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施策活用企業事例 施策活用事例は、中小企業を支援する施策を活用した事例をご紹介しています。


[2008年]

水道工事の減退を見越した独創的「サークルカッター工法」の開発による経営革新の実現【魚谷工作所】

[建設・土木・不動産|山口県]事業可能性評価資金援助・債務保証情報提供

企業概要

プラス思考で経営に取り組む魚谷社長

プラス思考で経営に取り組む魚谷社長

魚谷工作所は、昭和21年に現在地近くで鉄工業を始めました。その後、旧南陽町の水道工事を手がけ、業容を拡大してきました。
 その後、石油ショック後の不況時に鉄工業から撤退し、水道工事に経営資源を集中してきましたが、最近では水道事業も建設から維持管理中心となり、売上が低下傾向となってきました。

約10年前(1998年頃)になりますが、道路などに設置されているマンホールの鉄蓋の取替事業に参入し、さまざまな工事を手がける中で、現行工法の限界を打ち破る「しっかりアンカー」、「サークルカッター工法」を発明しました。現在では、同社の新たな事業の柱に育ちつつあるところです。

「しっかりアンカー」は、洪水時の水圧や空気圧による鉄蓋の浮上・飛散による事故を防止するアンカーボルトで、内水氾濫に対応した高強度(3本で106kN以上)、早期交通開放が可能なことから下水道鉄蓋取替工事に使用されています。
 また、「サークルカッター工法」は、舗装切断機「マルークカッター」を使って、鉄蓋の周囲を効率的に切り抜くことで、これまでの工法より早く、安価に、かつ産業廃棄物を約6割削減できるなど、環境に優しい施工方法で、普及が進みつつあります。

これから皆さんの近くでも、「サークルカッター工法」が使われることになると思いますので、マンホールの工事をしていたら関心をもって見てください。

安価で環境に優しい「サークルカッター工法」安価で環境に優しい「サークルカッター工法」 高強度で迅速施工可能な「しっかりアンカー」高強度で迅速施工可能な「しっかりアンカー」

企業名 株式会社 魚谷工作所
代表者名 魚谷礼子 従業員数 7名
資本金 1,000万円 売上高 7,000万円
住所 山口県周南市浜田1-5-27
電話番号 0834-62-2342
主要製品 鉄蓋取替工法「サークルカッター工法」と「しっかりアンカー」

制度を利用するきっかけ

制度を利用するきっかけは、平成16年12月に、「マンホール鉄蓋取替の展開及びアンカーボルトの製造販売」というテーマで経営革新計画の申請を行い、承認されたことがきっかけでした。

その後、専門家の視点から「サークルカッター工法」、「しっかりアンカー」の可能性を評価してもらいたいと考え、平成19年にやまぐち産業振興財団が実施する「事業可能性評価」を申し込みました。その結果、最高のA評価を受け、自信を深めるとともに、事業展開に弾みをつけることができました。

支援内容

魚谷工作所がA評価を受けたことで、(財)やまぐち産業振興財団をあげて支援する体制が整いました。こうした背景には、魚谷工作所の事業に取り組む真摯な姿勢と、何ごとにも積極的にチャレンジする姿勢が、支援の効果を高めることとなったことは間違いありません。

具体的には、特許検索アドバイザー、特許流通アドバイザーによる特許情報の提供及び支援、技術開発のための補助金および山口県産業技術センターの活用、運転資金を確保するための山口県制度融資の活用、工事機械の製造先の紹介など、多岐にわたって支援を行いました。

支援の結果と今後の展開

「サークルカッター工法」、「しっかりアンカー」の市場は、全国にあることから、平成20年2月に全国に販売網をもつ商社と業務提携を行いました。これにより、同社は経営資源を得意分野に集中することができました。
 今後は、工事機械のバリエーションを増やすとともに、全国への普及に弾みをつけるため、国土交通省が管理するNETIS(新技術情報提供システム)への登録を進めていきます。

お問い合わせ先
山口県中小企業支援センター
TEL:083-922-3700

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