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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2009年]

特許取得から販売まで施策を上手に利用して、新型広告媒体を創造【アート・プレイン】

[その他|千葉県]専門家派遣相談・アドバイスその他

企業概要

エンブレイスサインの取付け例

エンブレイスサインの取付け例

有限会社アート・プレイン社は、平成7年(1995年)に社長の平良真人氏が前職での経験を活かし、千葉市内において看板標識製作業者として創業しました。

現在同社では、各種印刷、販促ツール立案・製作、各種サイン立案・製作・施工、各種イベント計画立案・運営などを行っており、なかでも代表者がウエイトリフティングの選手として活躍していたために、県の体育協会との関係が深かったので、各地で行われるスポーツ大会・イベントなどの広告・看板製作面で強みをもっています。

これらイベントの案内表示に関して、最適な告知手段がなかったことから、円筒形の構造物に傷を付けずに広告媒体とするアイデアが生まれ、新商品である「エンブレイスサイン」の製造販売に至りました。同社が特許を申請して、商品化を行っているエンブレイスサイン事業は、諸規制があって活用できなかった地下街・ビルなどにある円筒型の柱を、柔軟な合成樹脂性のシートで緩衝剤を挾み込んだ躯体を用いて、新たな広告媒体とするものです。

この「エンブレイスサイン」は緩衝材でもあるために、(1)万一災害・事故などで人が柱にぶつかっても安全で、しかも(2)防炎材料を使用しているために火災時にも燃え上がることなく安心です。また、(3)緩衝材に厚みがあるため、柱に凹凸があっても自由に取り付けることが可能で、競合商品に比べても重厚感がある商品に仕上がっています。

中小機構主催の「ベンチャーフェアJapan2008」でPR
中小機構主催の「ベンチャーフェアJapan2008」でPR
取付け作業中の平良真人社長
取付け作業中の平良真人社長
企業名 有限会社アート・プレイン
代表者名 平良真人 従業員数 5名
資本金 300万円 売上高 約7,500万円
住所 千葉県千葉市中央区大森町32−15
電話番号 043-264-3740
主要製品 各種屋内外看板作製、各種印刷・デザイン、イベント企画運営など

制度を利用するきっかけ

平良社長が、友人の中小企業診断士に新商品の構想内容について相談したところ、このアイデアは社会的意義や新市場の創造にもつながり、事業化の可能性もあるので、新規事業として取り組んでみようということになりました。
 ただし同社は小規模企業であり、経営資源に乏しいことから、単独での事業化は難しいため、特許申請・事業計画作成・資金調達・販路開拓までにかかわる中小企業施策を大いに活用していくことにしました。

支援内容

事業化にあたり、まず特許を申請して権利を守ることを考え、平成17年(2005年)6月に千葉県の発明協会が行っている「無料特許相談」を活用し、弁理士に依頼して緩衝カバー兼用広告表示体の名前で、特許申請を行いました。

その後も製品改良を続けた結果、再度特許を申請する必要がでてきて、平成19年6月に(財)千葉市産業振興財団が実施している、弁理士に支払う費用21万円までの補助を行う「特許取得支援事業」を活用して追加特許を申請しました。平成20年4月には、特許庁が実施している「中小企業等特許先行技術調査支援制度」を利用して、類似特許に関しての事前調査を行い、この結果類似特許がないことを確認することができました。

今後は特許庁が行っている早期審査・早期審理制度や審査請求料・特許料の減免措を活用する予定です。

事業計画作成に関しては、平成18年に商工会議所が実施している「経営改善普及事業」を利用し、エキスパートバンクに登録している専門家の力を借りて、「経営革新事業」で千葉県知事から計画の承認を得ることができました。この結果、千葉県のさまざまな施策についての情報を入手しやすくなり、その後の事業展開にあたり有利に働きました。

運転資金に関しては、商工会議所を通じて1,000万円まで無担保無保証融資が受けられる「小規模事業者経営改善資金融資制度(マル経融資)」を利用して、平成20年11月に必要資金を確保できました。

販路開拓に関しても、(独)中小企業基盤整備機構の「販路開拓コーディネート事業」に採択され、平成19年2月から2名のコーディネーターがマーケティング調査に同行してくれました。その結果、当初の事業計画の修正や販路開拓の方法などについて指導を受け、今後の営業活動の方向が決まりました。その後、平成20年2月には(独)中小企業基盤整備機構が主催する「ベンチャーフェアJapan2008」に出展し、より多くのターゲット顧客に接することができました。

今後は、エンブレイスサン製作に必要な大型プリンター購入を予定していますので、中小企業投資促進税制や、厚生労働省の中小企業人材能力発揮奨励金・基盤人材確保助成金の活用も検討しています。

支援の結果と今後の展開

特許に関しては、審査請求を行えば特許権を取得できる可能性が高いことが判明したため、自信をもって営業活動を行うことができました。また、営業委託を依頼できる人材も確保できて、彼らと業務委託契約を結んだ結果、同社のような地方の小規模企業では会えない企業の幹部に、直接プレゼンを行う機会も増えました。
 これ以外にも、都内で行われている広告関連企業との異業種交流会に参加して、積極的に営業活動を展開しており、新しい広告媒体創造のために日々活動しています。

お問い合わせ先
中小企業経営革新支援法連絡先リスト
※ ほかの支援事業については、「利用した施策」欄を参照のこと。

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