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施策活用企業事例
半導体・液晶パネル向けチタン製真空容器の製造技術確立にめど
コミヤマエレクトロン株式会社 平成19年
企業概要
 コミヤマエレクトロン(株)は、昭和58年の創業以来、半導体製造装置や液晶パネル製造真空装置、その周辺機器などの設計製造と販売で多くの実績をもつ企業です。富士山麓の緑豊かな自然に恵まれた土地で、明快でなごやかなコミュニティの風土を大切にし、明るく、働きやすい職場環境づくりをモットーにしています。

 創業当初は半導体製造装置用の油圧・空圧ユニットの組み立て・配線加工を行っていましたが、設計から完成組み立てまでの一貫体制を整えるため、計画的にCAD・マシニングセンター・超大型加工機、クリーンルーム・洗浄装置など関連設備への投資を積極的に行いました。その結果として業務範囲は拡大しています。

 同時に、半導体・液晶パネル向け真空関連技術の向上とノウハウの蓄積を図り、徹底した品質管理体制の構築により先端技術への開発に取り組んでいます。新たな事業として、いまだに同業者が進出していないチタン製真空容器の製造技術確立にめどをつけました。耐食性に優れ、金属疲労が少ないなどチタン材の優れた特性を活かしたもので、今後、さまざまな分野に活用していく計画です。
チタンを活用した製品も生まれつつある

支援内容
 平成17年度専門家派遣事業の適用により中小企業診断士・技術士が工場診断を行い、生産管理体制の改善を図りました。その後、新たな事業計画である「チタン製機器製造事業計画」について、平成18年度山梨県中小企業サポートセンター事業である第3回事業可能性評価委員会で「事業の可能性」の評価を受け、事業計画のブラッシュアップを行いました。

 また、(財)やまなし産業支援機構の設備貸与事業を活用して、新鋭設備を導入するとともに、中小企業支援事業である研究開発助成事業に応募、助成金支援が得られたため、切削や溶接が難しいチタン合金についてドライ加工技術や溶接技術確立ための試験研究を行い、半導体製造装置などに使われる真空容器の製造と、これら技術を用いた新規分野への事業展開を目指しています。今後も事業の発展に対応した支援を行う予定です。

企業者の声
「時代を先取りし挑戦」と強調する渡邊明雄社長
 製品開発では、テスト機を製作し検証することが不可欠となりますが、産業支援機構の援助により、スムーズに検証作業が完了しました。

担当者の声
 コミヤマエレクトロンは、工場診断や新たな事業計画について相談に来ました。話し合う中で専門家派遣事業の活用、事業可能性評価委員会での事業計画発表・可能性評価、研究開発助成事業補助金の活用により、短期間に独自の技術確立を図っています。積極的に中小企業支援施策を活用することで事業発展が可能になった事例と言えましょう。

企業基本データ
代表 代表取締役 渡邊 明雄
住所 山梨県南都留郡鳴沢村2278
電話 0555-85-2844
e-mail nishidono@komiyamae.co.jp
URL http://www.komiyamae.co.jp/
従業員 110名
業種 製造業
主要製品 各種真空装置、半導体・液晶製造装置