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施策活用企業事例
伝送速度10倍のネットワーク・プロトコル・プロセッサを開発
ネットクリアスシステムズ株式会社 平成19年
企業概要
 ネットクリアスシステムズ(株)は平成9年の創業時から一貫して通信・ネットワーク技術に関する開発を行っています。平成17年にはベンチャーキャピタルからの出資とNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)からの補助金により、既存製品に比べ10倍以上の伝送スピードをもつ情報家電用ネットワーク・プロトコル・プロセッサを開発しました。

 この半導体は従来の10分の1の消費電力で、従来並みの性能を出すことができるものです。これまでネットワークに接続される機器はパソコンがほとんどでしたが、この半導体によりテレビなど、さまざまな家電製品のネットワーク化が可能になります。

 また、パソコンなどは膨大なデータ量の動画データが伝送されるようになってきたため、安価で低消費電力のネットワーク用半導体が必要になっています。従来の半導体では使用が難しくなっています。こうしたことから同社の新しい半導体は世の中のニーズに対応したものと言えます。
消費電力が10分の1になったネットワーク・プロトコル・プロセッサ
消費電力が10分の1になったネットワーク・プロトコル・プロセッサ

支援内容
 ネットクリアスシステムズから資金調達支援などの要請を受けた(財)神奈川中小企業センターは、平成17年1月から企業間連携事業の一環として短期の支援を開始し、資金調達、販路開拓、提携先コーディネートなどの支援をしました。最先端技術だったことから、NEDOの補助金も斡旋できました。

 さらに、平成17年4月に、産学官連携により事業化を目指すプロジェクトを支援する「かながわコンソーシアム事業」に採択、専門コーディネーターを派遣して、本格的な支援を始めました。支援活動は平成17年度、平成18年度の2年にわたり、助成金獲得支援や大学との連携、外部資金調達先のコーディネートほか、新聞発表のアレンジや雑誌記事の取材アレンジを行いました。

 同社の技術は、映像情報などをパソコン、デジタルカメラ、デジタルテレビ、プリンター、録画装置間を高速無線伝送するための技術であり、神奈川県では世界に発信できる情報家電用の技術として高い評価をしています。

企業者の声
 NEDOからの補助金を受けるにあたって適切なアドバイスをもらうなど、中小企業センターからさまざまなサポートを受けました。また新聞社を紹介してもらい、パブリシティで大きな効果を上げることができました。

担当者の声
 この支援事例はたいへん高度で、しかも世界でも最先端の技術です。神奈川県が高い評価をし、専属コーディネーターを派遣するなどにより、多角的な支援の輪が広がりました。神奈川県には30数人の専門家がコーディネーターとして所属しており、さまざまな角度から継続的な支援を行っています。

企業基本データ
代表 代表取締役 丸山 修孝
住所 神奈川県横浜市中区相生町6-104横浜相生町ビル9階
電話 045-227-8182
e-mail inf@netcleus.co.jp
URL http://www.netcleus.co.jp/
従業員 19名
業種 製造業
主要製品 ネットワークプロセッサ(RAPS)、ワイヤレスLANコア、IPコア

提携に関する情報
戦略的なパートナーシップによる事業提携を希望します。