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施策活用企業事例
「光ディスク修復装置」は世界シェア90%超
株式会社エルム 平成19年
企業概要
 (株)エルムは、昭和55年設立以来、電子回路技術を軸に、精密機械設計、ソフトウェア技術を利用した省力化装置や電気機械器具を開発してきた開発型企業です。

 同社は「下請けをしない・エンジニアに一流の仕事ができる場を提供する・鹿児島から世界に」をモットーに、創業当初から「気象衛星ひまわりの受信システム」や日本初のパソコン向け「かな漢字変換ソフト」を開発するなど、農業、水産業、工業、教育・研究分野、映像業界など、幅広い分野で100品目以上の製品を開発してきました。

 これら製品の中には世界28カ国で使われ、世界シェア90%以上を誇る「光ディスク修復装置」や地元のニーズから生まれた自動計数機能付昆虫発生予察器「ムシダス」(農業害虫自動計数装置)、農産物の選別・包装機などがあります。

 現在、かごしま産業支援センターの支援を受けて、地元農業に貢献するものとして、ラッキョウ栽培を大幅に省力化できる「ネット敷栽培収穫システム」の開発に取り組んでいます。

 同社の技術開発に対して高い評価を得ており、支援センターの「かごしま産業技術賞大賞」、経済産業省の「全国のモノ作り中小企業300社」に選ばれ、支援センターからの推薦で「全国のモノ作り中小企業日本大賞」優秀賞を受賞しました。

 今後も、当社は「夢・想・造」を基本理念に、鹿児島県南さつま市から世界に向けて新しい技術・製品を発信していくものと期待されています。
光ディスク修復装置は世界にエルムの名前を浸透させた

支援内容
 (財)かごしま産業支援センターでは,最近の3年間に県内の中小企業などが開発した新製品・新技術のうちで特に優れたものを表彰する制度があり、平成14年度には,同社の開発した「光ディスク修復装置」をかごしま産業技術賞「大賞」に選定しました。

 この装置の販売について、海外企業と契約する際に「専門家派遣事業」で国際弁護士を派遣し、手続きの進め方や数々なリスクを回避するための契約書作成を支援し、現在では世界28カ国で使われ世界シェア90%以上となっています。

 また、平成18年度には、ラッキョウ栽培を大幅に省力化できる「ネット敷栽培収穫システム」の開発に対し研究開発助成を行いました。

 さらに、支援センターは、技術開発型ものづくり企業として新技術・新製品開発へ積極的に取り組んでいる同社を、平成19年度「ものづくり日本大賞」に推薦し、経済産業大臣賞「優秀賞」の栄誉を受けています。

企業者の声
「南さつま市から世界に発信」と意気込む宮原隆和社長
 ものづくりを本業とする当社は、産業技術賞の応募や海外展開など創業当初から支援を受けており、支援センターの存在意義は大きいものとなっています。技術開発型ものづくり企業としての評価を受け「ものづくり日本大賞」への推薦をもらい、優秀賞を受賞することができました。

担当者の声
 電子回路技術、精密機械設計、ソフトウェアの3技術を合わせもった鹿児島を代表する企業の一つです。県工業技術センターや大学と共同研究を行うなど,積極的に製品開発に取り組んでおり、業績も順調に推移,今後の発展に期待しています。

企業基本データ
代表 代表取締役 宮原 隆和
住所 鹿児島県南さつま市加世田武田 15248番地 11
電話 0993-53-6930
e-mail ta-miyahara@elm.co.jp
URL http://www.elm.co.jp/
従業員 38名
業種 電気機械器具製造業
主要製品 光ディスク修復装置、自動計数機能付昆虫発生予察器ムシダス(農業害虫自動計数装置)、食鳥羽数カウンター装置、自動ネット包装機・各種農業用選別機(そらまめ・ごぼうなど)、テレビ局用デジタルテロップシステム、テレビ放送局用ハイビジョンテロップシステム、高解像度気象衛星NOAA受信システム、気象衛星NOAA高解像度画像受信システム