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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2009年]

印刷技法を活用して家庭用滑り止めシールを開発【常磐スクリーンプロセス】

[その他|埼玉県]相談・アドバイスその他なし

企業概要

(有)常磐スクリーンプロセスは、昭和54年(1979年) に現社長が設立しました。設立以来一貫して、スクリーン印刷を本業として展開していますが、平成7年(1995年)にスクリーン印刷技法を使用して超厚盛印刷を開発し、その開発製品の一つとして視覚に障害をもつ方々に点字の提供を開始しました。

階段に貼り付けたシール(昼間)
階段に貼り付けたシール(昼間)
階段に貼り付けたシール(夜間)
階段に貼り付けたシール(夜間)

その後、平成17年(2005年)に、家庭内での滑り事故を防止する、滑り止め「滑らんちゃんシール」の製造・販売を開始しました。その間、2度の経営革新計画の承認を受けています。

ペットの首輪への応用(夜間)

ペットの首輪への応用(夜間)

近年、高齢化とともに住宅内で転んで寝たきりになる事故が増加しており、本人の苦痛はもとより、家族にも大きな負担が突然襲います。また、お風呂で入浴剤を使用していると、浴槽が滑りやすくなり、若い人でも転びそうになるなど怖い思いをした人が多いことから、なおさらお年寄りや、体の不自由な人にとってはより危ない状況となっています。

これらの事情を勘案し製造された「滑らんちゃんシール」は、次のような特徴をもった製品です。
 ・透明PETフィルムを使用しているので、平常時目立たない。
 ・凸ドットだから、非常時高輝度で光る(JISクリア)。
 ・裏紙を取るだけで、簡単に貼れる。
 ・凸ドットだから、滑り止め効果がある。
 ・印刷法だから、低価格である。
 ・サンシャインウェザーメーター1,200時間をクリア。
 ・平滑なセメントのうえでも、粘着力が大きい。

企業名 有限会社常磐スクリーンプロセス
代表者名 内館 聰 従業員数 3名
資本金 1,000万円 売上高 3,000万円
住所 埼玉県さいたま市西区島根634番地
電話番号 048-623-4065
主要製品 スクリーン・パット印刷、スクリーン印刷技法を使用した超厚盛印刷製品の製造販売

制度を利用するきっかけ

同社の内舘社長は、非常に優れたアイデアマンです。自社のもつ技術を何とか工夫して、新しい製品開発ができないか絶えず模索しています。しかし、製品開発をしても、それを販売する技術・ノウハウは専門ではありません。そこで、(財)さいたま市産業創造財団で開催した経営セミナーをきっかけに、同団の経営相談に申し込みを行い、販路開拓について相談をしたのが、制度利用のスタートとなりました。

支援内容

平成18年からの(財)さいたま市産業創造財団の経営相談をとおして、同社の新製品である「滑らんちゃんシール」の販路開拓をどのようにしていったらよいかアドバイザーと考えていたところ、中小企業基盤整備機構(中小機構)が行っている販路開拓コーディネート支援事業が同社の課題解決にマッチしていると考え、当財団から中小機構関東へ推薦状を出して、連携した支援を行うことが決定しました。

その後は、中小機構が中心となって本格的な支援に入りました。販路開拓コーディネート事業は、マーケティング企画と一体となった新たな市場開拓の支援が特徴となっており、優れた新製品・新技術・新サービスをもっていながら、具体的な市場が顕在化していない、また広域的な販路開拓を行いたいが手がかりがないなど、単独での販路開拓が困難な中小企業者を対象として、首都圏の市場へのアプローチを側面から支援するものです。

具体的には、関連産業に販路ネットワークをもつ販路開拓コーディネーターが数人集合して、担当市場へのアプローチを一緒になって行いました。必要に応じてマーケティング企画の段階から支援を行うことで、効果を高めることが可能となりました。

同社社長も技術開発のみならず、新製品を販売していくためのマーケティング戦略を自分自身で行うことにより、確かな手応えを感じました。

支援の結果と今後の展開

販路開拓コーディネート事業を活用したことにより、複数の販路を開拓することができました。当初は、取引額は少なかったものの、まとまった注文も出てくるようになりました。今回、販路開拓ができたことはもちろん大きな成果ですが、新製品を売るための仕組み、つまりマーケティングを販路開拓コーディネーターと一緒になって考えたことにより、今後の新製品開発にも大きな可能性が見込める結果となりました。

お問い合わせ先
(財)さいたま市産業創造財団
TEL:048-851-6652

(独)中小企業基盤整備機構
TEL:03-3433-8811

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