庫、現・(株)日本政策金融公庫)とする。
  (7)販売員用の取り扱いマニュアルの制定を行う。

以上の内容により、経営革新計画作成支援を行い、申請書を平成18年8月に提出し、同年9月に承認を受けました。

支援の結果と今後の展開

平成18年8月に、経営革新支援計画の認定を受けました。その後、平成19年2月に補助金を受け、マーケティング活動の資金として活用しました。現在、革新計画3年目に入り、移動販売活動は順調に推移しています。

なお、屋外での移動販売のため、外気温に左右される面が強くあります。そのため、今回の事業でギフト商品化ができたことは、大きな成果だと思います。

今後は、アイスクリームのオールシーズン化、オールエイジ化などに対し、デザート志向などの需要掘り起こしに取り組む予定です。

お問い合わせ先
(財)宮崎県産業支援財団
TEL:0985-55-1836

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