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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2009年]

クリーンエネルギー・省エネルギーを追求する「逆転の発想」からの技術【グローバルエナジー】

[その他|東京都]相談・アドバイス資金援助・債務保証研修・セミナー

企業概要

ベルシオン式風車は翼面積を大きくした逆テーパ状の形状が特徴。速度が速い翼端の幅を広くすることにより、渦を起こりにくくし、そのため風切音がほとんどない

ベルシオン式風車は翼面積を大きくした逆テーパ状の形状が特徴。速度が速い翼端の幅を広くすることにより、渦を起こりにくくし、そのため風切音がほとんどない

(株)グローバルエナジーは、平成14年(2002年)に、風力発電を中心とした自然エネルギー関連の研究・開発に取り組む企業として、創業しました。研究・開発に着手し、数え切れない試作を繰り返した結果、後に効率的な風力発電の開発に成功しました。これは、従来の風車理論・発想からは生まれてこなかった逆転的な発想による成果として、評価を受けています。

しかし、性能が過剰であるため、ブレーキの配慮や強風対策が必要となりました。そのため、風車の能力が発揮できる発電機・コントローラーを総合的にコーディネートして発電システムとして仕上げることが課題でした。この課題を解決するため、平成19年度より、中小企業支援センターの経営相談などを活用しています。

開発した風力発電システムは、風速1.5m/s程度から回転するため、効率的である一方、風切音がほとんどありません。そのため、ビルの屋上、ビルの谷間、家の屋上、道路の脇など、都市型発電システムに利用できるという特徴があります。また、「垂直軸型ベルシオン式風車」は、電気を供給するだけではなく、「店名」、「営業中」などの文字を入れることが可能であり、自然エネルギーで動く広告塔としての機能も併せもちます。動くことにより、視認性が高い省エネ型の広告塔を開発することが可能です(現在事業化中)。

さらに、同社が開発したベルシオン式風車は独自のプロペラやファンにより、自動車、船舶、飛行機や冷蔵庫、エアコンなどの生活必需品分野においても、応用が可能となっています。

移動式風車(垂直型・ベルシオン式風車)
移動式風車(垂直型・ベルシオン式風車)
主翼のない飛行艇
主翼のない飛行艇
企業名 株式会社グローバルエナジー
代表者名 鈴木修二 従業員数 7名
資本金 1億円 売上高 約4,500万円
住所 東京都中央区日本橋3-8-9
栃木研究所:栃木県下都賀郡岩舟町静和23
電話番号 03-5299-0390
主要製品 エネルギー関連事業の研究開発(風力発電システムの構築など)

制度を利用するきっかけ

国土交通省が実施する事業の一つに、新分野進出モデル事業があります。これは地域の中小・中堅建設業者や企業連携グループなどが行う経営革新事業などをモデルケースとし、優れた事業を発掘・推進して、広く普及・啓発を図るものです。平成19年度、同社は共同事業実施者としてこれに応募し、採択されました。その際、派遣された建設業経営支援アドバイザーから、栃木県をはじめとした中小企業支援センターの経営相談があることを知りました。

支援内容

1.建設業の新分野進出・経営革新/建設技能者確保・育成モデル構築支援事業(国土交通省)
 本事業では、同社のベルシオン式風車の技術を活用したエコ住宅の建築事業について、支援しました。具体的には、試作品開発費用、展示会出展費用を中心とした費用に対する支援です。

2.経営相談
 (財)栃木県産業振興センターにて、事業の方向性、技術的課題、開発費補助に関して支援を受けました。その結果、平成20年度サポートユアビジネス事業助成金、産学連携部門(足利工業大学との共同研究)に採用が決定し、高性能・静粛性小型都市型プロペラ風車の早期実用化に向けて研究が進められています。

(財)東京都中小企業振興公社では、マーケティング、産業財産権、資金調達などの経営相談を実施しました。その結果、「平成19年度東京都中小企業外国特許出願費用助成事業」に採択され、産業財産権の保護に役立てることができました。また、「環境にやさしく視認性の高い省エネ型広告塔の開発及び販売」をテーマに、東京都から経営革新計画に関わる承認を受けることができました(平成20年8月28日付、承認番号『20産労商支第376号』)。

支援の結果と今後の展開

これまでの各種施策の活用により、試作品の開発、産業財産権の保護、展示会の出展による開発成果の普及を図ることができました。これにより、事業展開上の課題が明確となり、その解決の方向性も明らかとなりました。また、事業計画を策定することができました。
同社の技術は各種分野に応用できるものです。事業を成功させるためには、その事業計画が重要となります。今後は、早期に実現すべき事業として、環境にやさしく視認性の高い省エネ型広告塔の開発および販売事業と、都市型・小型風力発電システムの販売事業などを位置付け、これらの収益拡大に取り組んでいるところです。

お問い合わせ先
(財)建設業振興基金構造改善センター

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