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施策活用企業事例
3次元計測カメラは「メタボ」解決にも活用可能
株式会社スペースビジョン 平成19年
企業概要
 (株)スペースビジョンは、平成16年に大学発ベンチャー企業として設立されました。創業者の佐藤幸男社長は名古屋工業大学電気情報工学科教授として教鞭をとりながら空間コード化法による3次元カメラの研究を行っていました。平成14年に(独)科学技術振興機構の最適成果移転事業に採択されたことから、事業化に向けて開発を進め、世界最小の3次元携帯型の製品化に成功したわけです。これを受け、世界マーケットに3次元カメラシステム関連製品を送り出すべく、スペースビジョンを立ち上げました。

 スペースビジョンは、3次元カメラシステム技術を基本としたさまざまな用途開発を行い世界的な商品を生み出すことを目的としています。スペースビジョンの製品は元々3次元計測システム分野が中心でしたが、その簡便さとコンパクトさから通常のデジタルカメラとよべる領域に達しています。この特徴を活かして、生体計測系にとどまらず、医療、被服、靴、眼鏡などのオーダーメイドのための計測、FA分野では組み立てロボットの目などさまざまな応用が考えられます。現在は3次元カメラシステム技術の特徴を最大限に発揮できる生体計測系応用事業を優先課題にしており、その中でも「メタボリックシンドローム」対応のシステムを優先的に構築中です。

 今後は計測装置としてさらに小型・軽量化を図り、特に「メタボリックシンドローム」などの健康指導への活用がいつでもどこででも行える、移動可能な「携帯型システム」を開発し早急に市場へ投入したいと考えています。
実物を簡単に3次元データにできるカメラ
 
3次元計測システムには「メタボ」解決の切り札にも

支援内容
 スペースビジョンは、愛知県のインキュベーション施設「あいちベンチャーハウス」に入居しており、経営全般にわたっては同施設のインキュベーションマネージャーに支援を受けています。支援センターとしてはインキュベーション施設の支援と重複しない分野に絞り支援を行いました。

 その一つに「事業可能性評価」があり、スペースビジョンは最優秀の「A」評価を受けたため、愛知県から新聞社などに広報され、その存在を広めるなどの支援ができました。また愛知県の次世代市場開拓事業に関しても、(財)あいち産業振興機構の統括マネージャーが運営委員の一員として強力なバックアップをしました。

企業者の声
「有力メーカーも選べた」という佐藤幸男社長
 あいちベンチャーハウスに入居している関係で、(財)あいち産業振興機構のIT担当マネージャーと知り合い、いろいろな面でアドバイスおよび支援を受けることができました。当社はファブレス化を目指しているにもかかわらず、製造メーカーとの付き合いが薄かったため、マネージャーに紹介を受け、生産のための有力な候補企業を選定することができ、量産およびコストダウンが期待できる状態になりました。また新連携などの助成策利用についてもアドバイスを受け、申請準備を行っています。

 

担当者の声
 スペースビジョンは、愛知県が設立したIT企業のインキュベーション施設「あいちベンチャーハウス」で起業し、平成18年8月に愛知県の次世代市場開拓事業に採択、市場開拓の支援を受けました。続いて、平成18年12月には、(財)あいち産業振興機構の「事業可能性評価」で最優秀のA評価の認定を受けるなど、起業当初から愛知県の関連支援機関の連携により的確な支援ができたと思っています。

企業基本データ
代表 代表取締役 佐藤 幸男
住所 愛知県名古屋市中区新栄2-2-24あいちベンチャーハウス 306
電話 052-252-8891
e-mail info@space-vision.jp
URL http://www.space-vision.jp/
従業員 5人
業種 情報機器開発・製造・販売(サービス業)
主要製品 3次元計測カメラおよび関連機器ならびにそのソフトウエアの開発