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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2009年]

補助金活用により、伝統工芸鋳物の新名産品を創作【品川鐵工場】

[金属|神奈川県]資金援助・債務保証なしなし

企業概要

(株)品川鐵工場は明治39年(1906年)、東京品川にて創業しました。昭和39年(1964年)に、神奈川県平塚市に新工場を設立し、昭和62年(1987年)には現在の同市東八幡工業団地に工場を移転しました。品川鐵工場は戦後、一貫して水処理装置製造に取り組み、培ってきた水処理技術で、環境保全を目指す全国各地の上下水道事業に参画して、環境浄化事業の一翼を担ってきました。

しかしながら、人類と都市の発展とともに、エネルギーや資源の消費が増大したことにより、地球を取り巻く空気と水の汚染は、将来への影響が懸念されています。このような状況下において品川鐵工場は、「きれいな水とやさしい環境」を経営理念とし、水処理技術と地域密着活動にさらに磨きをかけ、叫ばれている環境保全、循環共生型社会の形成に関係機関とともに努力しています。

この努力の成果は、平塚商工会議所が主催する産学公連携推進事業で、わが国初の0.5mmも可能とする微細目スクリーンの開発に成功し、品川鐵工場のオリジナル製品とすることができました。品川鐵工場は、多くの団体・企業・地域に支えられ、職員の真剣な取り組みにより、時代のニーズに対応する技術の研鑽と最良のサービスに心掛け、さまざまな分野で、社会に貢献する企業になることを目指しています。

また、品川鐵工場が立地する平塚市は、首都圏へのアクセスも良く、各種インフラも完備されており、企業にとってもっとも重要な人材の確保と育成に、関係機関の活発な事業活動が行われています。

このような環境下、島田社長は平塚の工業会・地元大学・商工会議所などを通じて、地場企業との情報交換・取引・職員研修など異業種交流に積極的に参加して、異業種交流会の会員企業18社と「平塚市異業種研究会」を結成し、その代表を務めてきました。

「平塚市異業種研究会」は、「業種の異なる企業間での情報交換や、異質の経営資源の相互活用に力点を置きながら、個々の企業がいろいろな情報を持ち寄ったり、経営資源を補い合って、それぞれの企業の経営力の向上を図り、あるいは新たな事業に挑戦するなどお互いの力を合わせて、めまぐるしく変わる経営環境に対応していこう」との目的から、平塚市内の中小企業者全体として、昭和61年(1986年)に発足した平塚商工会議所内に事務所をおく任意団体です。
 その活動において、産学官連携による伝統工芸鋳物「湘南平塚七夕風鈴」を創作するに至っています。

KS-F型反転式スクリーン
KS-F型反転式スクリーン
産学官連携で伝統工芸新名産品を開発
産学官連携で伝統工芸新名産品を開発
企業名 (株)品川鐵工場
代表者名 社長 島田敬志 従業員数 42名
資本金 2,200万円 売上高 50億円
住所 神奈川県平塚市東八幡5−10−11
電話番号 0463-21-5855
主要製品 KS-F型反転式スクリーン、間欠式自動除じん機、水没式泥かき寄せ機、高速沈降装置

制度を利用するきっかけ

平成17年(2005年)4月、「平塚市異業種研究会」は、かつて盛んだった相模の鋳物に着目し、地場産業製品開発を目指して、「湘南ひらつか鋳物プロジェクト」を発足しました。
 その後、神奈川県の「提案型地域活性化事業補助金」や平塚市の「平塚市産学共同研究事業化支援補助金」を得て、平塚市の産学官連携により、市民創造伝統工芸鋳物、新名産品「湘南ひらつか七夕風鈴」の開発、企画、製造、販売に至りました。

支援内容

「湘南ひらつか鋳物プロジェクト」が発足して2年有余、神奈川県の「提案型地域活性化事業補助金」および平塚市の「平塚市産学共同研究事業化支援補助金」を有効的に活用して、産学官連携のもと、市民創造伝統工芸品として「湘南ひらつか七夕風鈴」を開発しました。
 連携したのは平塚市、平塚商工会議所、そして紋様をデザインした横内小学校、そのデザインをアレンジした小田原城北工業高校デザイン科の学生、3次元CADで高麗山を模して設計し、胴と錫の合金比率で音色を模索した鋳物師の上島国澄氏などです。
 なお筆者(中小企業診断士)は、この「平塚市異業種研究会」の会員企業18社のうちの一社(中小企業診断士事務所企業)として、事業計画の策定、補助金申請書作成、事業経営全般という今回の事業活動に対して、支援を行いました。

支援の結果と今後の展開

品川鐵工場を代表とする18社の中小企業により構成された「平塚市異業種研究会」は、神奈川県の「提案型地域活性化事業補助金」および平塚市の「平塚市産業共同研究事業化支援補助金」を受けた結果、市民創造伝統工芸鋳物、新名産品「湘南ひらつか七夕風鈴」の開発、企画、製造、販売に成功しました。
 なお「湘南ひらつか七夕風鈴」は、平成20年7月4日〜7月7日の「湘南ひらつか七夕まつり」において、5,000個(単価:4,000円)の風鈴を売り上げました。

お問い合わせ先
神奈川県商工労働部 産業活性課
TEL:045-210-5556

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