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施策活用企業事例
桜色やロウソクの炎色のLED開発に成功し販路も拡大
株式会社エイチアールディ 平成19年
企業概要
 (株)エイチアールディは、昭和47年(1972年)に電気機械器具の製造業として創業し、弱電機部品の加工や組み立てを行い、昭和59年から発光ダイオード(LED)の生産を開始しました。しかし近年、電気部品の組み立て分野が中国や東南アジアなどに移行し国内の組み立ては受注が減少するなど、先行きの不透明感が強まっているため、下請け部品加工から完成品メーカーへの脱却を目指しました。

 そこで20年来培ってきたLEDのノウハウを活かし、平成14年に自社技術により白色LEDの開発をしました。その後も電球色、桜色、ロウソクの炎の色に似た光を出すLEDなどの開発に相次ぎ成功、販売を開始しました。同社ではあらゆるニーズに対応できるように多品種小ロット生産体制を確立しており、LEDの受注金額は平成17年から3年間の平均をとっても年率250%もの伸びを記録しています。

 同社は下請け部品加工が中心だったため、販売については経験が乏しく、販売スタッフもいないため、販路開拓が大きな課題となっていました。そこで(財)鳥取県産業振興機構に販路開拓先の紹介や、メーカーへの同行などの支援を依頼、仏壇、玩具、ロウソクメーカーなどLEDを採用してもらえそうな業界に売り込みました。

 ユーザーから、大手メーカーでは対応が難しい多品種小ロット対応能力がある生産体制が認められ、平成18年度は全売り上げに占めるLEDの売り上げが3分の1に達するようになりました。品質や環境面でもISO9001やISO14001の国際標準規格認証を取得するなど、世界に通用する企業を目指しています。
桜色に輝き幻想的なLEDのツリー

支援内容
 鳥取県産業振興機構は、新色LEDの開発の段階から相談を受け、製品完成後は販路としてロウソクメーカーや仏壇メーカーなどに取引をあっ旋、商談を成立させました。また、平成19年には桜色LEDなど新色LEDの量産体制確立のため、経営革新計画の承認を受けることになり、ブラッシュアップ支援などを行いました。

企業者の声
「完成品メーカーへの脱却を目指した」と言う原田宜明社長
 販路開拓面で産業振興機構の支援を受けたことで、それまでまったく縁がなかった販路を見出すことができました。今も営業拡大に力添えをいただいています。

担当者の声
 桜色やロウソクの炎色LEDといったオリジナル製品を開発し、多品種小ロット生産に対応するなど経営革新が着々と進んでいます。弱みだった販路拡大については、産業振興機構が連携している県外コーディネーターを中心に支援していきます。

企業基本データ
代表 代表取締役 原田 宜明
住所 鳥取県鳥取市津ノ井300-1
電話 0857-51-7700
e-mail hrd@harada-denki.jp
URL http://harada-denki.jp/index.htm
従業員 120名
業種 電機機械器具製造業
主要製品 白色・電球色・桜色・ロウソクの炎色などのLEDランプ