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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2009年]

長時間保冷が可能な新開発保冷剤の事業化【ラックストン】

[電気・電子|山梨県]専門家派遣資金援助・債務保証コーディネート(TLO等)

企業概要

ラックストンは、液晶タッチパネルや水晶振動子などの電子部品加工を行う下請け型企業です。電子機器の冷却維持の要請を受けた際、既存保冷剤の問題点である効果持続が1〜2時間と短いということに直面しました。そこで、大手企業で経験のある開発スタッフに依頼し、開発を進めたところ、3〜8時間以上保冷可能な画期的な保冷剤を実用化することができました。

夏場、ケーキ保冷剤の温度変化を比較

夏場、ケーキ保冷剤の温度変化を比較

現在、この技術をさらに進め、-25〜-5℃まで、用途に応じた保冷剤とそのパッケージを開発して、市場開拓をしているところです。新開発保冷剤の特徴としては、既存の保冷剤は「吸水性ポリマー+水」が主成分であることに対し、数種類の寒剤塩を適量加えることにより、広い低温領域において長時間保冷することを可能としました。ちなみに新開発の保冷パッケージと併用することにより、72時間以上保冷というチャンピョンデータが生まれています。

用途としては、当初、洋菓子の保冷からスタートしましたが、最近は、航空機内食の保冷、航空貨物の保冷用途(医療製品・高級生鮮品など)、宅配保冷、病院の保冷枕などに拡大しつつあります。

本事業は、平成19年(2007年)6月に経済産業省の新連携支援事業の認定を受けました。これにより、市場化ための補助金やコーディネートなどを受け、先行投資負担を軽減しつつ、鋭意、商品開発・市場開拓を実施して着実に成果を上げています。

温度変化をサーモグラフィーで比較
温度変化をサーモグラフィーで比較
-20〜0℃まで幅広く対応
-20〜0℃まで幅広く対応
企業名 株式会社ラックストン
代表者名 代表取締役 宮下博一 従業員数 10名
資本金 900万円 売上高 2億1,000万円
住所 山梨県富士吉田市小明見2370
電話番号 0555-22-8098
主要製品 新開発の保冷剤とその応用製品、電子機器部品

制度を利用するきっかけ

新製品の開発を進める中で、(財)やまなし産業支援機構コーディネータの訪問を受け、各種支援施策の紹介を受けました。特に、市場化における事業形態として企業連携の必要性を痛感していたこともあり、「新連携支援事業」については、大いに期待をもって申請を進めることとなりました。

支援内容

平成17年4月13日施行の中小企業新事業活動促進法で、中小企業の異分野連携を促進するための施策が新設され、当該新施策は法律上、「異分野連携新事業分野開拓」と規定され、通称「新連携」と呼ばれています。

「新連携」とは、「複数の中小企業が連携体を組み、技術・ノウハウの綿密な『摺り合わせ』をつうじて、柔軟にお互いの強みを相互補完しながら高付加価値の製品・サービスなどを創出すること」と定義されています。新連携の認定を受けることにより、新連携対策補助金(最大3,000万円)、政府系金融機関による低利融資、信用保証の特例、特許料減免措置などの支援措置を受けることができます。また、認定までには、専門家による事業計画作成支援などの措置が用意されています。

同社の場合、平成19年1月に「新連携」の申請を希望したのち、専門家によって約4ヵ月の事業計画コーディネートなどの支援が実施され、事業計画をブラシュアップしたことで、認定を受けることができました。

  • 「新連携対策補助金」新連携支援地域戦略会議
  • 「新連携融資」新連携支援地域戦略会議
  • 「新連携支援戦略会議よる事業計画作成支援」関東経済産業局

支援の結果と今後の展開

専門家による事業計画支援や、補助金の交付などを受け、効果的に商品開発と市場化を進めつつあります。新連携事業は、有望事業を発掘する施策として、金融機関や商社なども注目しているところであり、認定後、資金調達の容易化、販売促進における知名度向上、販売パートナ−の獲得などの効果も大きかったと言えます。こうした成果も貢献して、現在順調に事業を展開し、売上を拡大しています。

お問い合わせ先
(独)中小機構関東新連携支援事務局
TEL:03-5470-1606

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