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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2008年]

リサイクル素材の新たな生産方式導入による新規事業の開拓【コーヨーテクノ】

[サービス|千葉県]専門家派遣なしなし

企業概要

さらなる事業拡大に意欲的な高田社長

さらなる事業拡大に意欲的な高田社長

(株)コーヨーテクノは、平成5年(1993年)創業以来鋼材・鋼板の卸売中心に事業を展開していましたが、鋼材の再加工販売による付加価値の向上を図れた経験を活かし、一般廃棄物の再資源化を図る新事業を展開しています。

事業スタートの柱であった鋼材販売の取引先の拡大に伴い、顧客の要望も多様となり、建設資材で不要となった鋼材(スクラップ)を買い取り、再加工して顧客の希望する仕様に合わせた製品として販売する鋼材の再資源化事業も拡大していました。

創業10年を迎え、さらなる事業の安定的成長を図るため、新分野への進出を検討していました。既存事業の強みを活かしてシナジー効果も考え、また資源の有効活用・リサイクルなど環境型社会志向という環境要因も考慮し、金属、プラスチック、紙・ダンボール類など家庭から出される一般廃棄物を生産財の資源として有効活用し、供給することも新たな事業として有望であると判断しました。

高生産性を誇るプラスチック粉砕工程高生産性を誇るプラスチック粉砕工程 新設金属シュレッダー工程新設金属シュレッダー工程

平成17年(2005年)には、小規模なプラスチック一般廃棄物の選別、粉砕工程を設備しコスト競争力を高めるための効率的な生産方式の検討・改善を重ね、販売先の開発も行いました。また、金属類の分類、選別の小規模設備投資を行い、既存顧客への販売を試行しました。2年間の検討・改善の結果、プラスチック類のリサイクル品の選別・粉砕工程の生産性の高いプロセスが確立できると同時に、近隣各地区のクリーンセンターからの要請もあり、一般廃棄物全般の資源化のための工場の建設計画を立て、事業拡大に着手しました。

平成19年に工場用地を手当てし、平成20年4月に稼動できるよう工場建設・設備投資計画を策定し、その必要資金の調達・融資を得るにあたって「経営革新計画」を申請して、平成19年11月に承認を得ました。一部設備投資の遅れもありますが、新工場稼動にともない新規事業部門の販売は好調に推移し、中期経営計画(経営革新計画)を上回る状況であり、中期経営計画は順調にスタートしています。今後、新規事業の成長を図り、環境保護・改善を通して、地域社会への貢献にも注力していきます。

企業名 株式会社コーヨーテクノ
代表者名 高田陽吉 従業員数 41名
資本金 1,000万円 売上高 200,000万円
住所 千葉県八千代市島田台1190−10
電話番号 047-488-9188
主要製品 鋼材・鋼板・H型鋼・小梁の販売および加工、一般廃棄物・産業廃棄物のリサイクル業務

制度を利用するきっかけ

新規事業のビジネスモデルの基本的内容の見通しがついた段階で、主要取引銀行と資金調達について相談したところ、「経営革新計画の申請・承認」を得ることにより、低利の資金調達も可能になるとのアドバイスをいただきました。また、計画を進めるにあたり中期経営計画に基づく経営管理が大事であることも認識するところとなり、経営計画の策定も含め、八千代市商工会議所を通じて千葉商工会議所へ「経営革新支援事業」にかかわる専門家派遣の依頼をしました。

支援内容

1.新規事業推進にかかわる関係法規の調査と新規事業の適格性の確認
 一般廃棄物の適正処理を期するため、廃棄物処理法など新規事業にかかわる関係法規を整理し、事業の適格性を確認しました。

2.収益確保のための重点課題の整理
 新規事業の収益性の確保は、(1)分別・粉砕処理の生産工程の生産性の向上、(2)素材別の分別精度の向上、(3)用途に合わせた製品の品質の均一化、(4)顧客の希望する仕様での加工・提供、など分別処理・加工コストの低減と高付加価値化にありますが、これらの方策についての最終検討を行い、新規事業の収益計画へと結び付けました。

3.新規事業の収益性検討および中期経営計画の策定
(1)新規事業のフィジビリティスタディ
  (販売・収益計画、収益性検討、投資計画と融資返済計画の策定)
(2)財務・経営分析およびキャッシュフロー分析による問題点の把握と課題の設定
(3)新事業推進のための重点課題と目標の設定
(4)中期経営計画の策定

以上について協議し、アドバイス・策定の支援を行い、投資の最終意思決定にいたりました。上記の支援と3年間の小規模設備での工程改善と開発販売の実績に基づき「経営革新計画」の申請・承認に結び付けることができました。

  • 「経営革新支援アドバイザー専門家派遣事業 経営革新支援」(千葉商工会議所)

支援の結果と今後の展開

中期経営計画の策定および「経営革新計画」の承認(2007年10月)を得たことにより、資金調達先である2銀行からの融資も円滑に進むとともに、工場建設・設備投資も順調に進み、また販売得意先および原料調達先からの信用度も高まることになりました。

この結果、新規事業は順調に推移し、中期経営計画の初年度(2008年9月末決算)の売上高は計画を約15%上回る見込みです。今後、一般回収物のうち、特に金属廃棄物分野の新規得意先の開発に注力し、新規事業のより安定的な成長を図りたいと考えています。
 また、この機会に経営理念やビジョンを策定するとともに、中期経営計画も事業環境の変化に合わせて見直し、経営の基盤を強化していきたいと考えています。

お問い合わせ先
千葉商工会議所
TEL:043-227-4101

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