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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2009年]

オペレーターの視点に立った拡底杭工法の開発で評定取得【豊栄産業】

[建設・土木・不動産|東京都]相談・アドバイスその他なし

企業概要

豊栄産業は、昭和53年(1978年)にゼネコンから場所打ち杭の下請施工を行う会社として創業開始しました。最初は再下請けに出すだけの業者でしたが、拡底杭(杭の底部が拡幅することにより掘削量、コンクリート量、廃棄物量が少なくなる)の需要の高まりにより、既存の拡底工法を扱ううち、もっとオペレーターの扱いやすい拡底杭を自社で開発したいと考えました。そこで、従来のトレンドであった油圧式ではなく、機械式のYUSAKU拡底杭工法を1年半がかりで開発し、平成14年(2002年)に日本建築センターの評定を取得しました。

しかし、開発当初はバブル崩壊後ということもあって受注が伸びず、開発費用が経営を圧迫し、中小企業再生支援協議会の再生支援を受けることになりました。
再生支援後は、環境への関心の高まりから拡底杭の需要が伸び、新規得意先からの引き合いもあって、確実に受注が伸びています。また、YUSAKU工法協会を設立して拡底杭の施工指導を行い、普及に努めています。売上高は、再生支援前の1.7倍、粗利益は2.6倍と飛躍的な経営回復を実現してきました。

さらに中堅のゼネコンや大手杭打ち業者と共同で、拡幅角度の大きい拡底杭の改良開発を行うなど、オペレーターの立場に立った扱いやすい拡底杭への関心が高まっています。

これは、再生支援がもっとも成功した事例の一つと言えるでしょう。

評定所得したYUSAKU拡底バケット評定所得したYUSAKU拡底バケット 精度の良い孔壁測定のアウトプット精度の良い孔壁測定のアウトプット
企業名 豊栄産業株式会社
代表者名 藤牧明晴 従業員数 18名
資本金 4,125万円 売上高 10億3,100万円(平成19年7月期)
住所 東京都世田谷区松原1-56-23
電話番号 03-3323-3121
主要製品 豊栄式拡底杭による場所打ち杭施工、山留施工、豊栄式拡底杭工法の指導

制度を利用するきっかけ

YUSAKU工法開発の融資を行った東日本銀行の紹介により、阿部会長と当初の菊地社長が東京都中小企業再生支援協議会を訪れ、事業再生について相談をしました。
 同協議会は、経営者の資質および事業内容から事業改善を着実に実施すれば十分再生が可能と判断し、再生計画の策定支援をすることとなりました。

支援内容

中小企業再生支援協議会とは、地域の中小企業の事業再生に向けた取り組みを支援する公的機関であり、言わば『企業版の地域総合病院』です。
相談内容は、経営不振による企業再建、事業継承問題、金融機関とのトラブルなどさまざまですが、企業再建に関るものがもっとも多いようです。

再生支援に当たっては、専門家(中小企業診断士、弁護士、公認会計士、税理士など)からなる「個別支援チーム」を編成し、財務面・事業面の実態把握をもとに、再生計画の策定支援を行い、金融支援案を含めた再生計画を提案し、金融機関から合意を得るべく調整をしていきます。さらに数年にわたって、合意された再生計画どおりに改善状況が進捗しているかどうかのモニタリングを行います。

中小企業再生支援協議会は各都道府県に1か所ずつ設置されており、東京都の場合は産業活力再生特別措置法に基づき、東京商工会議所が認定支援機関として事業を運営しています。
 なお、豊栄産業については、経営者の資質および事業内容から事業改善を着実に実施すれば十分再生が可能と判断し、専門家による「個別支援チーム」によって、再生計画の策定支援が実施されました。

支援の結果と今後の展開

再生支援前後の売上高と売上総利益は、以下のとおりです(単位100万円)

H15.7期H17.7期H18.7期H19.7期
売上高5819511,0311,031
売上総利益70180186185

平成18年7月期から期末手当も支給され、従業員モチベーションは上がっています。

 
お問い合わせ先
東京都中小企業再生支援協議会
TEL:03-3283-7425

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