本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > 支援情報・機関を知る > 施策活用企業事例

施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2009年]

山形発、安全・安心でおいしい干しぶどうと干し果物の商品化【桜井物産】

[小売・卸|山形県]専門家派遣なしなし

企業概要

山形県は全国的に有名な果物や野菜が豊富で、おいしい物が数多く作られており、果樹王国として有名です。桜井物産では、従来外国産のドライフルーツを販売してきましたが、平成19年(2007年)になってから、価格の上昇や安全面での不安が急速に拡がり、外国産食品卸業界では、倒産が急激に増加してきました。

そこで、安心・安全・おいしい食品として、山形産のぶどうや果物に注目し、山形発の干しぶどうと干し果物の開発・販売に着手することとしました。
 従来の商品は外国産の原材料が大半でした。チップ状態で、油で揚げ、材料を砂糖水に浸すなど、果物とはほど遠い食品となっていました。

山形発、安全・安心でおいしい干しぶどう山形発、安全・安心でおいしい干しぶどう ラ・フランス、りんご、柿ミックスの干し果物板ラ・フランス、りんご、柿ミックスの干し果物

山形産の果物を、もちろん生で食べるのが一番おいしいのですが、干し物にすることによって、いつでも好きなときに食べることができます。山形では昔から干し物を保存食として食してきましたが、いまの時代においては、山形産の安心・安全・おいしく貴重な食べ物として、少しずつ全国的に市場が拡がってきました。

優れモノの常温乾燥機

優れモノの常温乾燥機

今回開発した山形発干しぶどう・干し果物は、乾燥前に殺菌前処理を実施し、スライスした素材を常温乾燥機で乾燥させ、無添加で、調味料も一切使わず、風味や色をそのまま保つことができ、皮つきでビタミン類の多い、ヘルシーで安心・安全・おいしい山形発山形産の食品を特徴としています。

そこで、平成19年の9月〜12月中旬、常温乾燥機を借用し、デラウェアの干しぶどうとラ・フランス、りんご、柿をミックスした干し果物を試作して、販売したところ、概ね好評で、生協やワインメーカーなどから取引の打診がありました。

企業名 桜井物産
代表者名 桜井久吉 従業員数
資本金 −(個人事業) 売上高 3,200万円
住所 山形県南陽市鍋田449
電話番号 0238-47-7466
主要製品 山形特産干しぶどう・干しくだもの

制度を利用するきっかけ

平成19年に、デラウェアの干しぶどうとラ・フランス、りんご、柿をミックスした干し果物を試作開発していた時期は、メーカーの常温乾燥機を借用して生産していました。本格的な量産を開始するには、常温乾燥機購入が必要であり、資金調達を検討していました。

常温乾燥機借用のためメーカーに出入りしていた際、同席していた中小企業診断士を紹介されました。その後、中小企業診断士に同社を訪問してもらい、経営革新計画、山形県商工業振興資金および経営革新計画支援事業を説明してもらいました。桜井社長は、すぐに支援事業を利用したい旨をお願いしました。

支援内容

平成19年11月に、常温乾燥機メーカーの社長からの紹介により、平成19年12月に同社を訪問しました。当時、桜井社長は好評だった干し果物を乾燥する常温乾燥機購入資金の借入を検討していた時期でした。

最初、社長の事業計画をヒアリングした結果、社長が始めようとしている山形発、安心・安全な干し果物の開発は、経営革新計画のテーマとしては適切なため、経営革新計画と経営革新計画を承認された企業が申請できる山形県商工業振興資金の説明を実施しました。

桜井社長は、経営革新計画申請書の類を書くのは初めてでしたが、事業計画そのものは社長の頭の中に確立していたので、社長の頭の中にある事業計画を、経営革新計画のフォームにアウトプットするアドバイスを実施しました。

その結果、平成20年2月に経営革新計画の申請を完了し、同年3月に承認となりました。
 ところが、当初の予定では、常温乾燥機は既存の事務所兼倉庫を改造し、設置する計画でしたが、M/C設置と運用に関し、業者と詳細に打ち合わせをした結果、改造費用が大きくなり、費用および効率などを考えた場合、新規に加工工場を建設すべきであるとの結論に達し、当初の経営革新計画の変更を余儀なくされました。
 そこで、平成20年4月に変更申請書を申請し、同月に承認されました。

干し果物の原料は季節商品のため、時期を逃せば、翌年まで1年またなければならなくなります。ギリギリのタイミングで工場建設および常温乾燥機導入を実施することができました。

  • 「経営革新計画支援事業」山形県
  • 「山形県商工業振興資金」山形県

支援の結果と今後の展開

平成20年2月 経営革新計画承認
  平成20年4月 経営革新計画変更承認
  平成20年5月 山形県商工業振興資金 融資決定
  平成20年以降は、農家との契約栽培や果樹組合を通して、原材料を安定的に確保していく予定です。
 また、販路としては、インターネットやカタログ販売、県外の大手スーパーやデパートへの販売を計画しています。
 山形産のおいしい果物を安心していつでも食べられる商品開発に、今後も努力していきたい。

お問い合わせ先
米沢商工会議所
TEL:0238-21-5111

このページの先頭へ