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施策活用企業事例
『樹脂のコンビニ』目指し社員育成へ自立化塾を活用
株式会社柴田合成 平成19年
企業概要
 (株)柴田合成は1961年、現社長の父・敬一氏により群馬県甘楽町で合成樹脂加工を目的に個人で創業しました。その後、合理化を図るとともに金型部門を設け、1971年に株式会社となっています。受注量の増加に伴い1978年に成形工場を増設。2001年には営業譲受により長野県佐久市に金型工場を設置しました。また、中国の上海、天津に進出を果たし「ISO9001」や「ISO14001」も取得済みです。

 プラスチック用金型製作と射出成形、組立てを手掛け、製品設計から試作、量産までの一貫した生産体制を構築しました。これにより高品質、短納期、低コストを実現しています。設計試作部門では、光造形システムや流動解析システムなどの最新設備を導入しており、「柴田合成に要望をインプットすれば、完成品としてアウトプットしてくれる」と言われるよう『樹脂のコンビニエンス企業』を目標に掲げ、どの工程からでも、どの工程だけでも作業が可能な体制を整えています。

 さらに、2007年4月には、中国天津市に金型新会社を設立しました。国内でも、製品設計部門の拡充などの業務拡大に向け、東京に営業所を開設しました。

 企業理念として、「お客様に満足を提供し続け、未来永劫(えいごう)、会社を発展させる」、「その過程での努力が社員の成長を育み、その結実が社員の幸福につながる」ことを第一に掲げ、社員の育成に注力しており、「日本で、そして中国で樹脂のトータルサプライヤーになる」ためのチャレンジを続けています。
部品1点1点に社員の真心がこもる(組立前)
 
組みあがった製品の品質管理は万全(組立後)

支援内容
 「人材育成は企業にとって重要なキーワード」と考える柴田洋社長に対して、「自社の強み、他社との違い、顧客の自社に対する期待は何か」を学び、21世紀を勝ち抜くチャレンジを応援するセミナーとして(財)群馬県産業支援機構が開設している「チャレンジ!!ぐんま自立化塾」への参加を勧めました。

 自立化塾は、グループディスカッションや事例を交えたケーススタディ型の講義を行っており、自社の課題を見つけ、課題の解決策を学ぶことによって、社員一人一人が経営者と同じ目線で仕事に取り組む意識を高めています。自立化塾での成果をベースに、技術研修など、専門性の高いセミナーを受講させる良いきっかけとなっています。

 自立化塾の受講は柴田合成の新たなチャレンジの力となりました。また、同社の優れた取り組みを当機構発行の情報誌でもPRしましたが、これらの取り組みが波及して同業種の若手経営者等との勉強会へとつながり、チャレンジ精神は業界全体へと広がりを見せています。

企業者の声
 企業経営は、「人、もの、金」が重要な要素と捉え、中でも“人(社員)”が企業を作っていくものと考えています。自立化塾では、企業マネジメントについて大事なポイントを学ぶことができ、たいへん有意義なものとなりました。

 会社の夢の実現に向け、全員体制で歩んでいくためにも、今後も、人材育成に関する支援策の充実をお願いします。

担当者の声
 柴田合成の方針に沿って、効果的に自立化塾を受講していただきました。「自立化同窓会」を開催するなど一過性の研修で終わらせることなく、卒業したあとの情報交換・交流の場をつくっていますが、さらなる広がりにつながるよう今後も支援していきたいと思います。

企業基本データ
代表 代表取締役社長 柴田 洋
住所 群馬県甘楽郡甘楽町小幡270-3
電話 0274-74-2146
e-mail seizou@shibatagousei.co.jp
URL http://www.shibatagousei.co.jp/
従業員 180名
業種 製造業
主要製品 プラスチック成形、金型設計製作