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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2009年]

アルミを軸に「下請け型」から「真のメーカー」への挑戦【大日メタックス】

[金属|福井県]専門家派遣相談・アドバイス受発注・マッチング

企業概要

開発中のドッグサークル(イメージ)

開発中のドッグサークル(イメージ)

大日メタックス(株)は、昭和47年(1972年)に大手サッシメーカーである不二サッシ(株)のビル建材特約店として、福井県鯖江市で創業し、昭和48年に大日サッシ工業株式会社として設立されました。当初は小森商事(株)の子会社としてスタートしましたが、昭和52年(1977年)に現社長の加藤邦夫が全株式を取得し、独立いたしました。当時、事業はビル用サッシの製造販売のみで、建設不況時には非常に厳しい状況におかれたこともあり、その後、事業の多角化を進め、体質強化を図ってきました。

事業内容としては、ビルサッシ事業・サッシ部品事業を経て、アルミの材料販売・アルミ加工品販売・各種アルミ製品のOEMへと広がり、近年ではアルミ製品分野において顧客との共同開発商品に取り組むなど徐々に下請け型体質からの脱却を実現しており、建築一辺倒であった事業分野においても、弱電向けのアルミ精密加工に取り組むなど、徐々に多様化してきました。

創業35年を経た現在は、次のステップである「真のメーカー」を目指してオリジナル商品の開発にチャレンジしています。愛犬家でもある社長のもと、ペット用品分野において女性社員を中心とした新商品開発プロジェクトを立ち上げ、アルミ製ドッグサークルなどの開発を進めており、企画・マーケティング・デザインなどこれまで経験したことのない業務に悪戦苦闘しながら「真のメーカー」への道を歩んでいます。

アルミ製品例「サイクルポート」アルミ製品例「サイクルポート」 サッシ施工例「仁愛大学校舎」サッシ施工例「仁愛大学校舎」
企業名 大日メタックス株式会社
代表者名 加藤邦夫 従業員数 115名
資本金 20,000万円 売上高 260,000万円
住所 福井県福井市森行町2−5
電話番号 0776−38−9500
主要製品 ビル用サッシ、各種アルミ製品、建築用部品の製造販売、アルミ形材販売、アルミ加工システム販売

制度を利用するきっかけ

これまで大日メタックス(株)が取り扱ってきた商材は、ビルサッシ・サッシ部品・アルミ製品など、どれをとっても顧客が開発し、顧客のブランドで販売している商品で、同社の商品ではありません。そこで真のメーカーを目指すべく、新商品開発プロジェクトを立ち上げ、社内独自で企画・デザインすることからスタートしました。しかし、ペット用品という新たな業種で、しかも初めての商品開発ということもあり、社内独自での開発には限界を感じたため、(財)ふくい産業支援センターにサポートをお願いし、企画・マーケティングやデザインをはじめとする具体的な商品開発のノウハウを学ぶことになりました。

支援内容

(財)ふくい産業支援センターは、相談窓口の対応から、中小企業診断士の資格をもつ職員が専門家として個別企業に密着して、課題解決をサポートする診断・コンサルティング事業へとつなぎ、同社への全面支援を開始しました。まず、同社の経営診断を行い、その中から組織マネジメント、マーケティング力、デザイン力という新商品開発を進めるうえでの3つの課題を抽出しました。診断・コンサルティング事業で、新商品開発チームの組織マネジメントとマーケティング戦略の立案をサポートし、マーケティングの具体論とデザイン面については、デザイン関係の各種制度を紹介することとしました。

(財)ふくい産業支援センターが、全国の各種デザイナーを登録しているデザイナーバンク事業を活用して、ペット用品のデザインも担当した実績がある工業デザイナーを紹介しました。そのデザイナーを専門家として活用するデザインプロデュース事業により、デザイナーと同社グループとのグループカウンセリングを実施して、工業デザインの考え方から今後のデザインの方向性までのアドバイスを得ました。また、福井デザインアカデミー事業によるデザイン研修に参加してもらい、マーケティングとデザインが一体の関係にあることを商品開発チームのメンバーに理解してもらいました。

またそれに先立って、ペット業界への接点がない同社に対し、(財)ふくい産業支援センターのネットワークから、全国のペット業界団体の役員でもあるペット専門学校の理事長を紹介し、そこからさらに地元や首都圏の有力ペット小売店を紹介するなどのマッチングも進め、異業種連携で商品開発を進める体制を支援しました。

支援の結果と今後の展開

その後、紹介したデザイナーに本格的にデザインを依頼し、自社商品開発チームの立上げから1年半近くをへて、マーケティング戦略とともにデザインも完成の段階に辿り着きました。現在では、平成21年度の販売を目指して、実施設計を詰めています。

また、ペット用品の卸売・小売業界にもアプローチが進み、業界の声も商品企画に反映させています。

営業体制や販売ルートの確立、プロモーションの実践、サービス体制の確立など、自社商品をもつメーカーへのハードルはまだまだ残っていますが、ここまで乗り越えてきた新商品開発チームには、自信が芽生えてきています。

お問い合わせ先
(財)ふくい産業支援センター 新事業支援部
TEL:0776−67−7400

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